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おりがみ / 油
一辺の長さが1である正方形の紙を2本の対角線の交点を通る直線で折る。このとき紙が重なる部分の面積の最小値を求めよ。
解)一辺の長さが1の正方形をABCD、その対角線の交点をO、ABの中点をMとするとき、『対称性』より、Oを通り、線分AMと共有点を持つ直線lで折るとしてよい。

質問1、この『』の対称性は何と何が対称なのですか?どういう意味で使われているのか分かりません

続き)
このときlとABの交点をE、A,Dのlに関する対称店をA'、D'、∠MOE=θ(0≦θ≦π/4)とし紙が重なる部分の面積をSとする。0≦θ≦π/4のときABとA'D'は交点をもつから、それをFとすると、《対称性》よりSは?儖EFの面積の4倍に等しい

質問2、《 》の対称性は何と何が対称なのか、またどうやって気づけばよいのか教えてください

質問3
求める面積は同じ?凾ェ4つ分とのことですが、なぜBがD'A'の内側でなく外側にあるのか、や、なぜD'がCBの内側でなく外側にあるのか、など重なる部分の面積の形も納得できてないです

多いですがどなたかよろしくお願いします

No.16921 - 2012/02/13(Mon) 03:47:39

Re: おりがみ / ヨッシー
まず1つ目。
図の点線の折れ線で折った場合も、実線の折れ線で折った場合と
重なる部分の面積は同じ、と言うことです。
厳密に言うと、線分BCと交わる折れ線は、「90°回転すると、AB
と交わる折れ線と一致する」という移動ですが、ひっくるめて
「対称性」と言っています。

No.16922 - 2012/02/13(Mon) 06:41:40

Re: おりがみ / ヨッシー
2つ目。
図の4色の三角形が合同だと言うことを言いたいわけですが、
正確な図を描いて、よく見るしかないですね。
特に、△A’EFと合同な三角を見つけることです。

3つ目。
OD=OD’であり、この長さは、OからBC上の(BとCを除く)
どの点までの距離よりも長いので、D’はBCの外に来ます。
Bについても同様です。

No.16923 - 2012/02/13(Mon) 07:04:22

Re: おりがみ / 油
回答有難うございます

二つ目の質問についてですが
対称性を裏付ける証拠(根拠)はないのでしょうか?
見た目だけで判断するのは危険な気がして..

No.16925 - 2012/02/13(Mon) 18:01:35

Re: おりがみ / ヨッシー
少し見方を変えて、折り曲げた部分と、同じパーツを
くっつけると、正方形になります。
2つの正方形は、中心O(対角線の交点)が同じ位置にあるので、
両者は、Oを中心に回転した関係にあると言えます。

すると、頂点あたりに出来る小さい三角形もすべて合同であると
気付きます。

No.16926 - 2012/02/13(Mon) 21:36:59

Re: おりがみ / 油
回答ありがとうございます

図までつけてもらっておいて申し訳ないのですが
「頂点あたりに出来る小さい三角形もすべて合同である」理由が分かりません。(相似だということは幾何的に分かるのですが)

幾何的(図形的)に赤、緑、黄色、青の4つの?凾ェ全て合同であると示す方法があれば教えてください

No.16930 - 2012/02/13(Mon) 22:47:16

Re: おりがみ / ヨッシー
回転したものに置き換えることが出来ると言うことは理解していただいたとして、
また、小さい三角形は相似であることまでは自明であるとします。

正方形ABCDがO(対角線の交点)を中心に回転して、
正方形EFGHになったとします。
図のようにJからZとします。
J、L、N、Q、S、U、W、Y は、辺と辺の交点。
その他は、辺の中点です。(詳細は省略)

直角三角形の合同条件(斜辺と他の1辺相等)より、
△OMN≡△OPN
△ORS≡△OTS
△OVW≡△OXW
△OZJ≡△OKJ
さらに、
∠ONM=∠ONP=(180°−∠ANQ)÷2
∠OSR=∠OST=(180°−∠HSQ)÷2
∠OWV=∠OWX=(180°−∠GWU)÷2
∠OJZ=∠OJK=(180°−∠FJY)÷2
および ∠ANQ=∠HSQ=∠GWU=∠FJY より
∠ONM=∠ONP=∠OSR=∠OST=∠OWV=∠OWX=∠OJZ=∠OJK
となり、
△OMN≡△OPN≡△ORS≡△OTS≡△OVW≡△OXW≡△OZJ≡△OKJ

同様に、
△OKL≡△OML≡△OPQ≡△ORQ≡△OTU≡△OVU≡△OXY≡△OZY

以上より、
△OJL≡△ONL≡△ONQ≡△OSQ≡△OSU≡△OWU≡△OWY≡△OJY
が言えます。

No.16934 - 2012/02/13(Mon) 23:52:18

Re: おりがみ / 油
納得しました、ありがとうございます!
No.16959 - 2012/02/16(Thu) 10:11:06
(No Subject) / 苦学生
はじめまして、自分自身は大学生なのですが、現在滋賀医科大を受験する学生の家庭教師をしています。
今回お尋ねしたいのは、「ある入試問題のより容易な(大学入試レベルの)別解」です。

先日「赤本の解説がわからない」と、滋賀医科大の過去問(2011,大問4)の質問を受けました。問題自体はハンドルネーム横のリンク先または、http://s3.gazo.cc/up/s3_4911.png にてご確認ください。

お手元にもし解説があれば見ていただきたいのですが、おそらく滋賀医大の赤本を持っている方が少ないと思いますので、該当箇所の赤本の解説ページもpdfファイル(4.0MB)にてアップロードしました。
http://www5.puny.jp/uploader/download/1329053199.pdf
ダウンロード時のpasswordは「0212」です。(著作権等の問題もあると思いますので、質問の解決後消去いたします。)

上に挙げた赤本では(2)(3)の解説が正直、高校で習う範囲を逸脱しすぎている、というのが印象です。
(2)では高校では範囲外の「コーシーの平均値の定理」を、(3)ではいかにも大学内容を無理に高校範囲に押し込めたような記述が目立ちまったく実践的ではありません。単科医科大は数学がややこしい、といっても答えを掲載する赤本がこれでは、この問題は解けなくてもいい、と言っているようでどうも不可解です。
聖文新社発行「数学入試問題シリーズ」においても大差ない状態でした。

(2)(3)のうち、(2)については(1)を利用した別解を考えました。これなら十分に誘導を活用できていると思うのですが、以下に記しますので、問題点あればご指摘いただけないでしょうか。
-----------------
(1)
g(x)=f'(x)e^(-x) とおいてg'(x)<0 を確かめればよい。

(2)
(1)より、a<x<b に対して、g(b)<g(x)<g(a) が成り立つので、
 f'(b)e^(-b) < f'(x)e^(-x) < f'(a)e^(-a)
各辺にe^xかけて、
 f'(b)e^(-b)e^x < f'(x) < f'(a)e^(-a)e^x
各辺を区間[a,b]で定積分して、
 f'(b)e^(-b)(e^b-e^a) < f(b)-f(a) < f'(a)e^(-a)(e^b-e^a)
各辺をe^b-e^a (>0) で割って、求める不等式を得る。■
-----------------

(2)については上記解法を思いついたのですが、(3)については(1)(2)を誘導として活用した解法が思いつきません。(3)について、大学入試範囲で違和感の無い解法をご教授していただけないでしょうか。

