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(No Subject) / ktdg
「辺AB上」というとき端点ABはふくみますか?
No.17949 - 2012/07/03(Tue) 01:42:46

Re: / ヨッシー
「線分AB」も同じことですが、概して、「含まない」と
考えて差し支えないですが、含んでも良い場合もあります。

問題によりますが、大抵は、端点を含む含まないが、重要になる
ケースは、あまりないと思います。

不安であれば、解答の最初に
「端点A,Bは含まないものと解釈する」
のようなことを書いておくのも手でしょう。

実際に、こんな問題の場合は?と具体例を出してもらうと
答えやすいと思います。

No.17950 - 2012/07/03(Tue) 06:26:12

Re: / ktdg
ありがとうございます。
ベクトルの問題で疑問に思ったのですが、解決しました。

No.17963 - 2012/07/04(Wed) 15:10:19
期待値 / 口の下
袋Aの中に赤玉としろだまがそれぞれ4つ入っていることと袋Bの中に赤球三つとしろだま二つが入っていることが分かっている。袋Aから3つの玉を取り出した後で、2つの玉を袋Aから取り出すかあるいは2つの玉を袋Bから取り出すかのどちらかを選択できるとする。できるだけ多くの赤球を取り出そうと選択した時、最終的に取り出される赤玉の個数の期待値を求めよ。

式:(1/14)(3+6/5)+(6/14)(2+6/5)+(6/14)(1+6/5)+(1/14)(0+8/5)・・?@
※赤4、白4→赤1白4になる確率は(4/8)(3/7)(2/6)=1/14など
※袋Bから2個取り出したときの赤玉の個数の期待値は(3/5)*2=6/5

とありますが

(1/14)(3+6/5)について言えば1/14は赤4、白4→赤1白4になる確率。3は一回目に取り出した赤の個数。6/5は袋Bから2個取り出したときの赤玉の個数の期待値
というように確率×(個数+期待値)というように次元の違う(物理で言えば単位の違う)もの同士を計算しているのが不可解です)。

式?@で期待値になる理由を教えてください。よろしくお願いします

No.17945 - 2012/07/02(Mon) 20:43:30

Re: 期待値 / ヨッシー
最初に 赤3つをとる確率は、1/14
このときは、Bを選んで、2つ取ります。
白2個を取る確率は、1/10
赤1個白1個を取る確率は、3/5
赤2個を取る確率は、3/10
ここまでで
赤3個の確率 1/14×1/10
赤4個の確率 1/14×3/5
赤5個の確率 1/14×3/10
期待値を計算すると、
3×(1/14×1/10)+4×(1/14×3/5)+5×(1/14×3/10)
=(1/14)×(3×1/10+4×3/5+5×3/10)
ですが、これを、前半の個数と、後半の個数に分けると、
(1/14)×{(3+0)×1/10+(3+1)×3/5+(3+2)×3/10)
=1/14{3×(1/10+3/5+3/10)+(0×1/10+1×3/5+2×3/10)}
=1/14{3+(0×1/10+1×3/5+2×3/10)}
となります。
1/10+3/5+3/10 が 1になるのは自明ですし、
(0×1/10+1×3/5+2×3/10)の部分は、2回目の期待値ですね。

最初に赤2個白1個や、赤1個白2個、白3個の場合も同じです。

No.17946 - 2012/07/02(Mon) 23:15:47

Re: 期待値 / 口の下
回答ありがとうございます

計算結果を整理したらそうなった、という説明ではなく
?@が第一番目の式になる理由を教えてください。
和の期待値=期待値の和ということがたぶん関係してると思います

どうかよろしくお願いします

No.17964 - 2012/07/04(Wed) 21:00:59

Re: 期待値 / ヨッシー
まず
>確率×(個数+期待値)というように次元の違う
>(物理で言えば単位の違う)もの同士を計算している

とありますが、期待値の単位も「個」ですから、次元が違うわけではありません。

期待値が 6/5 ということは、
赤3個白2個の5個が入っている袋から取り出す代わりに
1個の玉のうち3/5 が赤で2/5 が白で出来ている玉が5個入っている
袋から取り出しても、同じです。
そうすると、1回目に赤が3個出て、その後、100%の確率で
赤が6/5個出る、という状況が1/14の確率で起こるので、期待値は
 (1/14)(3+6/5)
となります。

No.17967 - 2012/07/04(Wed) 22:24:53

Re: 期待値 / 口の下
回答ありがとうございます

期待値が 6/5 ということは、
赤3個白2個の5個が入っている袋から2個取り出す代わりに
1個の玉のうち3/5 が赤で2/5 が白で出来ている玉が5個入っている袋から*個取り出しても、同じ。の*は何個ですか?

それから確率×(期待値)とできる理由、どこがどのように和の期待値=期待値の和になっているか等についても触れていただけないでしょうか?

No.17972 - 2012/07/05(Thu) 21:27:38

Re: 期待値 / ヨッシー
*個はもちろん2個です。

(1/14)(3+6/5)+(6/14)(2+6/5)+(6/14)(1+6/5)+(1/14)(0+8/5)
=(1/14×3+6/14×2+6/14×1+1/14×0)+(1/14×6/5+6/14×6/5+6/14×6/5+1/14×8/5)
の最初のカッコが1回目に3個取り出したときの赤の個数の期待値で、
あとのカッコが、2回目に2個取り出したときの赤の個数の期待値です。
期待値の和が、和の期待値(1回目と2回目の個数の和の期待値)になっています。

No.17973 - 2012/07/05(Thu) 23:30:28

Re: 期待値 / 口の下
回答ありがとうございます

赤3個白2個の5個が入っている袋から取り出す代わりに
1個の玉のうち3/5 が赤で2/5 が白で出来ている玉が5個入っている
袋から取り出しても、同じとありますがなぜ同じでよいのですか?最後の式
(1/14×3+6/14×2+6/14×1+1/14×0)+(1/14×6/5+6/14×6/5+6/14×6/5+1/14×8/5)
の左側のかっこは確率×個数で確かに期待値になっていますが、右側のかっこは確率×期待値、つまり確率×(確率×個数)になってしまっており、右側のかっこが不可解です

よろしくおねがいします

No.17975 - 2012/07/07(Sat) 13:45:05

Re: 期待値 / ヨッシー
1/14 の確率である試行を行うチャンスが回ってきて、
そのときに 3/10 の確率で赤玉2個を取るとすると、
赤玉を2個取る確率は 1/14×3/10 ・・・確率×確率
であり、その期待値(の一部分)は、1/14×3/10×2 ・・・確率×確率×個数
であることに不思議はないと思いますが。

期待値は、平均的な個数ですから、個数+期待値 も普通の計算です。
(もちろん、最終的な目的が全体の期待値を求めることだから
意味のある足し算ではあります)

No.17978 - 2012/07/07(Sat) 16:35:13
(No Subject) / まさ
2n
Σ(2k−1)(3k−1)
k=n+1

上の初項がk=n+1で、末項が2nのΣの計算のやり方を教えてください

答えは、(1/2)n(4n+1)(7n−1)です
よろしくお願いします。

No.17937 - 2012/07/01(Sun) 14:34:11

Re: / X
Σの初項がk=1となるように項を足し引きします。

(与式)=Σ[k=1〜2n](2k-1)(3k-1)-Σ[k=1〜n](2k-1)(3k-1)
=…

No.17939 - 2012/07/01(Sun) 15:29:39
微分可能性 / 細野さん
f(x)は連続関数であり全ての実数x、yについて
f(x+y)-f(x-y)=2f(-x)siny・・?@
を満たすものとする
このときf(x)は任意の実数xについて微分可能である事を示せ。

解)?@にy=hを代入して
f(x+h)−f(x−h)=f(−x)sinh
が得られる
f'(x)=lim(h→0)f(x+h)−f(x−h)/2h=・・=f(−x)
よってf(x)は微分可能である(終)

とあるのですが途中f’(x)=
と書いてしまってよいのでしょうか?
f’(x)と書いた時点でf(x)が微分可能ということになってしまうのでは?と疑問に思っています

どなたか教えてください。よろしくお願いします。

No.17936 - 2012/07/01(Sun) 14:20:56

Re: 微分可能性 / X
問題ありません。模範解答の言わんとしているところは

もしf'(x)が存在するのであれば定義により
f'(x)=lim[h→0]〜
であり、条件を用いて計算してみるとこの極限は
存在するのでf'(x)は存在する。

ということです。

No.17940 - 2012/07/01(Sun) 15:36:33

Re: 微分可能性 / 細野さん
問題文が
微分可能かどうか示せ
ではなく
微分可能であると分かっている上でそれを確かめよ
と言っているからということですか?

No.17941 - 2012/07/01(Sun) 18:19:15

Re: 微分可能性 / ヨッシー
問題は、「微分可能かどうか示せ」です。

f'(x) の定義に従って計算したら、確かに存在するので、
微分可能である。という理屈です。

もし、微分可能でなかったら、f'(x) が確定できない
(h→+0 と h→-0 で値が違うなど)ので、f'(x) を計算することに
よって、微分可能かどうかの判別は出来ます。

No.17942 - 2012/07/01(Sun) 18:34:06
連続 / ジンジャーエール
aを含む区間で定義された関数f(x)においてxをaに近づけた時の極限値が関数値f(a)と一致する時、つまり
lim(h→0)f(a+h)=f(a)が成り立つ時f(x)はx=aで連続であると
あるのですがなぜlim(h→0)f(a+h)=f(a)が成り立つ時f(x)はx=aで連続といえるのかが分かりません(イメージできません。)

(lim(x→a)f(x)=f(a)はx=aで左方極限と右方極限が違う例をイメージすればイメージできますが)

わかるかたおしえてください。よろしくお願いします

No.17926 - 2012/06/30(Sat) 20:42:46

Re: 連続 / X
lim[h→0]f(a+h)=f(a)のときf(x)はx=aで連続である
というのは、関数の連続という言葉の定義であって
定理ではありません。

No.17927 - 2012/06/30(Sat) 21:51:04

Re: 連続 / ジンジャーエール
意味不明なのは定義だからだということですね。
しかし定義だからといって意味不明とは限らないです。

今回はlim(h→0)f(a+h)=f(a)の式は意味不明なので

lim(h→0)f(a+h)=f(a)が成り立つ時f(x)はx=aで連続であるというのは丸暗記するしかないということですか?

