3次関数f(x)=x^3+ax^2+bx+c(a,b,cは実数の定数)は,x=αで極大値をとり,x=βで極小値をとる.2点(α,f(α)),(β,f(β))は直線y=-2x+7上にあり,2点(α,f(β)),(β,f(α))は直線y=2x-1上にある. (1)α+βを求めよ (2)a,b,cを求めよ よろしくお願いします
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No.18575 - 2012/09/13(Thu) 00:46:33
| ☆ Re: / ヨッシー | | | 3次関数f(x)=x^3+ax^2+bx+c(a,b,cは実数の定数)は,x=αで極大値をとり,x=βで極小値をとる.2点(α,f(α)),(β,f(β))は直線y=-2x+7上にあり, 2点(α,f(β)),(β,f(α))は直線y=2x-1上にある. (1)α+βを求めよ (2)a,b,cを求めよ
f'(x)=3x^2+2ax+b であり、f'(x)=0 の解が x=α, β です。 解と係数の関係より α+β=-2a/3, αβ=b/3 ・・・(i)
2点(α,f(α)),(β,f(β))は直線y=-2x+7上にあることより α^3+aα^2+bα+c=-2α+7 β^3+aβ^2+bβ+c=-2β+7 辺々足して、 (α^3+β^3)+a(α^2+β^2)+b(α+β)+2c=-2(α+β)+14 ・・・(ii) 上式から下式を引いて (α^3−β^3)+a(α^2−β^2)+b(α−β)=-2(α−β) 両辺α−β(≠0)で割って、 (α^2+αβ+β^2)+a(α+β)+b=-2 ・・・(iii)
2点(α,f(β)),(β,f(α))は直線y=2x-1上にあることより β^3+aβ^2+bβ+c=2α−1 α^3+aα^2+bα+c=2β−1 辺々足して、 (α^3+β^3)+a(α^2+β^2)+b(α+β)+2c=2(α+β)−2 ・・・(iv)
(ii)(iv) より -2(α+β)+14=2(α+β)−2 4(α+β)=16 よって、 α+β=4 ・・・ (1) の答え
(i) より、a=-6
α^2+αβ+β^2=(α+β)^2−αβ=16−b/3 を、(iii) に適用すると、 (16-b/3)−24+b=-2 これより、 b=9
さらに、 α^3+β^3=(α+β)^3−3αβ(α+β)=64−4b=28 α^2+β^2=(α+β)^2−2αβ=16−2b/3=10 を、(ii) に適用すると、 28−60+36+2c=6 c=1
以上より、a=-6, b=9, c=1 ・・・(2)の答え
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No.18576 - 2012/09/13(Thu) 09:48:52 |
| ☆ Re: / 豆 | | | 3次関数の性質が分かっていれば以下の別解も可能かと。
3次関数の点対称性から、2直線の交点は この3次関数の変曲点であり、極大・極小点の中点である。 y=-2x+7とy=2x-1を連立させて、交点が(2,3)なので、 α+β=2・2=4 また、f(x)=(x-2)^3-3p(x-2)+3 と書ける f'(x)=3(x-2)^2-3p f'(α)=3(α-2)^2-3p=0なので、 (α-2)^3=p(α-2) f(α)=-2p(α-2)+3 直線の傾き:(f(α)-f(2))/(2-α)=2p=2 ∴p=1 元の式を展開して、 f(x)=x^3-6x^2+9x+1
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No.18651 - 2012/09/17(Mon) 10:55:23 |
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