長々と失礼しました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

No.16919 - 2012/02/12(Sun) 23:18:26

Re: / angel
(2)については、苦学生さんの解答で問題ないように思います。
こちらの方が分かりやすくて良いのではないでしょうか。

(3)については、書き方の問題はあるにしても、本質的に赤本にある話以上のことはできないと思います。
なぜなら、x→-∞の極限を持ち出さざるを得ないからです。

どういうことかというと、例えば f'(x)>f''(x) を満たす f'(x) が見つかったとしましょう。これを g(x) とします。
また、G'(x)=g(x) というG(x)も用意したとします。

そうすると、f(x)=∫g(t)dt=G(x)+C と表せることが分かりますが、問題の条件 f(x)>0 を満たすCも考えるのが厄介なのです。
つまり、まず lim[x→-∞]G(x)=-∞だと f(x)>0 を常には満たさず不適、lim[x→-∞]G(x) が収束したとしても、C<-lim[x→-∞]G(x) だとやっぱり不適。

ということで、x→-∞の話にはどうしても触れざるを得なくて、あまり他の良い方法が見つからないのです。
なお、f'(x)>0 を考える時には、似たような話で x→+∞ のことを持ち出すことになります。

No.16933 - 2012/02/13(Mon) 23:47:05

Re: / akashiya
(2)
曲線;x=e^t , y=f(t) と すると  dy/dx=f'(t)/e^t
[傾き]=f(b)-f(a)/(e^b-e^a) の接線が引けて
f(b)-f(a)/(e^b-e^a)=f'(ξ)/e^ξ
又は、
f(b)-f(a)/(e^b-e^a)=f(logB)-f(logA)/(B-A) に 平均値

(3)
f'(a)/e^a>-f(a)/(e^b-e^a)
両辺に lim[b→∞] を付けると
f'(a)≧0
f'(a)=0 とすると、仮定より  f''(a)<f'(a)=0
一方、f'(x)≧f'(a) だからf'の極値になって、  f''(a)=0

No.16940 - 2012/02/14(Tue) 15:10:21

Re: / 苦学生
angelさん、akashiyaさん、ありがとうございました。
問題の性質上、(3)は極限操作が必要なことが分かりました。

ありがとうございました。

No.16949 - 2012/02/15(Wed) 19:56:02
高2 / 山口
問題
 正四面体OABCにおいて、辺OAを1:2に内分する点をD、辺OCの中点をE、辺BCを3:1に内分する点をFとし、辺AB上に点Gをとると、線分DF、EGは点Hで交わる。vec{OA}=vec{a}、vec{OB}={b}、vec{OC}=vec{c}とおくとき、次の問いに答えなさい。

(1) vec{ED}、vec{EF}をそれぞれvec{a}、vec{b}、vec{c}で表せ。
(2) AG:GEを求めよ。
(3) 直線OHと平面ABCの交点をIとし、四面体OIAB、OIBC、OICAの体積をそれぞれV1、V2、V3とおくとき、V1:V2:V3を求めよ。

(1)は
vec{ED}=1/3vec{a}-1/2vec{c}
vec{EF}=1/4vec{b}+1/4vec{c}

(2)からわかりません^^;

No.16910 - 2012/02/12(Sun) 01:04:05

Re: 高2 / ヨッシー
基本事項
 直線AB上の任意の点をGとすると
  OG=s+t (s+t=1)
   または
  OG=(i-t)+t
 △ABCと同一平面上の任意の点をKとすると
  OK=s+t+u (s+t+u=1)
 と書けます。

(2) は AG:GB ですよね?
(2)解法1
 AG:GB=s:(1−s)
 DH:HF=t:(1−t)
 EH:HG=u:(1−u)
とします。これらより、
 OG=(1-s)+s ・・・(1)
 OH=(1-t)OD+tOF ・・・(2)
 OH=(1-u)OE+uOG ・・・(3)
(3) に (1) を代入して、 のみの式にすると、
 OH=(1-t)/3+t/4+3t/4
 OH=(1-s)u+su+(1-u)/2
となります。は互いに独立なので、係数比較して、
 (1-t)/3=(1-s)u
 t/4=su
 3t/4=(1-u)/2
これらを解いて、
 s=2/5, t=8/17, u=5/17
となり、AG:GB=2:3 となります。

(2)解法2
3点D,E,Fを通る平面上の点をKとすると、
 OK=sOD+tOE+uOF (s+t+u=1)
と書けるので、
 OK=s/3+t/2+u(+3)/4
  =s/3+u/4+(t/2+3u/4)
これが、AB上にあるためには、
 s/3+u/4=1
 t/2+3u/4=0
これと、s+t+u=1 とを合わせて解くと、
 s=9/5, t=-12/5, u=8/5
このとき、KはGと重なり
 OK=(3/5)+(2/5)
であるので、AG:GB=2:3

(3)
高さは一定なので、V1:V2:V3=△IAB:△IBC:△ICA となります。
△OGC を考えると、点E,Hもこの三角形上にあるので、点Iもこの三角形上にあります。
つまり、点Iは、線分GC上にあります。
同様に、点Iは線分AF上にあり、△ABC上の点Iの位置は図のようになります。
図より、
 △IAC:△IBC=AG:GB=2:3
 △IAC:△IAB=CF:FB=1:2=2:4
よって、
 V1:V2:V3=△IAB:△IBC:△ICA=4:3:2

No.16913 - 2012/02/12(Sun) 10:09:56
高2 関数の連続性 / れいひゃー
連続質問ごめんなさい;



数列{a[n]}は a[1]=2、a[n+1]=1+√(1+a[n]) を満たすとする

(1)0<a[n]<3 を示せ

(2)3-a[n]≦(1/3)^(n-1) (3-a[1]) を示せ

(3)lim[n→∞]a[n]=3 を示せ


です
(1)は何とかとけましたがそれ以降が全くわかりません
説明お願いします!

No.16907 - 2012/02/11(Sat) 23:31:45

Re: 高2 関数の連続性 / X
a[n+1]=1+√(1+a[n])
より
3-a[n+1]=3-{1+√(1+a[n])}
3-a[n+1]=2-√(1+a[n])
3-a[n+1]={4-(1+a[n])}/{2+√(1+a[n])}
3-a[n+1]=(3-a[n])/{2+√(1+a[n])}
∴(1)の結果から
3-a[n+1]<(3-a[n])/{2+√(1+0)}
3-a[n+1]<(1/3)(3-a[n])
よって
3-a[n]<(1/3)(3-a[n-1])<…<{(1/3)^(n-1)}(3-a[1])
n=1のときを考慮に入れて
3-a[n]≦{(1/3)^(n-1)}(3-a[1])
(3)
(2)の結果により、はさみうちの原理を使います。

No.16914 - 2012/02/12(Sun) 11:48:05
高2 関数の連続性 / れいひゃー
f(x)=lim[x→∞](x^(2n+2)+ax^(2n+1)+bn)/(x^2n+1) が全てのxについて連続であるように定数a,bの値を求めよ


という問題の類題で、
ア、lxl<1 のとき
イ、lxl>1 のとき
ウ、x=1 のとき
エ、x=−1 のとき
と四つに場合分けしろと参考書の方には書いているのですが、

>イ、lxl>1 のとき

の、絶対値はどうしてついているのですか?
教えて下さいお願いします

No.16904 - 2012/02/11(Sat) 16:20:23

Re: 高2 関数の連続性 / シャロン
「x>1」では、他のアウエとあわせても実数全体を網羅できていない(x<-1の部分がカバーできない)ことになるから。
No.16905 - 2012/02/11(Sat) 20:14:29

Re: 高2 関数の連続性 / れいひゃー
なるほど!

