x>0において関数f(x)=xsin(1/x)を考える (1)f'(2)(=1)を求め、x>2のときf’(x)<1を示せ (2)kが自然数のときf'(1/k)=kπ(-1)^(k-1) (3)f’(x)=1となるxを値の大きいものから順にx1、x2、x3、・・・とおく。n≧2である自然数nに対して1/n<xn<1/(n-1)を示せ 解) k=1,2,3、・・・でf(1/k)=0だが、これらの点でf'(1/n),f'(1/(n-1))を考えると、(2)よりn≧2のときこれらの値は一方は負で一方は1より大きい。f’(x)は連続でかつf’’(x)は単調増加or単調減少(説明は略)より中間地の定理から、この間にf'(x)=1となるxがあって、それをxnとすれば1/n<xn<1/(n-1)が示されたとあるのですが
なぜxnとしてよいのでしょうか?x(n-1)かもしれないし、x(n+1)かもしれない、1/nと1/(n-1)の間にはさむものをxnとしてよい理由を教えてください。よろしくお願いします
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No.20239 - 2013/03/02(Sat) 11:58:42
| ☆ Re: / IT | | | > x>0において関数f(x)=xsin(1/x)を考える f(x)=xsin(π/x) ではないですか?
> 中間値の定理から、この間にf'(x)=1となるxがあって、それをxn・・・ 解)の表現は不十分で 「・・・この間にf'(x)=1となるxが「ちょうど一つ」存在するので、それをxn」と言わなければ、いけないと思います。 「(この間で)f’’(x)は単調増加or単調減少」よりこれが言えます。 そうすると xnの定義と(1)より2=x1>x2>x3>x4>…>xn なので 1/1>x2>1/2>x3>1/3>x4>1/4> …>1/(n-1)>xn>1/n と言えます。 ※1/1>x2であること(2>x2≧1でないこと)も、解)では、証明をしてると思いますがどうでしょうか?。
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No.20240 - 2013/03/02(Sat) 14:06:21 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | 失礼しました。f(x)=xsin(π/x) でした。
証明できているのですか? xnの定義と(1)より2=x1>x2>x3>x4>…>xn までは納得できるのですが、1/1>x2>1/2>x3>1/3>x4>1/4> …>1/(n-1)>xn>1/nは解)のどの部分で証明されているのでしょうか?((念のため)グラフより明らかとかいうのはちょっとやめてください)
よろしくおねがいします
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No.20241 - 2013/03/02(Sat) 17:45:00 |
| ☆ Re: / IT | | | まず、1/1>x2であること(2>x2≧1でないこと)を(解)では示してないですか? f’(1)>1,f’(2)=0と(1,2)でf’が単調減少であることからいえます。
メイン部分ですが (1/1,1/2),(1/2,1/3),(1/3,1/4) …(1/(n-1),1/n)の各区間にf’(x)=1となるxがちょうど一つずつある。 ことを中間値の定理とf’(x)の単調性から示しているわけですが、
どの部分の証明(説明)が不十分だと頑固さんはおっしゃっておられるのでしょうか? A「各区間にf’(x)=1となるxがあるとは限らない」 B「ある区間に2つ以上あることを否定できてない」 のABのいずれを頑固さんは主張しておられるのでしょうか? f’(x)=1となるxが各区間にちょうど1つずつあることを「納得」されれば、xnが(1/n,1/(n-1))にあることが分かると思うのですが? 厳密には数学的帰納法によります。そこまでしなくてもいいと思いますがどうでしょうか?
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No.20242 - 2013/03/02(Sat) 18:05:52 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | 回答ありがとうございます
まず、1/1>x2であること(2>x2≧1でないこと)を(解)では示してないですか?f’(1)>1,f’(2)=0と(1,2)でf’が単調減少であることからいえます。 → f'(2)=1です。f’(1)=π>1ですが。(1,2)ありますが(1、0)では?自分の能力不足でどう誤植を訂正したらいいのか分かりません。再度書き直したものをお願いします。
馬鹿な質問なのかもしれませんが f’(x)=1となるxのうち1/n<x<1/(n-1)をみたすxが存在する事を示せ、なら解)でいいと思うのですが、 この問題の場合、1/2<x1<1,1/3<x2<1/2・・・を示せということで、例えば1/2<x2<1では駄目な訳です。1/n<x<1/(n-1)をみたすxがなぜxnだといえるのかが知りたいのです
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No.20243 - 2013/03/02(Sat) 20:00:35 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | No.20244 - 2013/03/02(Sat) 20:01:34 |
| ☆ Re: / IT | | | > → f'(2)=1です。f’(1)=π>1ですが。(1,2)ありますが(1、0)では? f'(2)=1が正しいです。書き間違えました。区間は、(1、2)です。
(訂正後) 「f'(2)=1」かつ「(1、2)でf'(X)は狭義の単調減少」なので、(1、2)でf'(X)>1、 またf’(1)=π>1 よってx2<1 > この問題の場合、1/2<x1<1,1/3<x2<1/2・・・を示せということで、例えば1/2<x2<1では駄目な訳です。1/n<x<1/(n-1)をみたすxがなぜxnだといえるのかが知りたいのです。 1/2<x1<1,1/3<x2<1/2・・・ ではなくて 1/2<x2<1,1/3<x3<1/2・・・ ですよね!