No.17928 - 2012/06/30(Sat) 23:11:53

Re: 連続 / ast
ネタなら相応のところでやってください。
No.17929 - 2012/06/30(Sat) 23:14:10

Re: 連続 / VV
>意味不明なのは定義だからだということですね。
Xさんは、こんなことを言っておられないと思いますが。

lim(h→0) f(a+h) と lim(x→a) f(x) は似たようなことだと思うのですが?・・・

No.17930 - 2012/07/01(Sun) 00:57:12

Re: 連続 / ジンジャーエール
ねたではないです。今分かりました。ありがとうございました
No.17931 - 2012/07/01(Sun) 01:50:08

Re: 連続 / angel
> ネタなら相応のところでやってください。
astさん、それこそネタですか?
真面目な話として、何らかの確信をもって仰ってるのであれば、その根拠が見える形で表現して頂きたいのですが。

No.17932 - 2012/07/01(Sun) 02:10:56
十分条件 / 炭酸
lim(x→1+0)(√(x^2+ax)+b/2x^2-3x+1)=5/4となるように定数a,bの値を定めよ。ただしa≧−1とする。

解)
lim(x→1+0)(√(x^2+ax)+b/2x^2-3x+1)=5/4・・?@
が成り立つ時
lim(x→1+0)(2x^2-3x+1)=0より
lim(x→1+0)(√(x^2+ax)+b)=0
よってb=−√(1+a)・・?Aとなることが必要である(必要条件)

逆にこのとき
(ア)a=-1の場合b=0で
?@の左辺=lim(x→1+0)√{x(x−1)}/(2x-1)(x-1)=lim(x→1+0)√x/(2x-1)√(x-1)=∞となり条件を満たさない
(イ)a>-1の場合
?@の左辺=・・=(2+a)/2√(1+a)
となるので?@が成り立つためには
(2+a)/2√(1+a)=5/4
a=-3/4,3
?Aよりa=-3/4のときb=-1/2,a=3のときb=−2
よって
(a、b)=(-3/4、-1/2)(3、ー2)(答え)

必要条件十分条件について確認したいです。
?@⇒?Aですから?Aは?@の必要条件というのは分かります。
しかし?A⇒?@はどこで行なっているのでしょうか?

?Aは必要条件に過ぎないから(ア)という不適な場合が合ったことに何の疑問もありません。しかし(イ)は答えを出しただけ(答えを出しっぱなし)。正確に言えば
?Aならば「(ア)または(イ)」
⇔?Aならば(イ)がいえただけで結局

?@⇒「?A⇒(イ)⇒(a、b)=(-3/4、-1/2)(3、ー2)(」ですよね?

どなたか論理に詳しい人よろしくお願いします。

No.17925 - 2012/06/30(Sat) 19:36:51

Re: 十分条件 / angel
その解答では、必要条件も十分条件も問題なく出揃っています。
大事なのは、「何に対する必要/十分条件」なのか、です。
そこを特に意識してみましょう。

・必要条件
 lim[x→1+0](√(x^2+ax)+b/2x^2-3x+1)=5/4・・?@ が成り立つ時、
 この左辺が収束するためには、
 lim[x→1+0](√(x^2+ax)+b)=0 すなわち b=-√(1+a)・・?Aとなることが必要

・十分条件
 ?Aかつa>-1の場合、
 (?@の左辺)=・・=(2+a)/2√(1+a) となるので、
 ?@の左辺は、十分に収束している
 そのため?@が成り立つためには(2+a)/2√(1+a)=5/4…

ということで、解答中では「十分」という文言は使われていませんでしたが、十分条件もちゃんと現れています。
結局「?@の左辺が収束するためには」と考えると、
?Aがその必要条件なのは明らかですが、(イ)の所で極限を計算できている、それは「収束する」を示したことに他ならないので、十分条件になっているのです。

ということで、
 ・b=-√(1+a)は、?@の左辺が収束するための必要条件
 ・b=-√(1+a)かつa>-1は、?@の左辺が収束するための十分条件
  ( a>-1 の代わりに a=-1 では十分条件にならない )
 → ?@の左辺が収束するためには b=-√(1+a)かつa>-1 が必要十分

収束することが分かっちゃえば、あとは極限の値を比較して方程式を解くだけですから。

No.17933 - 2012/07/01(Sun) 02:36:58

Re: 十分条件 / 炭酸
わかりやすい解説本当にありがとうございます。

ところで
 ?Aかつa>-1の場合、
 (?@の左辺)=・・=(2+a)/2√(1+a) となるので、
 ?@の左辺は、十分に収束している・・・※
 そのため『?@が成り立つためには』(2+a)/2√(1+a)=5/4…
について

※の段階で必要十分が言えたのに『』でまた
?@が成り立つ‘ためには’というように必要条件を表す言葉がまた現れているのは何故ですか?

No.17934 - 2012/07/01(Sun) 11:05:27

Re: 十分条件 / angel
> ※の段階で必要十分が言えたのに『』でまた
> ?@が成り立つ‘ためには’というように必要条件を表す言葉がまた現れているのは何故ですか?


今一度、「何に対する必要/十分条件」なのかを注視してください。
あくまで、
 ・収束するために〜が必要
 ・〜であれば十分収束する
であって、必要十分は「収束すること」に対してしか示せていないのです。
ところが問題である?@は、「収束し、なおかつその極限の値が5/4であること」と、2段階分の話が入っており、極限の値についての吟味はこれからです。だから改めて「?@が成り立つためには〜」と仕切り直しているのでしょう。

念のため繰り返しますが、「収束すること」と「その極限の値がある都合の良い値になること」は話が別なのです。
※とはいえ、後者の話をする前に前者を片付けないといけないのですが

なお、(模範)解答例は、あくまでも「こう書いたら正解になる例」に過ぎませんので、誰かが読んで分かりやすい説明文になっている保証は全くありません。
自身で「分かりにくいなあ」と感じたなら、どう言葉を替えれば/補えば分かりやすくなるか、考えてみるのも一興です。
※上の私の説明は、微力ながらそういうのを目指して書いたものです。

No.17935 - 2012/07/01(Sun) 13:00:13

Re: 十分条件 / 炭酸

回答ありがとうございます。
解答の意図を明確にするとこれで合っていますでしょうか?
解)
lim(x→1+0)(√(x^2+ax)+b/2x^2-3x+1)=5/4・・?@
が成り立つ時
lim(x→1+0)(2x^2-3x+1)=0より
lim(x→1+0)(√(x^2+ax)+b)=0
よって?@の左辺が収束するためにはb=−√(1+a)・・?Aとなることが必要である(必要条件)

逆にこのとき
(ア)a=-1の場合b=0で
?@の左辺=lim(x→1+0)√{x(x−1)}/(2x-1)(x-1)=lim(x→1+0)√x/(2x-1)√(x-1)=∞となり条件を満たさない
(イ)a>-1の場合
?@の左辺=・・=(2+a)/2√(1+a)
となるので?@の左辺は十分に収束している

よって?@の左辺が収束する⇔?@の左辺=(2+a)/2√(1+a)
がいえた。

よって
?@が成り立つ(?@の左辺が5/4に収束する)ための必要条件は

(2+a)/2√(1+a)=5/4
a=-3/4,3
これらはa>-1を満たすので十分条件も満たされた
?Aよりa=-3/4のときb=-1/2,a=3のときb=−2
よって
(a、b)=(-3/4、-1/2)(3、ー2)(答え)

No.17938 - 2012/07/01(Sun) 15:14:48

Re: 十分条件 / angel
ここは細かいようで、実は大事なところ。

> よって?@の左辺が収束する⇔?@の左辺=(2+a)/2√(1+a)
がいえた。

ではなく、
> ?@の左辺が収束するためには b=-√(1+a)かつa>-1 が必要十分
( No.17933 の私のコメントより抜粋 )
です。

もちろん、収束する場合には?@の左辺は(2+a)/2√(1+a)にしかならなくて、後でaの方程式をたてる時に重要なのですが、まず「収束するための必要十分条件」を整理するという意味では、 b=-√(1+a)かつa>-1 を先に片付けないといけないのです。

No.17943 - 2012/07/01(Sun) 22:17:15

Re: 十分条件 / 炭酸
ご指摘ありがとうございます!
b=-√(1+a)かつa>-1 を先に片付けないといけないのはなぜですか??@の左辺が収束するためには b=-√(1+a)かつa>-1 が必要十分でもなんとなくよさそうな気もしますがなんだかはっきりしません。
?@の左辺が収束する⇔?@の左辺=(2+a)/2√(1+a)
は誤りなのでしょうか?

また別の疑問ですが
この論理を包含関係で捉えようとしました。
?@の左辺が収束をA,b=-√(1+a)をB、a>-1をCとして
まずA⇒Bが言え「BかつC」⇒Aの二つがいえたことで
A⇔「BかつC」が言える理由が分かりません。

A⇒B⇒BかつC、BかつC⇒Aというなら
Aと「BかつC」は両方向に矢印が行っているので必要十分だとわかりますが

ベン図を描いてみるとどう考えてみてもB⇒「BかつC」にはなりません。「BかつC」⇒Bです。

No.17944 - 2012/07/01(Sun) 23:12:03

Re: 十分条件 / ITVISION
横から失礼します。
angelさんがていねいに回答をしておられると思いますが、追質問への回答がまだのようなので後半部分だけ回答します。
> ?@の左辺が収束をA,b=-√(1+a)をB、a>-1をCとして
> まずA⇒Bが言え「BかつC」⇒Aの二つがいえたことで
> A⇔「BかつC」が言える理由が分かりません。

おっしゃるとおり、
A⇒Bが言え「BかつC」⇒Aの二つがいえたことだけでは
A⇔「BかつC」のうち、A⇒Cはいえません。

元の解答では、明示的とはいえないかも知れませんがA⇒C も言っていることになるのだと思います。

「(ア)a=-1の場合b=0で
?@の左辺=lim(x→1+0)√{x(x−1)}/(2x-1)(x-1)=lim(x→1+0)√x/(2x-1)√(x-1)=∞となり条件を満たさない」
の部分です。

前提条件 a≧−1のもとで
(a=-1 ⇒ 「Aでない」)すなわち(A⇒「a=-1でない」)すなわち(A⇒「a>-1」)すなわち(A⇒C)

下記のように明示した方が分かりやすいかも知れません。
(記述例)
「(ア)a=-1の場合・・・条件を満たさない。」よって「・・ためにはa>-1でなけれなならない。(必要条件)」・・・

ただ、もれなく場合わけしたときは、それぞれの場合ごとに、必要十分条件を求め、それらの和をとれば全体の必要十分条件となると思いますので、元の解答のままでもokだと思います。

No.17947 - 2012/07/03(Tue) 00:16:48

Re: 十分条件 / 炭酸
詳しい解説ありがとうございます。

もれなく場合わけしたときは、それぞれの場合ごとに、必要十分条件を求め、それらの和をとれば全体の必要十分条件となると思いますので、元の解答のままでもok

がよく分からないので具体的に教えていただけないでしょうか?