でも、1個思ったので質問させていただきます;



数列{r^n}のとき、
r>1のとき lim[n→∞]r^n=∞
r≦−1のとき lim[n→∞]r^nは振動(極限なし)

とありますよね?
lxl>1 のときって、x>1、x<−1 であるのに、
lim[n→∞]x^n=∞
って参考書はなっているのは何なんでしょう?

わかりにくくてすみません;

No.16906 - 2012/02/11(Sat) 23:26:43

Re: 高2 関数の連続性 / シャロン
|x|>1で
> lim[n→∞]x^n=∞
は誤りです。

参考書の記述は
lim[n→∞]x^(2n)=∞
あるいは同じですが
lim[n→∞](x^2)^n=∞
ではないですか?

No.16912 - 2012/02/12(Sun) 07:45:13

Re: 高2 関数の連続性 / れいひゃー
一週間も遅れてすみません;


参考書は
lim[n→∞]x^(2n)=∞
と書いてありました
見間違えでしたすみません;

|x|>1で
> lim[n→∞]x^n=∞

>lim[n→∞]x^(2n)=∞
はちがうのですか?
n乗が2n乗になっても大差ないと思うのですが…

No.16971 - 2012/02/19(Sun) 14:21:07

Re: 高2 関数の連続性 / ヨッシー
|x|>1 ということは、-2 も、これに当てはまりますね。
では、−2 を
2乗します。
3乗します。
4乗します。
 ・・・・
で、(プラスの)∞に飛びますか?

−2を
2乗します。
4乗します。
6乗します。
こちらは∞に飛びますね。

No.16974 - 2012/02/19(Sun) 17:10:00

Re: 高2 関数の連続性 / れいひゃー
なるほど!
lim[n→∞]x^n=∞
では確かに∞に飛びませんね…

ありがとうございます!
融けました^^

No.17023 - 2012/02/21(Tue) 19:13:59
n=1 / 背中の傷
数列{a(n)}がa1=2,a(n+1)=(a(n)+2)/(a(n)+1)(n=1,2・・)
で定められる時a(n)>1を示せ
解答を作ったので間違いが無いか見てもらえたら幸いです
nの範囲が少し不安です。

(証明)
a1=2,a(n+1)=(a(n)+2)/(a(n)+1)より
帰納的にa(n)>0・・?@
a(n+1)-1=(a(n)+2)/(a(n)+1)-1(n=1,2,・・)
=1/(a(n)+1)(n=1,2,・・)>0(?@より)

∴a(n+1)>1(n=1,2・・)
これはa2>1,a3>1,a4>1,・・a(n)>1,a(n+1)>1
を意味する

さらにa1=2>1より
a(n)>1(n=1,2・・)(証明終)

数学的帰納法による解法は手元にあるので紹介なさらずとも結構です。

よろしくお願いします。

No.16899 - 2012/02/11(Sat) 05:21:55

Re: n=1 / angel
特に間違いはないです。
ただ、
> 帰納的にa(n)>0・・?@
はちょっと避けた方が良いかなあ、と思います。説明が不十分と見られる可能性はあります。

> 数学的帰納法による解法は手元にあるので紹介なさらずとも結構です。
多分、手元にあるのは、
 a(1)>1, a(k)>1⇒a(k+1)>1
を示す帰納法だと思うのですが、背中の傷さんの解答も立派に帰納法ですよ。「帰納的に a(n)>0」と書いているではないですか。

ただ、最初に書いたとおり、説明が不十分と取られる可能性もあるので、ちゃんと帰納法の形を取った方が良いです。
なにも、(i)n=1の時、(ii)n=kが成立した場合にn=k+1の時…なんて堅苦しく書かなくても良くて、

 数学的帰納法により a(n)>0 である。
 実際、問題の前提により a(1)=2>0、また a(k)>0 であれば、明らかに a(k+1)=(a(k)+2)/(a(k)+1)>0 が成立するからである。

とサラリと書く位でも十分なので。
※ちゃんと、n=1の時成立と n=kの時成立⇒n=k+1の時も成立の2箇所を押さえているので。

No.16900 - 2012/02/11(Sat) 12:49:15
方程式 / 蛹
放物線y=x^2上に点Pをとる。点Pを通るC:y=x^2の法線が丁度二本存在するような点Pの座標を全て求めよ。

ベクトルOA=(t,t^2-1)より
Aにおける接線ベクトルはd/dtベクトルOA=(1,2t)
よって法線l:1・(x-t)+2t(y-(t^2-1)}=0
x+2ty+t-2t^3=0

lがP(u,u^2)を通る時
u+2tu+t-2t^3=0・・?@
を満たす実数tが丁度二つ存在すればよい
?@⇔2t^3-(2u^2+1)t-u=0
⇔(t+u)(2t^2-2ut-1)=0

2t^2-2ut-1=g(t)の判別式/4=u^2+2>0より
g(t)=0は異なる二つの実数解を持ち、重解ということはない。
1)t+u=0かつ2t^2-2ut-1=0のとき
t=-uを代入して2u^2+2u^2-1=0⇔u=±1/2

2)t+u=0かつ2t^2-2ut-1≠0のとき
?@をみたすtはt=−uの1つしかないので不適

3)t+u≠0かつ2t^2-2ut-1=0のとき
2t^2-2ut-1=g(t)の判別式/4=u^2+2>0より
確かに?@は相異2実解をもち、題意を満たす
このときu= ?

ここまで自分流に解答を作りましたが、この先が分からないのでどなたか分かる方教えてください。
よろしくお願いします

No.16897 - 2012/02/11(Sat) 02:33:05

Re: 方程式 / angel
> この先が分からないので

先はないですよ。
u=±1/2 が出た時点でほぼ終わり。後は答えとして P(±1/2,1/4) を書くだけです。
※ちなみに C の方程式は y=x^2-1 で良いでしょうか。

ただし、解き方の理解には問題なさそうですが、解答の書き方は突っ込み所が多いです。それは見直した方が良いでしょう。

No.16908 - 2012/02/12(Sun) 00:19:09

Re: 方程式 / 蛹
解答の書き方も変なところがあれば訂正してくれたら嬉しいです。

うーん、
1)t+u=0かつ2t^2-2ut-1=0のときu=±1/2
2)t+u=0かつ2t^2-2ut-1≠0のとき
不適なのでuの値はなし
ここまではいいですが、

3)t+u≠0かつ2t^2-2ut-1=0のとき
uの値が出ないのですが..どうすればよいのでしょうか?
異なる二つのtをもつのだからこのときのPの座標を求めないといけないと思うのですが。

よろしくお願いします

No.16909 - 2012/02/12(Sun) 01:03:44

Re: 方程式 / angel
結局のところ、
 (t+u)(2t^2-2ut-1)=0 …(※)
を満たす t の個数が問題になっていて、丁度2個である時の u が答えになるわけです。

一方、2t^2-2ut-1=0 を満たす t の個数は既に2個と分かっています。
この解(tの値)をα,βとしましょうか。(α≠β)
ということは、t=-u という(※)の解はα,βのどちらかに一致するわけです。一致しなければ、(※)を満たすのは、t=α,β,-u の3個となってこれは不適切なので。

ということで、蛹さんが書いた 1) のケースだけで終わりです。( 書き方はともかくとして )

No.16915 - 2012/02/12(Sun) 16:45:33

Re: 方程式 / angel
> 解答の書き方も変なところがあれば訂正してくれたら嬉しいです。

まず全般的に、未知の文字や関数等を出す時は、必ず説明を入れること。例えば、いきなり「ベクトルOA」と言われても、何のことか分かりません。

具体的な書き方としては、
> ベクトルOA=(t,t^2-1)より
→ C上の点Aに対し、ベクトルOA=(t,t^2-1) と置くと、
 ※もしくは、「置くと」ではなく「置ける」で一旦文を切るとか