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No.20245 - 2013/03/02(Sat) 20:43:00 |
| ☆ Re: / IT | | | > 1/n<x<1/(n-1)をみたすxがなぜxnだといえるのかが知りたいのです 1/2<x<1/(2-1)をみたすxがちょうど1つ存在する。 「このxはx2である。」 なぜならば、x1=2であり、その次に大きいものがx2であるが、1≦x2 ではないので。
というのは、わかりますか?。納得できないとするとどの部分ですか?
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No.20246 - 2013/03/02(Sat) 21:22:00 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | k=1,2,3、・・・でf(1/k)=0だが、これらの点でf'(1/n),f'(1/(n-1))を考えると、(2)よりn≧2のときこれらの値は一方は負で一方は1より大きい。f’(x)は連続でかつf’’(x)は単調増加or単調減少(説明は略)より中間値の定理から、この間にf'(x)=1となるxがただ1つあるから、具体的なn=2のときである「1/2<x<1/(2-1)をみたすxがちょうど1つ存在する。」は言えますね。
「このxはx2である。」 、1≦x2 ではないので。 の部分が分かりません。 x1=2だからx2≦2は分かりますが
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No.20247 - 2013/03/03(Sun) 13:23:24 |
| ☆ Re: / IT | | | 20245で説明してますけど、不明な点はどこですか? (訂正後)再掲 「f'(2)=1」かつ「(1、2)でf'(X)は狭義の単調減少」なので、(1、2)でf'(X)>1、 またf’(1)=π>1 よってx2<1
※わからなかったら「グラフ」を描いて考えて見てください。『グラフより明らか』なんて言いませんが、「理解を助ける」には、グラフも有効です。調べたことを「視覚化」するのです。
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No.20248 - 2013/03/03(Sun) 13:45:13 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | 「f'(2)=1」かつ「(1、2)でf'(X)は狭義の単調減少」なので、(1、2)でf'(X)>1、 またf’(1)=π>1 よってx2<1 は納得しました。
頭の中を整理すると (1)の結果よりf'(x)=1となるxはx≦2にある。 x=2のときf'(x)=1よりx1=2である。
1<x<2のとき π/2<π/x<π 0<sinπ/x<1よりf''(x)=-π^2/x^3sinπ/x<0 よってf'(x)は単調減少。 よって、f'(x)が単調減少であることとf'(2)=1より 1<x<2の範囲にf'(x)=1となるxは存在しない。 よってx1以外のf’(x)=1となるxはx<1にある。よって1>x2>x3>x4>・・・
不明な点は 1/n<x<1/(n-1)をみたすxがなぜxnだといえるのかです
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No.20255 - 2013/03/03(Sun) 18:44:04 |
| ☆ Re: / 頑固 | | | 20242の記事で厳密には数学的帰納法を使うとありましたが、余力があればそれによる解答を載せてもらえないでしょうか?そこに鍵があるような気がしてきました。
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No.20256 - 2013/03/03(Sun) 19:04:36 |
| ☆ Re: / IT | | | ○任意の2以上の自然数nについて P(n):「1/n<xn<1/(n-1)である」 (証明)数学的帰納法による (?T)n=2のとき P(n)は成立(これは証明済み)
(?U)2以上の自然数kについて 「n=kのとき P(n)は成立」を仮定する 仮定より 1/k<xk<1/(k-1)…?@である 前記のようにf'(x)=1,1/(k+1)<x<1/((k+1)-1)=1/kなるxがちょうど1つ存在する。 数列xnの定義より、x=xm、m>kとなる自然数mが存在する。…?A m=k+1を示す(背理法による) m>k+1と仮定すると xm<x[k+1]…?B ?Bと1/(k+1)<xm より 1/(k+1)<x[k+1]…?C ?@とxnの定義より x[k+1]<xk<1/(k-1)…?D ?Cと?Dより 1/(k+1)<x[k+1]<1/(k-1)…?E (2)より x[k+1]≠1/k…?F ?Eと?Fより 1/(k+1)<x[k+1]<1/k…?G または 1/k<x[k+1]<1/(k-1)…?H ところが ?Gとすると 1/(k+1)<xm<x[k+1]<1/k ?Hとすると 1/k<x[k+1]<xk<1/(k-1) いずれも「f'(x)=1,1/n<x<1/(n-1)なるxがちょうど1つ存在する」ことに反する。 よってm=k+1である。 すなわち、1/(k+1)<x[k+1]<1/((k+1)-1)であり、n=k+1のときP(n)が成立する。 (?V)(?T)、(?U)により 2以上の自然数nについて P(n):「1/n<xn<1/(n-1)である」が示された。
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No.20259 - 2013/03/03(Sun) 20:45:45 |
| ☆ Re: / IT | | | (追伸) 数列x2>x3>…>xnの各項が区間(1/2,1/1),(1/3,1/2),…(1/n,1/(n-1))に順に1つずつあるのですから、数学的帰納法を使わなくても、P(n)は明らかだと思いますが。
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No.20260 - 2013/03/03(Sun) 21:08:11 |
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