No.17954 - 2012/07/03(Tue) 18:49:47

Re: 十分条件 / ITVISION
訂正します。
場合分けによるとき、場合分けの各条件について、必要条件であるかどうかを判定することは、適当ではありませんね。
(この問題では、a>-1がたまたま必要条件になりましたが)
次の例を参考にしてください。

No.17956 - 2012/07/03(Tue) 21:09:14

Re: 十分条件 / ITVISION
場合分けと必要条件十分条件について簡単な例で説明します。
|x|+2|2−x|−3 < 0 ・・A を満たす実数xの範囲を求めよ。

絶対値の記号を外すため、xの値によって3つの場合に分ける。
(1)x<0 ・・B1のとき
  −x+2(2−x)−3 < 0
  x>1/3 ・・C1
  このときB1を満たさないので解なし・・D1

(2)0≦x<2・・B2のとき
   x+2(2−x)−3 < 0
   x > 1 ・・C2
   よって 1 < x <2 ・・D2

(3)x≧2・・B3 のとき
   x+2(x−2)−3 < 0
   x < 7/3 ・・C3
   よって 2 ≦ x < 7/3 ・・D3

(1)(2)(3)を合わせて、求める解は、D1またはD2またはD3
1 < x <2, 2 ≦ x < 7/3 すなわち 1 < x < 7/3

集合で表すと D1∪D2∪D3(ただしD1=∅)
(命題とそれを満たす集合を同じ記号で表しています)

?@B1、B2、B3、C1、C2、C3は、それぞれ、Aであるための必要条件ではない。
?AD1、D2、D3は、それぞれ、Aであるための十分条件だが必要条件ではない。
 (この問題の場合D1は常に偽)
?B(B1かつA)⇔(B1かつC1)⇔D1
 (B2かつA)⇔(B2かつC2)⇔D2
 (B3かつA)⇔(B3かつC3)⇔D3
?C A⇔(B1またはB2またはB3)かつA ⇔(B1かつA)または(B2かつA)または(B3かつA)

?B?Cより A⇔(D1またはD2またはD3)

No.17968 - 2012/07/04(Wed) 23:12:39

回答その1 / angel
遅くなりましたが、ご質問頂いた所について。
> b=-√(1+a)かつa>-1 を先に片付けないといけないのはなぜですか?
> ?@の左辺が収束するためには b=-√(1+a)かつa>-1 が必要十分でもなんとなくよさそうな気もしますがなんだかはっきりしません。
> ?@の左辺が収束する⇔?@の左辺=(2+a)/2√(1+a)
> は誤りなのでしょうか?


「?@の左辺が収束する⇔?@の左辺=(2+a)/2√(1+a)」
は、誤りではありません。( 実際に、後の工程で使用しています )
が、そもそもの話として 「lim (式) = 値」の形というのは「lim (式)」が収束するという条件を暗に含んでいます。
だからこそ「収束するための条件」を押さえておかないと、今回の場合 a の値を方程式で求めたとしても、「その a の値で本当に大丈夫か」という疑問を払拭できません。
だから、「b=-√(1+a)かつa>-1」という「収束のための条件」を片付ける方が優先なのです。

少し意地悪な例を挙げます。
 例題:lim[x→1] (x^2+a^2・x+b^2)/(x-1) = 3 を満たす a を全て挙げよ ( a,b は実数とする )
 不正解:
  f(x)=x^2+a^2・x+b^2 と置くとき、f(1)=0
  よって、1+a^2+b^2=0 すなわち b^2=-(a^2+1)
  これにより f(x)=x^2+a^2・x-(a^2+1)=(x-1)(x^2+a^2+1)
  lim[x→1] f(x)/(x-1) = a^2+2
  a^2+2=3 を解いて a=±1
  答え:a=±1

なぜ間違いかは、b の値を計算すれば分かると思います。
今回の問題では a,b 両方の値を求めるため、このような間違いをすることはないと思いますが、収束の条件を先にまとめておかないと、折角導き出した答えの正しさを保証できなくなる、ということです。
※採点としては、合っているけど考慮不足で減点、という扱いになりそう

No.17976 - 2012/07/07(Sat) 16:04:05

回答その2 / angel
続いてこちら
> まずA⇒Bが言え「BかつC」⇒Aの二つがいえたことで
> A⇔「BかつC」が言える理由が分かりません。


ちょっとこれは私の書き方が悪かったのですが、
 A⇒B
 BかつC ⇒ A
 Bかつ(Cでない) ⇒ Aでない
の3条件全て揃ったので、A⇔BかつC が言えたのです。
※a≧-1 という前提があるため、C(a>-1) の否定は a=-1

No.17933 の私の記述を再掲します。3番目の「Aでない」の話についてはカッコの中に書いたつもりでしたが、ちょっとマズい書き方でした。
※「a=-1 では十分条件にならない」ではなく「a=-1では収束しない」が正しい
--
 ・b=-√(1+a)は、?@の左辺が収束するための必要条件
 ・b=-√(1+a)かつa>-1は、?@の左辺が収束するための十分条件
  ( a>-1 の代わりに a=-1 では十分条件にならない )
 → ?@の左辺が収束するためには b=-√(1+a)かつa>-1 が必要十分

No.17977 - 2012/07/07(Sat) 16:14:18

Re: 十分条件 / 炭酸
回答ありがとうございます
A⇒B
 BかつC ⇒ A
 Bかつ(Cでない) ⇒ Aでない
の3条件からどのような思考過程でA⇔BかつC になったのか教えてください

よろしくおねがいします

No.17995 - 2012/07/11(Wed) 21:52:03

Re: 十分条件 / angel
> 3条件からどのような思考過程でA⇔BかつC になったのか教えてください

色々ありますけど…。
身近な事例に置き換えて考えられるのは、割と大事なのではと思います。

大雑把な例として。
・運転免許を取得する(条件A)には、少なくとも学科試験に合格する(条件B)こと。
 ( BはAの必要条件、すなわち A⇒B )
・学科試験に合格し、かつ,実技試験にも合格(条件C)すれば、運転免許が発行される。
 ( BかつC⇒A )
・学科試験に合格していようとも、実技試験に合格しなければ、運転免許は取得できない。
 ( Bかつ(Cでない)⇒Aでない )

さて,この例で「運転免許を取得するための必要十分条件」は? と考えれば、A⇔BかつCと言えることが分かるでしょう。

No.18006 - 2012/07/14(Sat) 02:41:53

他の思考 / angel
> 3条件からどのような思考過程でA⇔BかつC になったのか教えてください

他には、ベン図を描いてみて、どういう状況なら件の3条件を満たすか考えるという手もありますし、機械的に論理上の規則を用いて整理することもできます。次のように。

 ( A⇒B ) and ( B and not C ⇒ not A )
 ⇔ ( A⇒B ) and ( A ⇒ not ( B and not C ) )
  ※対偶 X⇒Y ⇔ not Y⇒not X
 ⇔ ( A⇒B ) and ( A ⇒ not B or C )
  ※ド・モルガン not(X and Y) ⇔ not X or not Y
 ⇔ A⇒( B and ( not B or C ) )
  ※⇒の合成 (X⇒Y)and(X⇒Z) ⇔ X⇒Y and Z
 ⇔ A⇒(B and not B) or (B and C)
  ※分配法則 X and (Y or Z) ⇔ (X and Y)or(X and Z)
 ⇔ A⇒false or (B and C)
  ※無矛盾律 X and not X⇔false
 ⇔ A⇒B and C
  ※orの基本性質 false or X ⇔ X

ということで、B and C⇒A 以外の2条件から A⇒B and C が導かれるため、これらを合わせて A⇔B and Cです。
※往々にして「機械的に」というのは得意な人が少ないのですがね。

No.18007 - 2012/07/14(Sat) 02:59:16

Re: 十分条件 / 炭酸
回答ありがとうございます。
機械的にやるのは現実的じゃないようですね。となると
「A⇒B」かつ
 「BかつC ⇒ A」かつ
 「Bかつ(Cでない) ⇒ Aでない」
⇔「A⇔BかつC 」
を示すにはベン図しかないようですね。ところがABCは等式であったり不等式であったり次元?が違いますよね。となるとベンズのかさなり具合とか分からないのですが。どういう手順でベンズを書いたのか教えてください。よろしくお願いします

No.18009 - 2012/07/14(Sat) 08:56:36
数?V グラフ / 笠
数?Vのグラフ(抽象的ですいません)を書くとき、たいていの問題は2回微分して増減表が4段のやつを書いているんですが、何問かはy'の一回微分しか行いません。またy'を無限に飛ばしたり…その違いは何ですか?
No.17920 - 2012/06/28(Thu) 20:07:08

Re: 数?V グラフ / angel
私が現役の頃の記憶で話しますと…

「グラフを描け」という数IIIの問題であれば、必ず2階の微分係数も計算して、4段の増減表を書いていました。
※増減は斜め直線ではなく、曲線の矢印で書くという、例のアレ
そうしないと、グラフの凹凸までを示したことにならないからです。

加えて、漸近線がある場合はその計算も。無限が絡むのはここらへんでしょうか。

しかし、グラフを描くのが問題の主目的でない場合、よくあるのが解答の中で説明のためのツールとして使用する場合。
もしグラフの凹凸が解答に関係ないのであれば、2階微分も計算しませんし、シンプルな増減表で済まします。

もちろん、典型的な関数のグラフ ( 放物線なりサインカーブなり ) で、表をまとめなくても形が明らかな場合は、思い切り省略しますけどね。

No.17922 - 2012/06/28(Thu) 22:35:59
(No Subject) / はてな
高校3年生です。
次の式のxに対する微分の答えがわかりません。教えてください。

Z = AB^4 / [C^2D^2{Bx-B/(xCD)}^2{A^2+(Cx-1/(Dx)-B^2/(CD(Bx-B/(xCD))))}]

よろしくお願いいたします。

No.17918 - 2012/06/28(Thu) 08:12:08

Re: / ヨッシー
式がややこしくて、誤解があるといけませんので、確認ですが、

で、よろしいですか?