> 2t^2-2ut-1=g(t)の判別式/4=u^2+2>0より
→ g(t)=2t^2-2ut-1 と置くと、方程式 g(t)=0 の判別式 D/4=…
 ※判別式は方程式に対するものなので、「g(t)の判別式」ではなく「g(t)=0の判別式」が正しい

続いて、d(ベクトルOA)/dt という表現ですが、高校範囲では「ベクトルの微分」は習わないはずです。なのでN.G.
※あくまで接線の方向ベクトルが (dx/dt,dy/dt) になると習っているだけで、それが d(x,y)/dt というベクトルの微分だとは習っていないはず
結果としては正しいのですが、ベクトルの微分を扱えるのは大学の「ベクトル解析」以降の話なので…。

それから、これはまあ、しっかり書ける人の方が少ないのですが、
「…であればよい」はダメです。解説程度なら良いですけど、解答に使って良い表現ではありません。
> lがP(u,u^2)を通る時
> u+2tu+t-2t^3=0・・?@
> を満たす実数tが丁度二つ存在すればよい


 lがP(u,u^2)を通るとき、tは u+2tu+t-2t^3=0…?@を満たす
 よって、題意を満たす ( Pを通るlが丁度2本存在する ) ためには、
 ?@を満たす実数 t が丁度2つ存在することが必要十分
 ( もしくは、「?@が丁度2つの実数解を持つことが必要十分」)
 ※これは、tの条件を示す方程式と、その方程式の解の個数という2個の事柄を説明しているので、1文で無理やりつなげずに、2文に分ける方が良い。

最後に、1) から場合わけしている所は、上で説明した通りに場合わけする必要はないため、

 方程式g(t)=0は、t=-uを解に持つ ( ことが必要十分 )。
 g(-u)=0 を解いて u=±1/2
 求める P(u,u^2) は、(±1/2,1/4)

位で終わりです。
※g(-u)=0 の計算は、もう少し詳しく書いても良いけど。

No.16916 - 2012/02/12(Sun) 17:08:28

Re: 方程式 / 蛹
回答有難うございます

確かにt+u=0のときは2t^2-2ut-1=0の2解のどちらか一方がtでなければいけません

しかし
t+u≠0の時も2t^2-2ut-1=0が判別式>0より常に二つ実数解tをもち、?@を満たす実数 t が丁度2つ存在する、という条件を満たしているので

この場合も考えなければいけないと思うのです。

No.16920 - 2012/02/13(Mon) 02:41:16

Re: 方程式 / angel
ん? ちょっとまった。
t+u=0 の時、とか、t+u≠0 の時、というのはおかしい。

今までの話でしているのは、
(t+u)(2t^2-2ut-1)=0 の解の一つである t=-u に関して、-u がどのような条件を満たす数であるべきか、です。
でもって、t=-u は必ず解になりますから、この -u の条件を考えないわけにはいきません。

そうしたら、自動的に u の条件は決まってしまいます。
t=-u 以外の解の条件を考える意味はありません。

もういちど念のため。
> t+u≠0の時も2t^2-2ut-1=0が判別式>0より常に二つ実数解tをもち、?@を満たす実数 t が丁度2つ存在する、という条件を満たしているので
t=-u は常に (t+u)(2t^2-2ut-1)=0 の解です。なので、t=-u を解として持たない場合は考える意味はありません。

No.16935 - 2012/02/14(Tue) 00:04:57

Re: 方程式 / 蛹
確かに(x-2)(x-3)(x-4)=0
などのときグラフを書けばx=2,3,4で交わっているからx=2,3,4が解であり、x-2≠0のときx−2=0のとき、など場合わけはしませんね・・。

しかし突き詰めてみると

(x-2)(x-3)(x-4)=0
⇔x-2=0またはx-3=0またはx-4=0・・?@

ですから?@だけをみるとx−2≠0のときもあるように見えますし、x≠3のときもあるように見えちゃうのです。
実際「または」ですから・・。

No.16936 - 2012/02/14(Tue) 00:45:01

Re: 方程式 / angel
> ですから?@だけをみるとx−2≠0のときもあるように見えますし、x≠3のときもあるように見えちゃうのです。

確かに t (or x) の値は複数通りあります。
でも、今問題となっているのはなんでしょう。
「それが何通りあるか」です。x=2 の解も x≠2 ( x=3とか ) の解は「同時に」存在しているもので、それを場合わけするのは意味がありませんし、何通りあるかを数える方向に話を進めないと解けないですよ。

何より、途中から t の話ではなくなっていることに気付いていますか?
面倒くさいから普通はやりませんが、こういう解き方でも同じなのですよ。

 (t+u)(2t^2-2ut-1)=0 を解いて t=-u,(u±√(u^2+2))/2
 この方程式の実数解の個数が丁度2個であることから、
 また (u+√(u^2+2))/2≠(u-√(u^2+2))/2 であることから、
 -u=(u+√(u^2+2))/2 または -u=(u-√(u^2+2))/2
 この条件を満たす u は、( …計算の結果… ) より u=±1/2

つまり、問題の焦点は t そのものではなくて、t の解たる値たちに移ってしまっているのです。
そういう意味でも、t=… という場合わけは役に立っていません。
※元の問題で 2t^2-2u-1=0 の形を残しているのは、単に (u±√(u^2+2))/2 という形を持ち出すのが面倒だからです。

No.16937 - 2012/02/14(Tue) 01:25:56

Re: 方程式 / 蛹
x=2 の解も x≠2 ( x=3とか ) の解‘も’「同時に」存在している

ということですよね?(細かいようですがこの部分こそが一番のネックの気がするので確認させてください)

よろしくお願いします

No.16944 - 2012/02/15(Wed) 00:20:21

Re: 方程式 / angel
> x=2 の解も x≠2 ( x=3とか ) の解‘も’「同時に」存在しているということですよね?

そうですね。

No.16952 - 2012/02/15(Wed) 23:01:29

Re: 方程式 / 蛹
回答有難うございます

「または」なのに意味合い的には「かつ」というなんとも不思議な感触ですね

No.16954 - 2012/02/16(Thu) 00:36:17
(No Subject) / 夕凪
ヨッシーさん、こんばんは(o^-^o)

いつも丁寧に解説ありがとうございます。

またちょっと解らないので、教えて下さい。

よろしくお願い致します。

?@20÷2=10

?A6−2=4

?Bがちょっと解りません(>.<)。Bを開いて水を出した時間は4分で、10ℓの水が出るから、1分では、2.5ℓの水が出るのじゃないんでしょうか?

No.16890 - 2012/02/09(Thu) 21:53:53

Re: / ヨッシー
2分から6分の間、Aを止めていたとしたら、
 10÷4=2.5
で良いです。
Aから毎分10Lの水を入れているのに、水が減っていると言うことは、
Bはかなりの量を排水しているはずですね。

No.16891 - 2012/02/09(Thu) 22:05:50

Re: 水の量のグラフの問題です。 / 夕凪
ヨッシーさん、こんばんは(o^-^o)

いつも解説ありがとうございます(*^.^*)。

もうちょっと解らないので、教えて下さい。

Aを開きながらBも開いてるから、2.5ℓ以上の水がBから出る事は解りました。では、どれだけの水の量がBから出るのでしょうか?4分間、Aが入るのと同じ量だけ出て行くのですか?

馬鹿な質問ばかりで、ほんとにすいません(。-人-。) 。

よろしくお願い致します。

No.16928 - 2012/02/13(Mon) 21:45:13

Re: / ヨッシー
「Bからは、1分間に」と書いていますので、
2分から6分の間の、ある1分を考えましょう。
たとえば、2分から3分を考えます。
2分の時、水は20Lです。
そこから1分間にAからは10L入ります。
合わせて、30Lになっているはずです。
ところが実際は、17.5Lです。
Bから出たのは、30−17.5=12.5(L)となります。

これは、何のことはない、10+2.5 です。
Aから入ってきた10Lを排出して、さらに2.5L減らす、
ということです。

No.16929 - 2012/02/13(Mon) 22:14:25

Re: 水道のグラフの問題 / 夕凪
ヨッシーさん、こんばんは。

いつも丁寧な解説どうもありがとうございます(o^-^o) 。

でもまだちょっと解らないので、質問させて下さい。

合わせて30ℓになってるのは、3分の時でしょうか?

ところが実際は、17.5ℓというのは、グラフから読み取るのでしょうか?どうやって計算して、17.5ℓになるのでしょうか?

ほんとになかなか理解しなくて、すいません(。-人-。)

またご回答よろしくお願い致します。

No.16950 - 2012/02/15(Wed) 22:06:51

Re: / ヨッシー
Bから排水しなくて、Aからのみ注水するとすると、
3分の時に20+10=30(L)になっていると言うことです。

17.5はグラフから読むというか、2分から6分までの4分間に
10L減っているので、1分で2.5L減って
 20−2.5=17.5
です。

No.16951 - 2012/02/15(Wed) 22:32:31

Re: 水道のグラフの問題 / 夕凪
ヨッシーさん、こんばんは(o^-^o) 。

なんとか解りました。解説どうもありがとうございました(*^.^*)。

No.16963 - 2012/02/18(Sat) 20:43:09
(No Subject) / ぽてち
図において?僊BCの∠Aの2等分線とBCの交点をDとし、Dから辺AC,ABにそれぞれ垂線DH、DKを下ろす。Dを通りBCに垂直な直線とHKとの交点をPとするとき、AB:AC=HP:PKを証明せよ。

どうかお願いします(><)

No.16884 - 2012/02/09(Thu) 20:56:18

Re: / ヨッシー
AB=ACの時は、明らかです。

AB<AC のとき
四角形AKDHは円に内接します。その円と、DPの交点をE
とします。
また、DPとACの交点をFとします。
円周角より
 ∠BAD=∠KED
 ∠CAD=∠HED
∠BAD=∠CAD より
 ∠KED=∠HED
となり、DE は、∠KEHの二等分線になります。

一方、△DFCと△HDCは相似であることと、円周角より、
図で●を付けた角は等しく、
△ABCと△EHKは相似となり、
 AB:AC=HE:KE
また、角の二等分線の定理より
 HE:KE=HP:PK
以上より、
 AB:AC=HP:PK
となります。

AB>AC のときも、同様にして示すことが出来ます。

No.16892 - 2012/02/09(Thu) 22:26:08
(No Subject) / 天才小6ルーク
正の数の数列、[abc]があります。最小公倍数が636の時
No.16879 - 2012/02/09(Thu) 18:00:07

Re: / 天才小6ルーク
正の数の数列、[abc]があります。最小公倍数が636の時[abc]は何通り考えられますか。ただし、[abc]と[bac]は区別して考えます。
No.16880 - 2012/02/09(Thu) 18:04:45

Re: / 天才小6ルーク
すみません。まちがえて2回送ってしまいました。
No.16881 - 2012/02/09(Thu) 18:06:54

Re: / ヨッシー
636=2×2×3×53 です。

a,b,c 3つの箱があって、次のルールで、数字を入れていきます。
(入れた数字は全部掛け合わされます。何も入っていな箱は1です)
ルール
●2はどの箱にも2個まで入れられ、どれか1個以上の箱には2個入っている。
●3はどの箱にも1個まで入れられ、どれか1個以上の箱には1個入っている。
●53はどの箱にも1個まで入れられ、どれか1個以上の箱には1個入っている。

2の入れ方を、例えば、aに2個、bに1個、cに0個入っている
状態を(2,1,0) で表すとすると、
(2,0,0)(0,2,0)(0,0,2)(2,1,1)(1,2,1)(1,1,2)
(2,1,0)(2,0,1)(1,0,2)(1,2,0)(0,1,2)(0,2,1)
(2,2,0)(2,0,2)(0,2,2)(2,2,1)(2,1,2)(1,2,2)
(2,2,2)
2の入れ方は19通り

これを計算でやると、
a,b,c に入る2の個数は、0,1,2の3通りなので、
3×3×3=27
この中には、2個入っている箱がひとつもない場合も含まれていますが、
そのような入れ方は、
a,b,c に入る2の個数は、0,1の2通りなので、
2×2×2=8
で求められ、これを引いて、
 27−8=19
です。

そう考えると、3の入れ方は、
 2×2×2−1×1×1=7
53の入れ方も同じ7通りです。

以上より、数字の入れ方(a,b,cの数のパターンは)
 19×7×7=931(通り)
となります。

No.16882 - 2012/02/09(Thu) 18:34:45
数列 / ki
xとyを求めよ。

(ア)2,x,20・・・・

(イ)1,x,y,2x・・・・

わからないので解いてみてください。
お願いします。

No.16877 - 2012/02/09(Thu) 14:52:43

Re: 数列 / はにゃーん
等差数列ですよね?公差をdとおいて
(1)2 + d = x, x + d = 20と方程式が立てられますのでこの連立方程式をときます。または2 + 2d = 20なのでこれでdを求め、 x = 2 + d でxが求まります。

(2)(1)と同様にできますが、等差数列はa[n] = (a[n-1] + a[n+1])/2(n≧2)という関係があるので、この関係から立式するとdがいりません。

No.16878 - 2012/02/09(Thu) 15:49:43

Re: 数列 / ヨッシー
文字通り「差が等しい」ので、
(ア)x−2=20−x
(イ)x−1=y−x=2x−y
です。

No.16883 - 2012/02/09(Thu) 18:40:36
ロピタルの定理の適用条件 / みすど
ロピタルの定理って0/0の不定形のときしか使えないのでしょうか?
例えばy=xe^xのx→-∞

y=x/(e^(-x))・・?@と考えて-∞/e^∞=-∞/∞で不定形になるから

?@の両辺xで微分して
y=1/(-e^(-x))→0/-∞→0(x→-∞)などとできないのでしょうか?