No.17919 - 2012/06/28(Thu) 09:39:59

Re: / はてな
ヨッシー様

ご提示いただいた式で間違いありません。
分かりにくい表記で申し訳ございません。

No.17921 - 2012/06/28(Thu) 20:52:51

Re: / ヨッシー
分母をf(x) つまり、z=AB^4/f(x) とおくと
 dz/dx=−AB^4f'(x)/{f(x)}^2
です。よって、f'(x) を計算することが1つの目標となります。

と置き直して、計算すると

となります。
これをさらにどう簡単にするかは、好み次第でしょう。

No.17923 - 2012/06/29(Fri) 11:52:57

Re: / はてな
御解答ありがとうございます。
分母をf(x)に置き換えることが大切だったのですね。

No.17924 - 2012/06/30(Sat) 00:27:18
線形代数 行列 / さい

a-b+2c+3d-e=0,-2a+5b-7d-2e=-3,3a-b+6c+3d-3e=-10,a-2b+c+4d=2の連立1次方程式を消去法で解け。

お願いします

No.17898 - 2012/06/27(Wed) 01:59:52
線形代数 行列 / さい
a-b-4c-2d=-1,2a+3b+c+d=-5,3a-5b+2c+d=15,4a-2b+3c+4d=1の連立1次方程式を消去法で解け。
No.17897 - 2012/06/27(Wed) 01:15:52

Re: 線形代数 行列 / ヨッシー
こちらに倣って解くことにします。

 a-b-4c-2d=-1 ・・・(1)
 2a+3b+c+d=-5 ・・・(2)
 3a-5b+2c+d=15 ・・・(3)
 4a-2b+3c+4d=1  ・・・(4)
{(2)-(1)×2}÷5, (3)-(1)×3, (4)-(1)×4 を計算
 a-b-4c-2d=-1 ・・・(1)
 b+9c/5+d=-3/5 ・・・(5)
 -2b+14c+7d=18 ・・・(6)
 2b+19c+12d=5  ・・・(7)
{(6)+(5)×2}÷88/5, (7)−(5)×2 を計算
 a-b-4c-2d=-1 ・・・(1)
 b+9c/5+d=-3/5 ・・・(5)
 c+45d/88=21/22 ・・・(8)
 77c/5+10d=31/5  ・・・(9)
(9)-(8)×77/5 を計算
 a-b-4c-2d=-1 ・・・(1)
 b+9c/5+d=-3/5 ・・・(5)
 c+45d/88=21/22 ・・・(8)
 17d/8=-17/2 ・・・(10)
(10) を 17/8 で割って、d=-4
(8) に代入して、c=3
(5) に代入して、b=-2
(1) に代入して、a=1

No.17902 - 2012/06/27(Wed) 09:10:57
体の定義から導く体の性質 / ハオ
体の定義から-(-a)=aを証明したのですが証明が合っているか見て頂けますか。

任意のa∈Kに対し-aが存在してa+(-a)=0を充たす(定義4)を使って
(-a)+{-(-a}=0より
a+(-a)+{-(-a)}=a(この行への式変形が心配です)
0+{-(-a)}=a
{-(-a)}+0=a(和の交換律(定義1)を使った)---?@
体Kの元0が存在して全てのa∈Kに対してa+0=aを充たす(定義3)を使って
{-(-a)}+0=-(-a)---?A
?@?A,また定義3の0の存在、定義4の-aの存在は唯一つであるから(これは証明済みです)
a=-(-a)

No.17891 - 2012/06/25(Mon) 23:28:05

Re: 体の定義から導く体の性質 / angel
> この行への式変形が心配です
そこは説明が不十分だと思います。
 ・a+0=a
 ・0=(-a)+(-(-a))
 → a+( (-a)+(-(-a)) )=a
ということなら分かりますが。

…ちなみに、これでも証明として間違ってはいませんが、一瞬でケリをつけることもできるはずです。

No.17894 - 2012/06/26(Tue) 14:43:31

Re: 体の定義から導く体の性質 / ハオ
angelさん有難うございます。
a+0=aから0=・・・を代入する形でもっていくのですね。
僕は等式の両辺にaを加えるという操作をしてしまいました(これはまだ証明できていませんので使えなかったです)

a,b,c∈R
a=bならばa+c=b+cの証明はたった今実数の性質の一つ[順序]を使ってできました。

証明を綺麗にスタっとまとめるのは難しいですがもう少し考えてみます。
P.S
angelさんが出して下さった類題を解いてみましたのでもし宜しければ丸付けお願い致します。

No.17895 - 2012/06/26(Tue) 15:10:53

Re: 体の定義から導く体の性質 / のぼりん
こんばんは。
横から失礼します。
「定義3」「定義4」というのが何だか分からないので、的外れかも知れませんが、普通の体の公理を前提とすれば、
   a=a+0=a+〔(−a)+{−(−a)}〕={a+(−a)}+{−(−a)}
    =0+{−(−a)}=−(−a)
と、一行(物理的には二行ですが)で証明可能だと思います。

No.17896 - 2012/06/26(Tue) 22:12:37

Re: 体の定義から導く体の性質 / ハオ
>のぼりんさん
なるほどありがとうございます。
「定義4」は任意のa∈Kに対し-aが存在してa+(-a)=0を充たす元-aが存在する
「定義3」は体Kの元0が存在して全てのa∈Kに対してa+0=aを充たす
です。

a=a+0 (定義3を使った)
=a+{(-a)+{-(-a)}} (定義4を使った)
={a+(-a)}+{-(-a)} (和の結合律を使った)
=0+{-(-a)} (定義4を使った)
=-(-a) (定義3を使った)

理解の為に後を追わせてもらいました。
理解はこれであっていますか?

P.S
紫色が3連続すると見づらくなってしまうかもしれませんので
少し色を変えました。

No.17906 - 2012/06/27(Wed) 11:39:09

Re: 体の定義から導く体の性質 / のぼりん
ご賢察のとおりと拝察します。

※ 「定義3」「定義4」と仰る命題は、公理であり定義とは違うので抵抗感がありますが、「定義」の部分は単なる符牒と解して受け入れるしかないのでしょう。

No.17907 - 2012/06/27(Wed) 21:25:30

Re: 体の定義から導く体の性質 / angel
> 僕は等式の両辺にaを加えるという操作をしてしまいました(これはまだ証明できていませんので使えなかったです)

いや、そういうことであれば特に問題はないと思います。
ただし、それについての説明がなかったので「説明が不十分」と指摘してわけで。

> a+0=aから0=・・・を代入する形でもっていくのですね。

この「代入」は、「説明が不十分」な部分を埋めるための一例であって、両辺に等価なものを足す、でも良いです。
※ただ、結合律の適用についても触れておいた方が良いと思います。

No.17908 - 2012/06/27(Wed) 22:18:16

Re: 体の定義から導く体の性質 / angel
> 一瞬でケリをつけることもできるはずです。

これは、のぼりんさんの言う「一行で証明可能」よりももっと「一瞬」です。
ただ、「定義4の-aの存在は唯一つである」という結果を使わないといけなくて、これは定義には直接含まれないので、ちょっと微妙でしたね。

まあ一応、どんな一瞬具合かというと、こんな感じ。
--
 任意のaおよびマイナス元-aに対し、a+(-a)=(-a)+a=0 が成立する。
 よって、aは(-a)のマイナス元である。(マイナス元は唯一つであるため) -(-a)=a

No.17909 - 2012/06/27(Wed) 22:30:25

Re: 体の定義から導く体の性質 / ハオ
>のぼりんさん
有難う御座います。すいません公理と定義誤って使っていました。

>angelさん
度々というかほとんど何度もお世話になって申し訳ないです。
スタッとした証明方法ありがとうございます。ノートに写させて頂きました。

また皆さんにはお世話になると思いますが、その時はどうぞ宜しくお願い致します。
得られた理解や証明は独りよがりのものにならざるをえず(これは僕が悪いのですが)それが怖くてこうして何度も皆さんのお力を借りてしまう結果になります。
節操のない質問量、質問の質には気を付けて参りますので宜しくお願い致します。

No.17917 - 2012/06/28(Thu) 01:15:16
高校数学2Bです / rio
「ある四次方程式がx=1+√3i を解にもつ」から「その四次式はx=1+√3iを移項して2乗した、x^2-2x+4で割り切れる」という説明がありました。なぜ突如x=1+√3iを移項して2乗した式を考えられるのでしょうか。たとえばx=3を解にもつといわれても元の式は(x-3)で割り切れることは因数定理ですぐ言えますが、x^2-6x+9で割り切れるなどとは考えられませんよね。
No.17886 - 2012/06/25(Mon) 18:26:29

Re: 高校数学2Bです / ハオ
後学の為にと勝手ながら僕の考えを書かせて頂きます。
ある4次方程式をP(x)とおくと、それがx=1+√3iを解に持つことから、それと共役なx=1-√3iも解に持つことが分かります。
これより
P(x)=Q(x)(x-1-√3i)(x-1+√3i)と書けて
P(x)=Q(x)(x^2-2x+4)
であるからx^2-2x+4で割り切れる。となります。
質問の
>x=1+√3iを移項して2乗した式を考えられるのでしょうか
に対する答えは解答だから「かっこいい解き方」をしたのではないかと。
僕の様な凡人は堅実に式変形していって「x^2-2x+4で割り切れる」事を確認しました。

No.17887 - 2012/06/25(Mon) 18:45:54

Re: 高校数学2Bです / rio
ありがとうございます。

>ある4次方程式をP(x)とおくと、それがx=1+√3iを解に持つことから、それと共役なx=1-√3iも解に持つことが分かります。

これは高校レベルでも必須の知識なのでしょうか?

No.17888 - 2012/06/25(Mon) 20:49:10

Re: 高校数学2Bです / ハオ
高校レベルでも必須と言っても過言ではないと思います。
実際僕の持っている高校レベルの参考書では普通に用いられています。
証明をお知りになりたいのでしたら『新数学スタンダード演習』(臨時増刊2009-4)のP7からP8に書いてあるので立ち読みして見てください。

No.17889 - 2012/06/25(Mon) 21:09:33

Re: 高校数学2Bです / rio
参考書までありがとうございました。早速確認してみます。
No.17892 - 2012/06/26(Tue) 00:03:41

Re: 高校数学2Bです / 豆
一般的には成立しません。
成立するのは係数が実数のときに限られます。

No.17893 - 2012/06/26(Tue) 09:43:32
円に内接、外接する図形の選び方 / 2
はじめまして、一応過去ログは確認しましたが
同じ質問がないようなので、投稿させていただきます
(同じ質問があった場合はごめんなさい)

円周率πに関して次の不等式が成立することを証明せよ。ただし、数値π=3.141592…を使用して直接比較する解答は0点とする。
3√(6)-3√(2) < π < 24-12√(3)

解答自体は
半径1の円に内接する正24角形の面積、
半径1の円に外接する正12角形の面積を求めて
比較するという事は分かるのですが

この正24角形、正12角形はどこから
やってきたのでしょうか?
手当たり次第に試す以外に方法があるのでしょうか?