よろしくお願いします

No.16873 - 2012/02/09(Thu) 01:02:17

Re: ロピタルの定理の適用条件 / シャロン
f(x)→±∞、g(x)→±∞でも、ロピタルの定理を適用できます。

また、g(x)/f(x)={1/f(x)}/{1/g(x)}→0/0に帰着する方法も場合によっては可能です。

#この質問の例では、上記の変形では極限を導出できませんが。

No.16874 - 2012/02/09(Thu) 05:35:32

Re: ロピタルの定理の適用条件 / みすど
?どこが間違っているのか教えてください・・・
(?@の両辺xで微分して
ではなく、?@の分子、分母をそれぞれxで微分して、の間違いですが)

No.16885 - 2012/02/09(Thu) 20:59:38

Re: ロピタルの定理の適用条件 / シャロン
> ?どこが間違っているのか教えてください・・・

みすどさんの考えはまちがってはいません。

>#この質問の例では、上記の変形では極限を導出できませんが。
の「上記の変形」とは、ワタシの
>g(x)/f(x)={1/f(x)}/{1/g(x)}→0/0に帰着する方法
をさします。

xe^xを、(e^x)/(1/x)に変形し、分子分母を微分した(e^x)/(-1/x^2)の形でx→-∞としても結局0/0の不定形となってしまい、
分子分母を入れ替えて考えてもロピタルでは解決しない、ということです。

No.16887 - 2012/02/09(Thu) 21:19:10
高2 関数の連続性 / れいひゃー
次の関数のグラフを書き、定義域をいえ。 また、その定義域において不連続となることがあればそのxの値を求めよ

y=lim[x→∞](x(1−x^n))/(1+lxl^n)



というもんだいで、
x>1のときとx<−1のときを考えていて、

x>1のときy=lim[n→∞](x(1−x^n))/(1+x^n)
      =lim[n→∞](x(1/x^n−1)/1/(x^n+1)
となるらしいのですが、
上のxに1/x^nをかけていないのは何故なんでしょうか



x<−1のときy=lim[n→∞](x(1−x^n))/(1+lxl^n)
       =lim[n→∞](x(1−x^n))/(1+(−x)^n)
lxl^n が (−x)^nとなっているのは何故ですか?


説明へたですみません
解説をよろしくおねがいします

No.16870 - 2012/02/08(Wed) 19:17:09

Re: 高2 関数の連続性 / X
>>上のxに1/x^nをかけていないのは何故なんでしょうか
{x(1-x^n)}/(1+x^n)={x(1-x^n)(1/x^n)}/{(1+x^n)(1/x^n)}
={x(1-x^n)/x^n)}/{(1+x^n)/x^n}
={x(1/x^n-1)}/(1/x^n+1)
となるからです。

>>lxl^n が (−x)^nとなっているのは何故ですか?
x<-1<0
ですので
|x|=-x
∴|x|^n=(-x)^n
となります。

No.16871 - 2012/02/08(Wed) 22:35:37

Re: 高2 関数の連続性 / れいひゃー
わかりました!
ありがとうございます^^

No.16903 - 2012/02/11(Sat) 16:06:12
訂正です / A
(イ) 1,x,y,2x,・・・・
No.16868 - 2012/02/08(Wed) 11:40:18
基礎 数列 / A
(1) 次は等差数列である。x,yの値を求めよ。

(ア) 2,x,20・・・・


(イ) 1,y,2x・・・・


(2) 等差数列をなす3つの数があって、その和は15,積は80である。この3つの数を求めよ。


わからないので、解説をわかりやすいようにお願いします。

No.16867 - 2012/02/08(Wed) 11:36:27

Re: 基礎 数列 / シャロン
> (1) 次は等差数列である。x,yの値を求めよ。
>
> (ア) 2,x,20・・・・
>
>
> (イ) 1,y,2x・・・・
>
>
> (2) 等差数列をなす3つの数があって、その和は15,積は80である。この3つの数を求めよ。
>
>
> わからないので、解説をわかりやすいようにお願いします。



(1)ア、イとも公差をdとおいて、方程式をたてましょう。

(2)初項をa、公差をdおくと、
第2項=a+d、第3項=a+2dなので、a+(a+d)+(a+2d)=3(a+d)=15より、a+d=5、d=5-a

また、a(a+d)(a+2d)=80より、a(10-a)=16
これをといて、a=2,8
a=2のときd=3で、第3項は8
a=8のときd=-3で、第3項は2
よって、三数は(2,5,8)または(8,5,2)

No.16869 - 2012/02/08(Wed) 12:33:45
変わった求め方 / 昆虫
y=x^2-1上の点A(t,t^2-1)における法線の方程式を求めよ
ベクトルをつかって解いてみますと
f’(x)=2xより
Aにおける接線ベクトルは(t、2t)より
(t,2t)・(x-t,y-(t^2-1))=0(ベクトルの内積=0⇔垂直)
t(x-t)+2t{y-(t^2-1)}=0
tx+2ty-2t^3-t^2-2t=0
となるのですがなぜか合いません
ドコがダメなのでしょうか?

No.16863 - 2012/02/08(Wed) 01:19:40

Re: 変わった求め方 / angel
> ドコがダメなのでしょうか?

 × Aにおける接線ベクトルは(t、2t)より
 ○ Aにおける接線ベクトルは(1、2t)より

ここですね。

No.16864 - 2012/02/08(Wed) 01:39:47

Re: 変わった求め方 / 昆虫
あ、なるほど、全然気づきませんでした。ありがとうございます。

ところで後になって接線ベクトルv=(d/dt)(ベクトルOA)という公式を見つけたのですが、(確かに本問も(t、2t)をtで微分して(1,2t)になる)この公式はどのようにして導かれるものなのでしょうか?
別の質問ですが
よろしくお願いします

No.16872 - 2012/02/08(Wed) 22:51:20

Re: 変わった求め方 / ヨッシー
媒介変数表示で表された関数の導関数
というのがあり、
 dy/dx=(dy/dt)/(dx/dt)
という公式があります。
接線ベクトルは、(1, dy/dx) なので...

No.16876 - 2012/02/09(Thu) 11:43:28

Re: 変わった求め方 / 昆虫
回答有難うございます。それは分かってます...

ベクトルOA=(t^2,3t)として
接線ベクトル
v=(d/dt)(ベクトルOA)=((d/dt)(t^2),(d/dt)(3t))となる理由を教えてください

よろしくお願いします

No.16886 - 2012/02/09(Thu) 21:08:39

Re: 変わった求め方 / angel
ベクトルかそうでないかにかかわらず、微分の基本的な性質として、
 Δy≒Δx・dy/dx (Δx,Δyはx,yの微小変化)
というのがあります。
例えば y=x^2 の場合、dy/dx=2x ですから、x=1 の近辺では
(yの変化量)≒(xの変化量)×2 となるわけです。
x=1.001 だと y=1.002001 ですから、Δx=0.001 に対して Δy=0.002001、やはりほぼ2倍ですね。

さて、ではベクトルの場合。
t=a の時の A の位置を Aa としましょうか。
t=a を基準に考えた場合、
 Δ→OA = →OA - →OAa = →AaA
一方、微分の性質として
 Δ→OA ≒ Δt・d/dt(→OA)
この2つを組み合わせて、→AaA≒Δt・d/dt(→OA) ということで、Aa近辺のAの軌跡は d/dt(→OA) を方向ベクトルとした直線に近似できるわけです。なので、接線ベクトルとして、この方向ベクトル d/dt(→OA) が使えます。
ちなみに、方向ベクトルは別に大きさに決まりはないため、
d/dt(→OA) をそのまま使えば (dx/dt,dy/dt) になりますし、大きさを 1/(dx/dt) 倍すれば (1,dy/dx) になります。

なお、以上の話では≒を使ってますが、あくまでイメージを説明するためなので、厳密な表現ではありません。解答などで≒は使わないように注意してください。

No.16894 - 2012/02/09(Thu) 23:33:18

Re: 変わった求め方 / 昆虫
理解力が無くてあまり良くわかりませんでしたが、ある文字を含む状態で表された接点の座標をその文字で微分したらその点における接線ベクトルが求まると言う風に覚えておこうと思います。
ありがとうございました。

No.16898 - 2012/02/11(Sat) 02:36:54
推定帰納法 / 原住民
a,bを負でない整数としa>bとする。a1=a,a2=b,
a(n+2)=la(n+1)-a(n)l(n=1,2、・・)によって定義される数列{an}について次の問いに答えよ
(1)a=16,b=3のときa9をもとめよ(できました)
(2)q,rを負でない整数としてa=(2q+1)+r,r<bとする。このとき、初めてa(n)=rとなるnを求めよ。

で(2)が解答を見ても分かりません

q≧1のときm=0,1,・・,qについて
a(3m+1)={2(q-m)+1}b+r
a(3m+2)=b
a(3m+3)=2(q-m)b+r
(これら3つまとめて(※)
を数学的帰納法で証明する、とあります。
推定帰納法だと思います。しかし※は一体
どうやって推定したのでしょうか?