自分では、半径1の円に内接するn角形の面積を求めた後、
3√(6)-3√(2)と比較し、nについて解く方法を考えたのですが、
計算機がないと解く事ができないので気になっています


一応、自分でやってみた計算を載せます
内接する図形をn個の三角形に分けて面積を計算します
頂角:a=(2π)/nとすると
(1/2) * [sin(a/2)*1] * [cos(a/2)*1] * 2 * n = n * sin(π/n) * cos(π/n)
((1/2) * [高さ] * [底辺] * 図形2個分 * n個分)   ?凵ゥこの形の三角形で(斜辺が半径)

n*sin(π/n)*cos(π/n)=(n/2)*2sin(π/n)cos(π/n)
加法定理 sin(2α)=2sinαcosα を利用して
(n/2) * sin{(2π)/n}

この式を使い
(n/2) * sin{(2π)/n}=3√(6)-3√(2)
を満たすnがこの問題を解くのに都合のいい図形になるので
この式をnについて解けばいいのですが、これ以上どう変形すればいいか分かりません

これ以外の方法が思いつかず行き詰っているので質問させていただきました
汚い文で用語も間違えているかもしれませんが、どうかよろしくお願い致します

No.17882 - 2012/06/25(Mon) 00:00:19

Re: 円に内接、外接する図形の選び方 / 七
内接する正n角形の面積は
n*(1/2)*1*1*sin(2π/n)です。
外接する正n角形の面積は
n*2*(1/2)*1*tan(2π/2n)=n*1*tan(π/n)です。
これらと円の面積πとを比較すると
n*(1/2)*1*1*sin(2π/n)<π<n*1*tan(π/n)
これと
証明すべき
3√(6)-3√(2) < π < 24-12√(3)
を比較すると

sin(π/12)=sin((π/3)−(π/4))=sin(π/3)cos(π/4)−cos(π/3)sin(π/4)
=(√(3)/2)*(√(2)/2)−(1/2)*(√(2)/2)=(√(6)−√(2))/4

tan(π/12)=tan((π/3)−(π/4))=(tan(π/3)−tan(π/4))/(1+tan(π/3)tan(π/4))
=(√(3)−1)/(1+√(3)*1)=2−√(3)

を記憶していれば
内接の方は正二十四角形,外接の方は正十二角形を使えばよいと気がつきます。

No.17883 - 2012/06/25(Mon) 06:43:20

Re: 円に内接、外接する図形の選び方 / 2
やはり知識として知っておく以外に方法はないみたいですね
考えてみれば、この問題に限った事ではないですし当然ですね

大変分かりやすい回答、ありがとうございました
また機会があれば、よろしくお願い致します

No.17890 - 2012/06/25(Mon) 22:22:59
(No Subject) / あい
この問題の解き方教えてください。
S(n)-S(n-1)=a(n)で解くみたいなのですが
よくわからないです。
よろしくお願いします。

No.17880 - 2012/06/24(Sun) 21:59:16

Re: / ヨッシー
Σの部分は、S[n] とおけるので、
 (2^n)S[n]=(2^n)a[n+1]−2a[n]  ・・・(i)
 {2^(n+1)}S[n+1]={2^(n+1)}a[n+2]−2a[n+1] ・・・(ii)
(ii) の両辺を2で割って、
 (2^n)S[n+1]=(2^n)a[n+2]−a[n+1] ・・・(iii)
(iii)−(i) より
 (2^n)(a[n+2]−2a[n+1])=a[n+1]−2a[n]
b[n]=a[n+1]−2a[n] とおくと、b[1]=0 より、
任意のnに対して、b[n]=0 となり、
 a[n+1]−2a[n]=0
 a[n+1]=2a[n]
より、a[n] は、公比2の等比数列となります。

No.17881 - 2012/06/24(Sun) 22:38:08
掃き出し法 / !
掃き出し法で
x-y+z=4
2x-2y+z=6
-x+y+2z=2
をといていくと
1 -1 0
0 0 -1
0 0 0
という風になりました
解答を見たら
x=2 + t1=2+t
y=0 + t1=t
z=2 + t0=2
という風に書いてありtは任意定数と
書いてありました。
どうやってtでまとめるんですか?
やり方を教えて下さい

No.17879 - 2012/06/24(Sun) 21:00:33

Re: 掃き出し法 / ast
> どうやってtでまとめるんですか?
別に行列などを使わず中学で扱うように加減法でやれば何が起きているかはわかるのではないかと思いますが, 単純に言って変数3つで方程式が(独立なものが)2本しかないので, 変数が1つ残って (今の場合はy) 他の変数xとzがyの式で書ける, という結局何の変哲もない話をごちゃごちゃと説明することになります. その前に少し回り道をしますが, その連立方程式
> をといていくと
> 〜
> という風にな

らないはずです (ある意味では「惜しい」とも言えるかもしれないけれども). 右辺をも考慮しなければ「連立一次方程式を掃出し法で解く」ことはできません.

そもそもの話として, 方程式の左辺の係数行列を A, 変数ベクトルを w = tp(x,y,z) (tpは行列の転置, つまり w は縦ベクトル), 右辺の定ベクトルを a = tp(4,6,2) とすると, 件の方程式は Aw=a という形に書けて, 行基本変形が左から正則行列を掛けることに相当することを利用して式を簡単にするのが掃出し法の原理です. 両辺に同じ操作をやるので, 普通はまとめて (A|a) という行列に基本変形を施します (縦棒 "|" は横に並べていることを明示するためだけのもので, 式としての意味は特にありません). これらの話は問題に取り掛かる時点で十分に踏まえておくべきです.

A が正則なら A の逆行列 B があるので, 基本変形を施せば E を3次単位行列として (E|Ba) という形になるはずで, これが w=Ba の意味であることを理解すれば終わりです. しかし, 正則でない場合は小行列式が0でないような小行列を見つけることから始める必要があります.

そういうわけで件の方程式では, yとzを入れ替える正則行列Pを考え, 係数行列を A' := AP^(-1), 変数ベクトルを w' := Pw にとりかえて, 行列 (A'|a) を変形すると, A'の部分が
(I|b)
(c|0)
の形 (Iは二次単位行列, b, c はある定ベクトル, 普通なら c=(0,0)) に変形されるはずです. そうして両辺の第三成分以外の部分 (I|b)w'=a' はxとzをyの式として表すものになっていることを理解すると初めの疑問への答えとなるでしょう.

まあ要するに今の場合, (独立な2本の方程式を選んでから) y を含む項を定数と見て右辺へ移してしまえば, 残った左辺の係数行列は正則になるので (y は任意の値 t をとりうるものと解釈すれば) 普通に解けるということでしかありませんが.

> やり方を教えて下さい
こういう基本的な部分は, 最終目的が単に計算ができるようになればいいだけの場合であっても, やり方ではなく理屈を押さえるようにした方がよいと思いますよ. 本問のようにもっとも単純な場合とは少し違う変形版が来たときなどに潰しが効くので.

No.17900 - 2012/06/27(Wed) 03:39:15
三角関数の極限 / おれんじ
三角関数の極限の求め方を教えて下さい。
?@lim(x→∞)cos1/x

?Alim(x→-∞)sin1/x

No.17875 - 2012/06/24(Sun) 15:50:50

Re: 三角関数の極限 / X
(1)
t=1/xと置くと
(与式)=lim[t→+0]cost=1

(2)
t=1/xと置くと
(与式)=lim[t→-0]sint=0

No.17876 - 2012/06/24(Sun) 17:09:47

Re: 三角関数の極限 / おれんじ

t=1/xと置くと
なぜ、lim[t→+0]になるんですか?

すいませんよく、分からなくて・・・


No.17877 - 2012/06/24(Sun) 18:32:12

Re: 三角関数の極限 / X
t=1/xにおいて、x>0のときt>0
従ってx→∞のときtはt>0の側から0に近づきます。
(y=1/xのx>0のときのグラフを描いてみましょう。)

No.17878 - 2012/06/24(Sun) 20:57:09
外分点 / Xex
「線分ABをm:nに外分する」と「線分BAをm:nに外分する」はどう違うのでしょうか?
また、「線分ABをm:nに外分する」と「線分BAをn:mに外分する」は同値ですか?

No.17864 - 2012/06/22(Fri) 19:36:41

Re: 外分点 / ヨッシー
1:1に外分するというのはあり得なくて、必ずm,nの
どちらかが大きいのですが、ここでは、m<n とします。
下の図で、ABを m:nに外分したのがPで、BAをm:nに
外分したのがQです。

後半の方は、同値というか、同じ意味です。

No.17865 - 2012/06/22(Fri) 22:29:43
文系高校生 相似が分かりません / souzi
∠Aが直角である△ABCでCA=1 AB=2とする。頂点Aから辺BCに下した垂線の足をA[1]とする。
次にA[1]から辺ABに下した垂線の足をA[2]とする。
このようにして、図のように垂線A[2]A[3]、A[3]A[4]・・・を作っていく。
また、線分AA[1]の長さを2/√5(問1の問題です)とするとき、線分の長さの和A[0]A[1]+A[1]A[2}+・・・+A[n-1]A[n](ただし、A[0]=Aとする)を求めよ。

という問題で解答には
△BCA,△BAA[1],△BA[1]A[2]、△BA[2]A[3]、・・・△BA[n-1]A[n]はすべて相似であり、相似比は1:(2/√5)である。
よって初項2/√5,等比2/√5、項数n個の等比数列の和であるので
2(√5+2){1-(2/√5)^n}・・・(答)
とあるのですが
【△BCA,△BAA[1],△BA[1]A[2]、△BA[2]A[3]、・・・△BA[n-1]A[n]はすべて相似であり、相似比は1:(2/√5)である。】の部分がわかりません。
問1でAA[1]の長さを求めるとき、△BCAと△BAA[1]の相似を利用して
AC=1 BC=√5 BA=2より
CA:AA[1]=BC:BAよりAA[1]=2/√5が求まったので
線分の比から考えて
△BCAと△BAA[1]の相似比は1:(2/√5)というのはわかりますが、
どうしてこの比がその他の相似な図形にも適用できるのかがわかりません。
僕がこの問題を解いたときはとりあえずA[1]A[2]を(1)のときと同様に比を利用して求めたら(2/√5)^2とでたので、
ここでやっと規則性に気付いたのですが、このやり方だとA[2]A[3]が(2/√5)^3になるのか、A[3]A[4]が(2/√5)^4になるのか確信をもてませんよね;
おそらく相似比を利用すれば確信をもって各線分の長さの規則性を利用することができると思うのですが。。。

また、たとえばなんですが、もし1:(2/√5)という相似比が△BA[1]A[2]に利用できるならこの三角形は△BACと相似なので
同じ辺どうしの比でA[0]C:A[1]A[2]=1:A[1]A[2]=1:(2/√5) とできますよね?
ですがこれを解いてもA[1]A[2]は(2/√5)^2とはなりません。
なぜなんでしょうか?
相似が昔っから本当に苦手で困っています・・・誰か分かる方教えてください。お願いします。

No.17856 - 2012/06/22(Fri) 15:24:35

Re: 文系高校生 相似が分かりません / souzi
たとえば図の?@?A?Bがそれぞれ相似になっている図形があるとします。
このとき(?@と?Aの相似比)かつ(?@と?Bの相似比)かつ(?Aと?Bの相似比)は成り立つんでしょうか?
模試成り立つなら解答の【△BCA,△BAA[1],△BA[1]A[2]、△BA[2]A[3]、・・・△BA[n-1]A[n]はすべて相似であり、相似比は1:(2/√5)である。】もわかる気がするんですが・・・
なんだかよくわかりません。
誰か分かる方教えてください。お願いします。

No.17857 - 2012/06/22(Fri) 15:33:35

Re: 文系高校生 相似が分かりません / ヨッシー
例えば、あらゆる正三角形は相似なのですが、どんな大きさの正三角形でも、
辺と中線(△を半分に折ったときの折れ線)の比は、2:√3 ですよね?
また、正方形についても、どんな大きさの正方形でも、辺と対角線の比は、
1:√2 です。

つまり、相似な2つの図形に一定の角度で同じように引いた線分も、
辺との比を保ったままになります。


また、2つ目の記事の図のように、相似な三角形を並べただけでは、
相似比が同じかどうかわわかりません。ただし、下の図のように、
頂点が直線上にあるなら、
 ?@と?Aの相似比=?Aと?Bの相似比
となります。ただし、?@と?Bの相似比はこれらとは違います。
 ?@と?Aの相似比=?Aと?Bの相似比=a:b
なら、
 ?@と?Bの相似比はa^2:b^2
になります。

下の図は、相似比が2:1の三角を3つ並べたもので、
 ?@と?Aの相似比=?Aと?Bの相似比=2:1
 ?@と?Bの相似比=4:1
です。

No.17858 - 2012/06/22(Fri) 16:03:18

Re: 文系高校生 相似が分かりません / souzi
回答ありがとうございます。
補足です。
ということは本問の場合は△ABCの中で三角形が作られているので相似比がわかり、△ABCと△BAA[1]が相似で、この相似比が1:2/√5だから
△ABCと△BAA[1]の相似比=△BAA[1]と△BA[1]A[2]の相似比とすることができるということですよね?
なんていったらいいのかわかりませんが相似な図形が一か所みつかったらその相似な図形に近い方の図形から相似比を考えていくということなんでしょうか?

No.17859 - 2012/06/22(Fri) 17:51:55

Re: 文系高校生 相似が分かりません / souzi
何度もごめんなさい。
【また、2つ目の記事の図のように、相似な三角形を並べただけでは、
相似比が同じかどうかわわかりません。】の部分についてもう少し教えて頂けないでしょうか><
あとちょっとでなにかが掴めそうな気がします・・・(?)

No.17860 - 2012/06/22(Fri) 18:14:40

Re: 文系高校生 相似が分かりません / ヨッシー
最初に、確認しておかないといけないのですが、
「相似比」とは何か、説明出来ますか?
出来る場合は、説明してみて下さい。

No.17861 - 2012/06/22(Fri) 18:41:30

Re: 文系高校生 相似が分かりません / souzi
一方の図形を拡大、あるいは縮小したときの比率・・でしょうか?ごめんなさい。よくわかりません;;
No.17862 - 2012/06/22(Fri) 19:01:06

Re: 文系高校生 相似が分かりません / ヨッシー
三角形に限って言うと、相似な2つの三角形の対応する辺の
比を相似比と言います。
拡大縮小コピーの倍率と理解しても良いでしょう。

No.17859 への回答
>△ABCの中で三角形が作られているので
ではなく、すべて同じ手続き(直角から斜辺に垂線をおろす)で
一回り小さい三角形を作っているので、同じ相似比の三角形が
次々と出来るのです。
△ABCの中でも、でたらめに線を引いたのでは相似になりませんし、
相似比という話も出てきません。

17860 への回答
>相似な三角形を並べただけでは、相似比が同じかどうかわわかりません。
にだけついて言えば、
相似と言っても、相似比は自由に取れるので、?@と?Aの相似比と
?Aと?Bの相似比が同じかどうかわかりません。
ましてや、?@と?Bの相似比が同じとは見るからに言えません。

No.17866 - 2012/06/22(Fri) 22:47:51

Re: 文系高校生 相似が分かりません / ヨッシー
もう一度最初に戻って考えてみます。
△ABCはAC:AB=1:2 で、∠A=90°の直角三角形です。
これに、AからBCに垂線を引き交点をA1 とします。
このとき AC:AA1=1:(2/√5) です。
また、△ABCと△A1BA は相似(3角相等)で、相似比は
AC:AA1=1:(2/√5) です。(1つめの図)

△A1BAはA1A:A1B=1:2 で、∠A1=90°の直角三角形です。
これに、A1からBAに垂線を引き交点をA2 とします。
このとき A1A:A1A2=1:(2/√5) です。
また、△A1BAと△A2BA1 は相似(3角相等)で、相似比は
A1A:A1A2=1:(2/√5) です。(2つめの図)

△ABCと△A2BA1 の相似比は、1:(2/√5)^2 です。

△A2BA1はA2A1:A2B=1:2 で、∠A2=90°の直角三角形です。
これに、A2からBA1に垂線を引き交点をA3 とします。
このとき A2A1:A2A3=1:(2/√5) です。
また、△A2BA1と△A3BA2 は相似(3角相等)で、相似比は
A2A1:A2A3=1:(2/√5) です。(3つめの図)

△ABCと△A3BA2 の相似比は、1:(2/√5)^3
△A1BAと△A3BA2 の相似比は、1:(2/√5)^2 です。

△A3BA2はA3A2:A3B=1:2 で、∠A3=90°の直角三角形です。
これに、A3からBA2に垂線を引き交点をA4 とします。
このとき A3A2:A3A4=1:(2/√5) です。
また、△A3BA2と△A4BA3 は相似(3角相等)で、相似比は
A3A2:A3A4=1:(2/√5) です。(4つめの図)

△ABCと△A4BA3 の相似比は、1:(2/√5)^4
△A1BAと△A4BA3 の相似比は、1:(2/√5)^3
△A2BA1と△A4BA3 の相似比は、1:(2/√5)^2 です。

ここまで理解できたら、この先、直角から斜辺に垂線を引く
ことにより出来る一回り小さい三角形は、その直前まで一番小さかった
三角形と 1:(2/√5) の関係にあることが理解できるでしょう。

No.17867 - 2012/06/22(Fri) 23:10:34

Re: 文系高校生 相似が分かりません / souzi
回答ありがとうございます。
ヨッシーさんのおかげで理解できたのですが最後に一つだけ。
△ABCと△A1BAの相似比、△A1BAと△A2BA1の相似比、・・・と順番に求めていくと相似比が1:(2/√5)となるのでこれ以降も同じように直前の三角形と直後の三角形の関係が相似比1:(2/√5)となるのは予想がつきますが、記述でこの部分を書く場合きちんとした証明のようなものは不要でしょうか?
解答では【△BCA,△BAA[1],△BA[1]A[2]、△BA[2]A[3]、・・・△BA[n-1]A[n]はすべて相似であり、相似比は1:(2/√5)である。】となっていますが、これは上記のような相似比1:(2/√5)の規則性を記述で書いた部分でしょうか?
理解力がないのでなんども質問ごめんなさい。

No.17868 - 2012/06/23(Sat) 00:08:58

Re: 文系高校生 相似が分かりません / ヨッシー
問1で、AA1=2/√5 を求めさせているので、問題の主旨としては、
これで、順々に2/√5 倍の三角形が出来ていくと証明したものと
しているのかと思います。
よって、特に証明は必要ないと思います。

つまり、当たり前のように、
 A2A3 は A1A2 の 2/√5 倍
とか使っても良いです。

おまけ↓

No.17869 - 2012/06/23(Sat) 00:18:15
線型代数入門 / ハオ
線型代数入門を最初から写経しています。
行列について画像にあります「今までの流れ」にあるものだけを知っている、又は利用できるものとしています。
まず、最初の質問なのですが
問1の文にあります「ベクトルの線型変換」は「V^2の線型変換」の間違いなのではないでしょうか?

示す流れとして、
全ての点を原点に関する対称点へ移す変換Tがある行列Aによって引き起こされたとすると、この変換TはV^2の線型変換である。
実際この変換Tは行列A=-E(行列を僕はここで表示できないので、一時的にEが単位行列であることを既知としています)
で書ける。
よって題意の変換はV^2の線型変換を引き起こし、対応する行列は-Eである。
この様な証明で大丈夫でしょうか?

No.17840 - 2012/06/21(Thu) 23:46:01

Re: 線型代数入門 / ast
> の間違いなのでは
おそらく間違いではないでしょう. どういえば伝わるかちょっとわかりませんが, 例えば「点 “に対する” 変換がベクトル “に対する” 変換を引き起こす」というのと「点からなる集合 “の上で定義された” 変換がベクトルからなる集合 “の上で定義される” 変換を引き起こす」というのは同じ意味です. 写像について, 元を主体として述べるか集合を主体として述べるかが違うだけです.

それで, “に対する” も “(集合)の上で定義された” も (特にある程度ラフな文章では) 簡単に “の” と書いてしまって文章の調子をとることがあるわけです. それでも普通は区別がつくと思います.

> 示す流れ
まず, 点の変換が引き起こすベクトルの変換というのがどういう写像なのかを述べ, 問題にいう点の対称移動の引き起こすベクトルの変換写像が線型であることを示すべきです. 線型変換が行列で表されることは証明済みで使ってよいとのことなので, 線型であることを示した時点でそれを表す行列 A の存在がしめされたことになります. あとはその A の成分を計算するだけです.

No.17842 - 2012/06/22(Fri) 00:35:29

Re: 線型代数入門 / ハオ
>写像について, 元を主体として述べるか集合を主体として述べるかが違うだけです.
なるほど分かりました!詳しく教えてください有難う御座います。

問1に対する解答は上記の様な感じで大丈夫でしょうか?「実際〜〜〜」という言葉をここで習ったので実際に利用してみたのですが。

No.17843 - 2012/06/22(Fri) 00:42:39

Re: 線型代数入門 / ハオ
すいません、更新されている事に気付きませんでした。
示す流れとして適切なのはastさんが仰るものだとは理解できました。
間違った証明に粘る様で申し訳ないのですが、僕の証明のどこら辺が論証不十分又は破綻していますでしょうか?
いや、これは反論したい訳ではなく数学科では無いので証明というものをあまり習っておらず又練習してないのですが、個人的に数学科の院に行ってみたいな、という思いがありまして「証明」というものを少しでも習得したいと考えているので、間違った部分を正確に知りたいのです。
もし、面倒ではなかったらご教示願います。

No.17844 - 2012/06/22(Fri) 00:58:17

Re: 線型代数入門 / ast
こちらこそすみません, No.17842は一度投稿した後で後半の質問に答えてないことに気付いたので修正してしまいました.

> 証明のどこら辺が
ここで示すべきことは何かと言えば 「T が線型である (ゆえに行列 A によって表される) こと, 特に A = −E に対して T = T_A であること」であり, ハオさんの「証明」で「実際この変換Tは行列A=-E (が引き起こす)」の部分は, それをちゃんと示すことが問題の趣旨なのではないかという意味で, 結論を使って結論を示しているようなもののようにも読めます.