どなたか分かる方よろしくお願いします

No.16860 - 2012/02/08(Wed) 00:23:42

Re: 推定帰納法 / angel
> しかし※は一体どうやって推定したのでしょうか?

それこそが (1) を解かせる目的です。
つまり、(1) はヒントになっているのです。

…それで気づかなければ、自分で別の例を作って、気づくまでにらめっこです。
例えば a=101, b=5 であれば?
a[1]から順に挙げると、
 101, 5, 96, 91, 5, 86, 81, 5, 76, 71, 5, 66, 61, 5, 56, …
さて、どうでしょうか。

No.16862 - 2012/02/08(Wed) 00:47:18

Re: 推定帰納法 / 原住民
a=101, b=5だと
101,91,81、・・・と10ずつ減っていて、
96,86,76、・・・とこれまた10ずつ減ってますね。しかしそれに気づいたところで
a(3m+1)={2(q-m)+1}b+r
a(3m+3)=2(q-m)b+r
は思い浮かべ(推定、予想でき)ません・・

よろしくおねがいします

No.16866 - 2012/02/08(Wed) 07:10:20

Re: 推定帰納法 / ヨッシー
問題文の a=(2q+1)+r は、a=(2q+1)b+r の間違いでしょうね。

10というのはもちろんbの2倍ですね。
すると、a(3m+1)は、m=0 のとき
 a(3m+1)=a(1)=a=(2q+1)b+r
で、以下、2bずつ減っていくので、
 a(3m+1)=(2q+1)b+r-2bm={2(q-m)+1}b+r

a(3m+3) は、m=0 のとき
 a(3m+3)=a(2)−a(1)=(2q+1)b+r-b=2qb+r>0
なので、同様に
 a(3m+3)=2qb+r-2mb=2(q-m)b+r
となります。

No.16875 - 2012/02/09(Thu) 07:13:14

Re: 推定帰納法 / 原住民
問題文の誤植失礼しました。

納得しました。

しかし実践的には10ずつ減ったからと言ってbの2倍かどうかは分かりませんよね?ひょっとしたら((bの3倍)-5))だけ減るという規則かもしれないし、(bの4/5倍+5)だけ減るという規則かもしれないし。

a=101, b=5 で
 101, 5, 96, 91, 5, 86, 81, 5, 76, 71, 5, 66, 61
のようなa,bでの実験を少なくとも数回はやらなければ理屈に合わないですよね?

No.16888 - 2012/02/09(Thu) 21:29:15

Re: 推定帰納法 / ヨッシー
いいえ、まぎれもなくbの2倍です。
aがbに対して十分大きいとき、この数列は、
a, b, a-b, a-2b, b, a-3b, a-4b, b, のように変化しますから、
a4 と a1 の差、a6 と a3 の差はいずれも2b となることから、
容易に推測できます。

No.16889 - 2012/02/09(Thu) 21:50:24

Re: 推定帰納法 / angel
すいません。問題の誤植に気づかずに話を進めていました。

> しかし実践的には10ずつ減ったからと言ってbの2倍かどうかは分かりませんよね?ひょっとしたら((bの3倍)-5))だけ減るという規則かもしれないし、(bの4/5倍+5)だけ減るという規則かもしれないし。

ええ。色々な可能性を考えることは悪いことではありません。
でも取り敢えず、2項おきに(3項周期で) 5(=b) が現れること、その他の項も減少の仕方に規則があることに気づけば、一つ答えに近づいたことになりますよね。

> 実験を少なくとも数回はやらなければ理屈に合わないですよね?
一度の実験で可能性を絞りきれなければ、何度やっても良いです。それはもう、納得のいくまで。むしろ、色々な具体例を試す習慣を持つのは、悪いことではないと思います。…計算力 ( 特に暗算 ) が弱いと辛いけど。
※慣れてくれば、ヨッシーさんの説明にあるように、a,bの文字だけで一発で考えられるようになります。

ただし。この実験は、あくまで原住民さんが、自ら規則性を見つけるために行うものであり、解答として見せる部分ではありません。
※解答として見せるのは、その見つけた規則性が正しいことを帰納法によって説明する部分なので。
だから、何回やらなくてはいけないとか、そういうことは気にせずに。あまり硬く考えないことです。

No.16895 - 2012/02/10(Fri) 00:00:53

Re: 推定帰納法 / 原住民
分かりました
回答有難うございます

次に、m=0,1,・・,qはどこから来たのか全く分からないので教えてください...

No.16911 - 2012/02/12(Sun) 02:07:31

Re: 推定帰納法 / angel
> 次に、m=0,1,・・,qはどこから来たのか全く分からないので教えてください...

それは、件の規則がどこまで続くか、によるものです。
引き続き a=101, b=5 の例でいくと、
 | 101, 5, 96, | 91, 5, 86, | 81, …, 16, | 11, 5, 6, | 1, 5, 4, 1, 3, …
というように、いつしか規則性が崩れる所が出てきます。
※また別の規則に切り替わる、といった方が正確ですが。

それを(裏で)計算したら、最初の規則性が続くのが m=0,…,q の範囲だったということです。
原住民さんも、実際に計算して確かめてみてください。

No.16917 - 2012/02/12(Sun) 17:51:11

Re: 推定帰納法 / 原住民
分かりました。ありがとうございます

しかしm=0,・・,「q」の
「q」で終わる理由が正直分かりません。。

No.16924 - 2012/02/13(Mon) 09:10:45

Re: 推定帰納法 / angel
> しかしm=0,・・,「q」の
> 「q」で終わる理由が正直分かりません。。


あ…。これは、ごめんなさい。
私の挙げた例が悪かったせいです。
(a,b)=(101,5) というのは、問題の状況にあっていない例でした。

せめて、(a,b)=(106,5) ( r=1 ) なら正しかったのですが。
 | 106, 5, 101, | 96, 5, 91, | 86, …, 11, | 6, 5, 1, | 4, 3, 1, 2, …
で、
 a(3q+1)=b+r
 a(3q+2)=b
 a(3q+3)=r
に、それぞれ規則性がやぶれる直前の 6,5,1 があっていますから。

念のため、(1)で確かめた (a,b)=(16,3) ( r=1 ) も。
 | 16, 3, 13, | 10, 3, 7, | 4, 3, 1, | 2, 1, 1, 0, …
やはり 4,3,1 が b+r,b,r に一致しますね。

No.16931 - 2012/02/13(Mon) 23:02:45

Re: 推定帰納法 / 原住民
回答有難うございます

問題の状況にあわない(a,b)ってどういうことなのか、どうして問題の状況に合わないのか教えてください。

またm=0,・・,「q」の「q 」で終わる理由もやはり実験して自分から見出すしかないのでしょうか?