また略解としてなら「実際 T は A = −E が引き起こす変換 T_A に他ならないから, 問題の主張は明らか」程度で済ませてよい気がしますので, ハオさんの「証明」の第一文と最後の文はあまり意味のある文章とも思えません.

もちろん,「あったとすると」という仮定をして話を始めて, あとからその仮定に対する十分条件を「実際〜とすればよい」という具合に挙げて話の全体を正当化するという構成自体は別におかしいわけではないので「間違った部分」というのは本当はないのかもしれませんが, 少なくとも今の問題の短い証明文では, 無駄に文章構成を複雑にしているだけで無駄が多いのは確かだと思います. 敢えて書くのであれば, 「変換 T がある行列 A から引き起こされることを見ればよい. 実際 A = −E がそうである.」というような感じでしょうか (これもあまり良い文とは言えない気もしますが).

# 所期の, 所与のといった意味合いで「題意」を用いるのは, 受験数学用語として多用されてしまっている感もありますが, 個人的にはあまり良いとは思いません.

No.17845 - 2012/06/22(Fri) 01:51:12

Re: 線型代数入門 / ハオ
有難う御座います。勉強になりました。
astさんの仰った方法で示してみました。どうでしょうか。
恐らく合っているとは思うのですが、少しだけ疑問があります。
証明の最初の
「この変換Tによってx(太字)=(x,y)がy(太字)=(-x,-y)に移される」
ここは証明しなくて大丈夫でしょうか?
全ての点を原点に関する対称点へ移す変換と平面をπ回転させる変換は同値だから・・・・・・等と書く必要はありますか?

No.17854 - 2012/06/22(Fri) 10:28:49

Re: 線型代数入門 / ハオ
続きです。
なんかしつこくてすいません。

No.17855 - 2012/06/22(Fri) 10:29:16

Re: 線型代数入門 / ast
> 証明の最初の〜証明しなくて大丈夫でしょうか?
実際の文脈がどうなっているのかということはありますが, 恐らくは点に対する操作は既知としたうえで, それが線型代数で記述できることを知ろうという文脈だと考えられるので, いきなり使ってしまっていいと思います.

ご提示の証明は概ね問題ないと思います. 敢えて添削するのであれば後半部分で, 示すべき要点は等式
 (−x,−y) = (−1,0; 0,−1)(x,y)
が成り立つことなのであって Tx = (−x,−y) は前半でも使っていて最初から明らかなことなので, Tx から (−x,−y) までの間の式変形が意味を成しません. なので, もとの文章をなるべく活かすならば, 結論の直前の行の = (−x,−y) の部分だけ外した方がよさそうです.

あるいはそこは残して証明中のe_1,e_2に関する部分を全部削ってしまう方がいいのかもしれません. つまり

[i] 仮に (−x,−y) = (−1,0; 0,−1)(x,y) と繋ぐのであれば,
 「〜 T は線型変換である。特に (Tx =) (−x,−y) = (−1,0; 0,−1)(x,y) が成り立つ。したがって対応する〜」
のような文章構成を考えることができます.

[ii] あるいはその本での扱いにもよりますが, Te_1=…, Te_2=… を計算したらすぐに横に並べて T = (−1,0; 0,−1) と結論付けてもよいと思います. これが実際に所期の変換を与えていることを確認する文章として
 「実際, (−1,0; 0,−1)(x,y) = (−x,−y) (= Tx) だから〜」
のような記述をそのあとに続けておくと [i] の文章構成とほぼおなじになりますね.

# 一部の記号, 例えば縦ベクトル等を簡略的に横ベクトルで書いたりしていますがご容赦を.

No.17863 - 2012/06/22(Fri) 19:09:23

Re: 線型代数入門 / angel
ハオさんの解答はやや冗長に見えます。
※ただし、どこまでの前提知識を使って良いのかと、問題を解く目的によって変わってくる所なので、決して悪いと言っているわけではない。

最初に提示された画像を見る限り

 変換Tが線形変換である ≡ 変換Tをある行列で表すことができる …(1)

と、両者が表裏一体であることは前提として良さそうですから、「他人に説明するための解答」としては、

 a. 線形変換であることを示す → 最低限の例を挙げ行列を特定する
 b. 行列で表せる ( 恒等式になる ) ことを示す
  ※自動的に線形変換であることも示されている

のどちらかで良いはずです。
※問題文の書き方では a を期待しているように見える
しかしながら、ハオさんの解答では a,b の要素が全て入っていますから、私の目には冗長に映るわけです。

ただ、この問題を解く目的が、「(1)を実際の計算で体感すること」であれば、イロイロ詰め込むのもアリかと思います。

No.17870 - 2012/06/23(Sat) 10:57:38

2通りの解答例 / angel
上で挙げた a,b ですが、以下のようなものを想定しています。

・a
 線形性の説明 … ハオさんの解答の前半部分の通り
 行列の特定
  変換Tに対応する行列 ( 表現行列 ) をAと置く。
  点(1,0),(0,1)はTによりそれぞれ(-1,0),(0,-1)に変換されるため、
  A・t(1 0)=t(-1 0), A・t(0 1)=t(0 -1)
  よって、A・( t(1 0), t(0 1) ) = ( t(-1 0), t(0 -1) )
  すなわち A・E = A = ( t(-1 0), t(0 -1) )

・b
 Tにより、任意の点(x,y)は(-x,-y)に変換される。
 ところで、A=( t(-1 0), t(0 -1) ) とするとき、
 任意のx,yに対して A・t(x y)=t(-x -y) が成立する。
 ゆえに、T は A を表現行列とする線形変換である。
 ※この問題に限っては、「t(-x -y)=-t(x y)=-E・t(x y) のため A=-Eに対して…」という言い方もできそう

なお、上の表現で ( t(…), t(〜) ) とあるのは、列ベクトル t(…), t(〜) を横に並べて作った行列だと考えてください。
※掲示板上で複数行に渡って行列を書くのがメンドウなため

P.S. 類題として、次のようなものを考えるのも良さそうですね
 n次以下の多項式に対する微分操作をD ( すなわち D(f(x))=f'(x) ) とするとき、Dが線形変換であることを示し、その表現行列を求めよ
 ※nは一般の自然数でも良いですし、n=2 とか値を特定してやっても良いです

No.17871 - 2012/06/23(Sat) 11:20:30

Re: 線型代数入門 / ハオ
>astさん
確かに証明後半のTx(太字)=・・・・・・=(-x,-y)への式変形は既に明らかなので行う必要はありませんでした!
実際に証明を書いている間には気づきませんでした。
僕のあまりにしつこすぎる質問に付き合って頂き本当に有難うございます。
また質問することもあると思いますがその時はどうぞ宜しくお願い致します。

>angelさん
詳細な解説(どこが冗長か等を指摘)して頂いて本当に勉強になりました。
・aの構成を写させて頂きました。
類題まで出して頂いて有難うございます。考えて解答してみます。

No.17872 - 2012/06/23(Sat) 20:12:03

Re: 線型代数入門 / ハオ
考えて解答してみました。
もし宜しければ丸付けお願い致します。

No.17884 - 2012/06/25(Mon) 15:14:57

Re: 線型代数入門 / ハオ
続きです。
No.17885 - 2012/06/25(Mon) 15:15:25

Re: 線型代数入門 / ast
採点はangelさんがして下さるのを期待するとして, その前に2,3確認をしましょう. いろいろごちゃごちゃにみえるので.

[1] 線型写像の行列表示は基底の取り方に依存して決まることを理解していますか? それに関して
[1-i] 2-次以下の実係数多項式全体 (これを V としましょう) はどのような演算によりベクトル空間を成しますか, 特に V の基底を一組挙げてください.
[1-ii] V の任意の元 ax^2+bx+c の1-iで挙げた基底に関する座標は何になりますか. 特に x^2, x, 1 の座標ベクトルはどうなりますか.

[2] 微分 D は V 上の線型変換 (定義域も終域もVであるような写像) と見ていますか? それとも一次以下の多項式全体の成す空間 (W としましょう) に値をとる写像と見ていますか?
[2-i] 前者である場合, 任意の元 ax^2+bx+c の D による像の1-iで挙げた基底に関する座標は何になるかわかりますか?
[2-ii] 後者である場合, W の基底を一組挙げてください. またこの場合, 表現行列が2行3列 (2,3はそれぞれW,Vの次元) になることは既知であるか教えてください.

No.17899 - 2012/06/27(Wed) 02:10:31

Re: 線型代数入門 / ハオ
astさんお力添え有難うございます。
申し訳ない事に何がなんだか分かりません。

これはこちら側の都合なのですが
線型代数を1からやり直そう(時既に遅しなのかもしれませんが)と決め今『線型代数入門』を最初のページから写経しているところです。ページにして23まで進みました。
『線型代数入門』の進み方として、
いきなり一般的な行列を扱うのは大変なので、2次元3次元で話をまず確認しましょう(つまり高校レベルの話)。で、今の僕はそこにいます。

話が戻りますが、具体的にastさんが提示して下さった質問に答えるとなりますと、

>線型写像の行列表示は基底の取り方に依存して決まることを理解していますか?
理解できていません。「基底」がなんなのかまだ学習していませんが、調べた結果「互いに線型独立なベクトルの集合でその線型結合として与えられたベクトル空間の全てのベクトルを表せるもの」と理解しました。
とすると、今僕が扱った事がある基底は単位ベクトルです。
ただ線型独立の意味は「二つのベクトルa,bが平行でないとき、また三つのベクトルa,b,cが同一平面上の矢印で表示されないとき、これらを線型独立である」と学習したので、基底が無数にある事は理解できます。
しかしまだ基底を変えた世界で生きた事はありません。

No.17903 - 2012/06/27(Wed) 11:07:09

Re: 線型代数入門 / ハオ
>[1-i]
すいません。分かりません。
線型(ベクトル)空間がどういった空間なのか知りません。
多項式全体をVとしてVの基底なら分かりそうな気がします。
先程の知識を使って、多項式全体の全てを表せる互いに線型独立なベクトルの集合ですからx^2,x,1でしょうか。

しかしここで疑問なのですが2次元の基底としてはt(0,1)t(1,0)でした。
多項式って何次元なのでしょうか。たとえば多項式f(x)=x^3を考えてると3次元なのでしょうか?でもf(x)=x^3は今まで平面上(2次元)に書いていましたよね・・・。次元ってどうやって定義するのでしょうか。

単位ベクトルを応用して基底はt(x^2,0,0) t(0,x,0) t(0,0,1)でしょうか?とすると2次式の多項式は3次元(基底が3つあるから)なのでしょうか・・・。混乱してきました。
>[1-ii]
先ほど挙げた基底に関する座標は(a,b,c)です。
座標ベクトルはそれぞれt(1,0,0) t(0,1,0) t(0,0,1)です。

No.17904 - 2012/06/27(Wed) 11:22:17

Re: 線型代数入門 / ハオ
>[2]
微分DはV上の線型変換(としたかった)です。
>[2-i]
(0,2a,b)でしょうか。


非常に申し訳ないです。自分があまりに無知であるためにastさんの有意義な質問をとても無駄にしている気がものすごく致します。
自分の今の知識を総動員して返答したのでもし宜しければ見てください。

No.17905 - 2012/06/27(Wed) 11:28:47

Re: 線型代数入門 / angel
> 採点はangelさんがして下さるのを期待するとして
いや、私が採点というのもおこがましいのですが、話を振った以上、コメントさせて頂きます。

まず、計算の結果であるAは私の想定した答えの一つと合致します。
※実は、というか、当然のように、というか。答えは一つではありません。これは答えが複数ある、という意味ではなく、前提によって変化しうる、ということです。

線形性の説明としても、表現にやや問題があると思いますが、概ね合っています。

しかし残念ながら、(解答から読み取れる、ハオさんが無意識に設定したであろう) 暗黙の前提と照らし合わせると、答えとしては間違いになると考えています。

なお、astさんから色々と突っ込まれているのは、私がわざと問題を曖昧にしたせいでもあります。
※多分astさんも気付いていて、それで(助け舟として)突っ込みを入れているのでは…

その「曖昧にした」というのが、何回か挙げている「前提」の所なのですが、一言で言ってしまうと、

 ・多項式f(x)なんてものを、どうやってベクトルとして扱う(扱える)のですか?

という点につきます。
本来であれば、ここを明示するか、もしくは解答者自身に決めさせるよう小問を設問すべきなのです。

No.17910 - 2012/06/27(Wed) 23:09:44

Re: 線型代数入門 / angel
先に「表現にやや問題がある」と言った部分を説明します。
それは,の扱いです。
多項式とベクトルをあたかも等価なものであるかのように書いていますが、ここはマズいです。
例えば、多項式はそのままではベクトルとして扱えないため、=ax^2+bx+c という表現がチグハグになってしまう点もそうですが、もっとマズいのは'というベクトルの微分表現です。
ベクトルの微分が出てくるのは線形代数ではなくてベクトル解析ですよ…、という話はおいても、ベクトルの微分というのは「ベクトル変数の微小差分をスカラー変数の微小差分の逆数倍したベクトルの極限」ですから、非常に誤解を招く表現になってしまいます。
※多項式f(x)が何らかのベクトルに対応するにしても、xという変数によって変化するベクトルではなく、ただ一つの定ベクトルになるにすぎない。

なお、線形性を示す部分の解答例として考えたのは次の通りです。

 多項式f(x),g(x)、実数cに関して、微分の性質より明らかに
  f'(x)+g'(x)=( f(x)+g(x) )'
  cf'(x) = ( cf(x) )'
 が成立する。これは、
  D(f(x))+D(g(x))=D(f(x)+g(x))
  cD(f(x))=D(cf(x))
 が成立することを示す。ゆえにDは線形変換である。

No.17912 - 2012/06/27(Wed) 23:37:15

Re: 線型代数入門 / angel
あ、astさんのコメントも入りましたね。

> しかしなんだか写経する本というか写経を始める箇所を間違えてるのではないかと思い始めています…
いや、多分ですけど、「本を最初から写経」すると多かれ少なかれこうなると思います。
※私にも少なからず経験があります…。おそらくastさんの言う「一旦読み流す」が正しいのだろうとは思うのですが

> # angelさんの意図にどれくらい沿っているかわかりませんが, 私ならたぶんあれに0点を付けるでしょう.
だから、実は私の意図としては、意地の悪い話ですが、「問題を解いてもらう」よりも「悩んでもらう」方が大きかったのです。
※もっとも、分かっていれば悩む間もなく直ぐ解けてしまうでしょうけど。

おそらく、線形代数の教科書の先頭の方には、「どうやれば多項式をベクトルして扱えるか」なんてことは書いていないのです。( 多分、後の方で出てきます )
でも、線形変換は行列で表すことができるという話が出ている。では、線形変換の性質を持つ「微分」というのも行列で表せるはず…?
その時は、どうやって多項式をベクトルとして扱うのか…?
これは大いに悩むネタ ( 逆に言えば発想が広がるネタ ) ではなかろうか、と思ったわけで。

No.17913 - 2012/06/28(Thu) 00:03:33

Re: 線型代数入門 / ast
# おっと, あまりにもまとまりがなかったのと, 入れ違いにangelさんのコメントがあったのとで先の投稿を一旦消したのですが
# angel さんとまたもや入れ違いになってしまいました. すみません.
# しかしangelさんがうまくくみ取って下さったので, 先の投稿内容を復元する必要はなさそうです.

とりあえずあまりごちゃごちゃやるのもアレだと思ったので
以下に確認事項として簡単な一般論を書きました.
従って, これはずっと後になってから読み返すべきレスと理解してください.

----
線型写像が基底の行き先だけで決まるとかいう話を記号的に書くならば, V の基底 {x^2,x,1} に関する変換 D の行列表示が A_D であるというのは

 D((x^2,x,1)*t(a,b,c))=(x^2,x,1)*A_D*t(a,b,c)

が成り立つという意味なので, A_D*t(a,b,c)=t(0,2a,b) を満たす行列 A_D を訊かれていると考えるのがふつうだと思います. 線型性を示すだけなら変に内積の記号っぽく書く必要はなくて D(ax^2+bx+c)=2ax+b, D(dx^2+ex+f)=2dx+e などを考えればいいです.

{(2次式),(1次式),(0次式)} という集合はどれでも V の基底になります. {x^2,x,1} は標準的な基底のひとつです. 標準基底に関する座標を考えれば,
 x^2 <-> t(1,0,0), x <-> t(0,1,0), 1 <-> t(0,0,1)
と対応するということです (別に 1 が t(1,0,0) とかでもいいけど). 多項式それ自身がそのままベクトルなのであって, 多項式を組み合わせた変な数ベクトルっぽいものを考えようとしてはいけない.

もちろん x^2,x,1 の部分をそれぞれ任意の2次式,1次式,0次式で置き換えた別な基底を考えても, それぞれが基本ベクトル (ハオさんの言う単位ベクトル, ですがふつう「単位ベクトル」は長さが1であるような任意のベクトルを指します) に対応します.

なお D: V -> W という写像と見做したときは, 例えば {2x,1} を W の基底として (V の基底は {x^2,x,1} として)
 D((x^2,x,1)*t(a,b,c))=(2x,1)*A_D*t(a,b,c)
で, A_D は2行3列です. 仮に W の基底を延長して W を V に埋め込むなら, おそらくそれが angel さんが「Aとして想定した解答の一つ」と仰った部分に相当するのでしょう. しかし延長して得られる基底というのは {2x,1,0} ではありえません.

No.17914 - 2012/06/28(Thu) 00:11:03

Re: 線型代数入門 / ハオ
astさんangelさんわざわざのお力添え本当に感謝致します。
類題の方ですが僕の中でこの問題を解答する際に手間取ったのが「多項式ってベクトル表記でどうやって書くんだろう、座標上の点Pは原点Oを始点とするベクトル↑OPの成分にほかならないけど、そもそも多項式って何なんだっけ?多項式ってあれ?関数?」と困惑し、取り敢えず多項式をベクトル表記っぽく直すべく(a,b,c) t(x^2,x,1)としてしまいました。

が、これはダメなのですね。
確かにこれはベクトルというものが何か理解できていない証拠です。多項式はベクトルと等価では無いのですね。
今の知識ですと「平面または空間におけるベクトルとは、方向と長さとを合わせた概念である」です。
これで多項式は表せないのですね。

今回習得したものとして「ベクトルって何なのか理解できておらず、正確に利用できなかった」という教訓があります。

astさんの書いてくださった返信は保存させて頂いてまた機会がきましたら読ませて頂きます。その時にはangelさんが出して下さった類題も正解できるまでに理解できたらなと思います。
写経する範囲ですが、一般的なところからスタートし直す事に致します。ご提示ありがとうございました。

No.17915 - 2012/06/28(Thu) 00:58:47

Re: 線型代数入門 / angel
※なるほど、astさんはコメントを練り直されたのですね
※と思ったら、ハオさんのコメントも…

とりあえず、astさんのコメントとの間で混乱してしまうとアレなので、明言しておきますと、私が「前提」といっていたのは「『基底』の決定(or選択)」です。

ただ、模範解答例としては、「基底」という言葉を使わないものを用意していました。

No.17870で挙げたa,bのうちbのような解答なのですが、挙げておきます。行列の中身が ( 場合によってはサイズまで ) 変わりうることが分かるでしょうか。

どこが変わることによってどう変化するのか…、それに注意すれば「基底」というものが感じられるかも知れません。

No.17916 - 2012/06/28(Thu) 01:09:08
平面と垂線 / 90y
四面体OABCがあり、線分OA上の点P,線分BC上の点をQとするとOA⊥PQかつ、PQ⊥BCです
このとき四面体OABQの体積を求めたいのですが(?凾nAQの面積は求まってます)BQが高さ(BQ⊥?凾nAQ)ではないのでしょうか?PQ⊥BCで、PQは?凾nAQ上なので?凾nAQ⊥BQな気がするのですが

No.17839 - 2012/06/21(Thu) 23:13:59

Re: 平面と垂線 / ハオ
この類の問題は僕自身苦手なので後学の為に僕なりの考えを書かせて頂きます。

>PQ⊥BCで、PQは?凾nAQ上なので?凾nAQ⊥BQな気がするのですが

?凾nAQ⊥BQをいう為にはさらに、平面OAQ上のPQと平行ではない直線をとってきて、その直線⊥BQが言える必要があると思います。

No.17841 - 2012/06/22(Fri) 00:22:42

Re: 平面と垂線 / ヨッシー
BC⊥PQを保ちながら、BCを回転させてみました。

No.17850 - 2012/06/22(Fri) 09:41:24

Re: 平面と垂線 / 90y
Oは原点、A(4,0,0)、B(1,4,−1),C(3,1,2)、Q(1/6)(16,9,9)、AP:PO=1:2なのですが、どうやったら四面体ABQの体積が求められますか?高さが分からないのですが・・。
No.17873 - 2012/06/23(Sat) 21:20:56

Re: 平面と垂線 / ヨッシー
手順としてはこうです。
△OAQを含む平面の法線ベクトルを求める。
その法線ベクトルと、QBとのなす角θを求める
 QB|cosθ|
が、求める高さになります。

No.17874 - 2012/06/23(Sat) 22:57:13
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