No.16938 - 2012/02/14(Tue) 05:02:31
高3です / きりん
何度もすみません

逆行列が存在する行列Aが定める平面上の点の移動fにおいて曲線y=x^2+1の任意の接線fによる像が同じ曲線のある接線になるらしい。Aをすべて求めなさい。


No.16856 - 2012/02/07(Tue) 20:15:55
高3です / きりん
空間内に一辺1の正方形Kが固定されており、半径1の球面XがKの内部と共有点をもち、かつKの周と共有点をもたないてき、Xの中心の存在する部分の体積を求めよ。

Kの内部と共有点を持つ条件は、Xの方程式から求めるのでしょうか。
周と共有点をもたない条件もよくわかりません。

体積は、中心の軌跡を求めればできそうな気がします。

No.16855 - 2012/02/07(Tue) 20:10:35

方程式より先に / angel
とりあえず図形的なところを把握しましょう。

球面Xがどこにあるかが完全に自由だと、想像力がより必要になりますから、「正方形Kを含む平面と球面Xの中心の距離がx」という条件をつけましょう。

球面Xと、正方形Kを含む平面の交わりは? それは円(円周)になります。これ(円周)がKの周と共有点を持たない、でもKの内部と共有点を持つ、それが意味する所を考えましょう。

続いてXの中心の存在範囲を考えるわけですが、「正方形Kを含む平面と球面Xの中心の距離がx」という条件をつけている以上、Xの中心も一つの平面上に存在範囲の制限を受けます。
しかも、Xの中心から正方形Kを含む平面に垂線を下ろすと、その足は交わり(円周)の中心です。
なので、Xの中心の存在範囲が正方形Kを含む平面上に可視化でき、その面積を求められるはずです。

最後に x を変化させ、求めた面積の積分を行えば、最終的な解、体積が分かるという寸法になります。

No.16858 - 2012/02/07(Tue) 22:46:41
高2 極限 / れいひゃー
次の関数の定義域をいえ。また、定義域における連続性を調べよ

(1)f(x)=√(6x-x^2)

(2)f(x)=log[2]x/(x+2)

(3)f(x)=x−[x]

答えは
(1)定義域 0≦x≦6
  定義域全体で連続

(2)定義域 x<-2,0<x
  定義域全体で連続

(3)定義域 実数全体
  nを整数とすると、x=nで不連続、x=nを除く実数全体で連続






>定義域における連続性を調べよ
とありますが、連続である、などと言うにはどう回答すればよいのでしょうか?


(1)は、自分が解くと x≦6 だけにしかならないのですが、
0≦xはどうしてなっているのですか?

(2)は全く分からないので回答、解説をよろしくお願いします;

(3)は、
x=nで不連続の証明(?)をするときに、
lim[x→m-0]f(x)=lim[x→m-0](x-[x])
       =m-(m-1)
       =1
となるらしいのですが、
>=m-(m-1)
になっているのは何故なんでしょうか?


こんなにたくさんすみませんが、説明をおねがいします

No.16854 - 2012/02/07(Tue) 19:50:36

Re: 高2 極限 / angel
> (1)は、自分が解くと x≦6 だけにしかならないのですが、
…逆に、それをどうやって求めました?
その元となる考えが大事なので、どうやって求めたか、れいひゃーさんが立てた不等式を書いてみてください。

> (2)は全く分からない
(1)と同じです。
(1)は√の中の条件から定義域を求めているはず。
(2)はlogの真数条件から x/(x+2)>0 という不等式を解いて定義域を求めます。

> >定義域における連続性を調べよ
> とありますが、連続である、などと言うにはどう回答すればよいのでしょうか?


連続であるかどうかは、点毎に判断します。
f(x)がx=a で連続であるとは、lim[x→a] f(x)=f(a) が成立すること、すなわち x→a における極限が存在しそれが一致することです。
「定義域全体で連続」であれば、定義域内の点全てで上の判定を行って、全て連続となることをさします。

なお、高校までに習う初等関数 ( 多項式や分数式、対数、指数、三角関数 ) の組み合わせで表されるものは、説明するまでもなく、全て定義域内で連続です。( 勿論、x の範囲に対して式の形が変わるようなものは、切り替わりの所で別途判断が必要 )
でも実のところは、説明しろと言われても高校段階では無理です。
※説明にならないけど、「定義域内の全てのaに対し lim[x→a]f(x)=f(a)が成立するため…」位でお茶を濁すしかないでしょうか

さて話を戻して。
lim[x→a] f(x) という極限が存在するためには、
lim[x→a-0] f(x) = lim[x→a+0] f(x)
つまり、x→a-0, x→a+0 両方の片側極限が存在し、両者が一致することが必要十分です。
(3) はこの「一致」を満たさないため lim[x→a] f(x) が存在しない、ひいては不連続という話になっています。

ここで、lim[x→m-0] f(x) という片側極限を考える時は、
・mよりも少しだけ小さい範囲でf(x)の値を調べる
・その範囲の広さ(狭さ)は自分の都合の良いように設定する
・範囲の上限は必ず m にする。ただし m 自身は含まない。
とします。
具体的に、m=5 の場合ならば、例えば 4.5<x<5 の範囲で考える、とか。( 4.8<x<5 とか、もっと狭くても可 )
[x] というのは x を超えない最大の整数なので、4.5<x<5 の範囲ならば [x]=4 ですね。
…と考えれば、[x] の部分が m-1 に置き換わっているのが分かると思います。
つまり、m-1<x<m ( m-0.5<…とかでも良いですよ ) において、x-[x]=x-(m-1) のため、
lim[x→m-0] (x-[x]) = lim[x→m-0] (x-(m-1)) = m-(m-1)
ということです。

No.16861 - 2012/02/08(Wed) 00:33:34

Re: 高2 極限 / れいひゃー
(1)f(x)=√(6x-x^2)
  =√(−x(x−6))

で、グラフがx軸の+6から始まって−方向にいくにつれ増加していくような感じのものになって、
でも、y≦x のように制限するものもないので、 x≦6 と求めていました。


(2) x/(x+2)>0
は両辺にx+2をかけて x>0 となるのでは…?


(3)と
>定義域における連続性を調べよ
の質問は、すごく納得できました
ありがとうございます!

No.16865 - 2012/02/08(Wed) 03:48:39

Re: 高2 極限 / angel
(1)
> で、グラフがx軸の+6から始まって−方向にいくにつれ増加していくような感じのものになって、
> でも、y≦x のように制限するものもないので、 x≦6 と求めていました。


例えば x=-1 だったら? f(-1)=√(-7)=… となって実数になりません。つまり、x=-1 は定義域に含まれません。
※幾つか、こういうふうに具体的な値をチェックした方が良いです。

(1) の定義域に関しては、√の中が非負であることが必要十分。そのため、6x-x^2≧0 を解いて 0≦x≦6 となります。

> (2) x/(x+2)>0
> は両辺にx+2をかけて x>0 となるのでは…?

不等式は負の数をかけると、不等号の向きが変わってしまいます。なので、うかつに (x+2) をかけるのはご法度です。

良く使う手は、x/(x+2)>0 ⇔ x(x+2)>0 と2次不等式に直してしまうこと。ここから x>0, x<-2 です。
※(x-1)(x-2)/x<0 ⇔ x(x-1)(x-2)<0 のように、項が増えても同じ
なぜこうできるかというと、(x+2)^2 であればこれは正なので、掛けても不等号の向きが変わらないため。
※>ではなく≧の場合はちょっと注意が必要。
 x/(x+2)≧0 ⇔ (x+2)≠0 かつ x(x+2)≧0 ⇔ x≧0,x<-2 のようになります

No.16893 - 2012/02/09(Thu) 23:01:56

Re: 高2 極限 / れいひゃー
とけました!
ありがとうございました!

No.16902 - 2012/02/11(Sat) 16:03:54
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