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(No Subject) / jポップ
全ての正数bについてlax+bl≧1かつ0≦x≦1をみたすxが存在するためのaの条件を求めよ。

解)
lax+bl(0≦x≦1)の最大値は(グラフで考えれば)x=0のときのlblであるか、x=1のときのla+blであるので、
『全ての正数bについてlbl≧1またはla+bl≧1が成り立つ
ようなaの条件を求めればよい。』b≧1であるbはlbl≧1
をみたすので0<b<1である全てのbがla+bl≧1すなわち
b≧-a+1またはb≦-a-1
をみたすことが条件でそれは-a+1≦0または-a-1≧1よってa≧1またはa≦−2(答え)

『』の部分がなぜまたはなのかが分かりません。。誰か教えて下さい><

No.14025 - 2011/06/19(Sun) 06:42:11

Re: / シャロン
> 全ての正数bについて|ax+b|≧1かつ0≦x≦1をみた
さない条件は、
『全ての正数bについて|b|<1かつ|a+b|<1』である、というのはいいですか?
(最大値候補がどちらも1未満では、1以上となるxが存在しない)


であれば、満たす場合の条件は『』の否定ですから、「¬(aかつb)⇔¬aまたは¬b」なので、
『全ての正数bについて、|b|≧1または|a+b|≧1』となります。

No.14026 - 2011/06/19(Sun) 07:44:36
対偶 / さぼてん
a,bは実数とします。

適当な正数x、yに対してax+by>0⇒a>0またはb>0
の対偶は
a≦0かつb≦0⇒任意の正数x、yに対してax+by≦0が答えとあるのですが、「適当な→任意の」「>0→≦0」「または→かつ」「正の→0以下の」などのルールに従うと
a≦0かつb≦0⇒任意の0以下の数x、yに対してax+by≦0だと思ったのですが、なぜ違うのでしょうか。

東大の問題なのでかなり難しい質問かもしれませんがよろしく御願いします。

No.14020 - 2011/06/19(Sun) 00:24:17

Re: 対偶 / angel
「正数x,y」を「0以下の数x,y」と反転させているところが間違い。それ以外はあっているので、惜しい所です。

まず、例として、
 「ある小学生は英語をしゃべる」という命題の否定は「全ての(任意の)小学生は英語をしゃべらない」
というのは良いでしょうか。
この例の場合、「小学生」というのは前提になっていて変えてはいけない部分なのです。
※「全ての中・高・大学生や大人や未就児童は英語をしゃべらない」にしてしまうと、変な話になってしまいます。

なので、「ある正数x,yに対して〜」の否定形は、「任意の正数x,yに対して not 〜」となります。
※「適当な」だと言葉が分かりにくいので、同じ意味の「ある」という言葉にかえて話を進めています。
上の例の「小学生」と同じく「正数」というのは前提なので、変えてはいけないのです。

No.14035 - 2011/06/19(Sun) 17:48:23

Re: 対偶 / さぼてん
どの部分を前提にするか、というのはどうやって見抜けばよいのでしょうか?その「どの部分を前提にするか」で命題の真偽も変わってくるということですよね?
No.14036 - 2011/06/19(Sun) 18:48:00

Re: 対偶 / angel
むむむ。「どの部分を前提にするか」という問いかけはなかなかに鋭い。実は私が「前提」と言っていたのは割と感覚的な所があって、「出題者がそう思っているだろう」という推測によるものではあります。
つまり、どこを「前提」とするかは実際には変えることができます。

ただし、
> その「どの部分を前提にするか」で命題の真偽も変わってくるということですよね?
さすがに命題の真偽までは変わりません。ちゃんと同じになります。

ちょっと次で、もう少し詳しい説明をしてみます。

No.14037 - 2011/06/19(Sun) 21:46:58

Re: 対偶 / angel
しつこく、「ある小学生は英語をしゃべる」という例をひきずって説明していきます。
でもそのままだと何なので、「あるPを満たすxは、Qを満たす」として一般的な形で考えます。Pにあたるのが「小学生であること」Qにあたるのが「英語をしゃべる」ということになります。

まず、これを変形してみます。

 あるPを満たすxは、Qを満たす
 ⇔あるxはPを満たし、かつQを満たす
  ( PかつQを満たすxが存在する )

ここまでは良いでしょうか?
では、次に否定形を考えます。

 not( あるxはPを満たし、かつQを満たす )
 ⇔ 任意のxは、not( Pを満たし、かつQを満たす )
 ⇔ 任意のxは、Pを満たさない、またはQを満たさない

…この形は、上の話では実は出てきていません。
ここでさらに次の変形を用います。
 ( X⇒Y ) ⇔ ( not X ) または Y
 ※これは、「任意の××は」が暗黙のうちについてくる形であることに注意
今回であれば、
 ( not P ) または ( not Q ) ⇔ ( P⇒(not Q) )
というふうに適用します。すると、

 任意のxは、Pを満たさない、またはQを満たさない
 ⇔ 任意のxは、PならばQを満たさない
 ⇔ 任意のPを満たすxは、Qを満たさない

…ということで、
 あるPを満たすxは、Qを満たす ( ある小学生は英語をしゃべる )
の否定形として、
 任意のPを満たすxは、Qを満たさない ( 任意の小学生は英語をしゃべらない )
は、まず妥当なわけです。

同時にもう一つ分かることは、上の変形の中でP,Qに本質的な区別がないということ。有体に言えば、P,Qの順番を引っ繰り返しても何も問題がないということです。
なので、
 「ある小学生は英語をしゃべる」⇔「英語をしゃべるある人は小学生である」
 「任意の小学生は英語をしゃべらない」⇔「英語をしゃべる任意の人は小学生ではない」
といった言い換えも可能になってきます。

No.14038 - 2011/06/19(Sun) 23:54:17

Re: 対偶 / angel
では、「前提」と言っていたのは一体なに? という話に移ります。

私が最初に「前提」と言っていたのは、上の話で言えばPの部分にあたります。でも同時に、上の話に出てくるP,Qの順番は引っ繰り返せることも示しました。そうすると、Qを「前提」とするような言い回しに変えることもできるということです。

では、そんなコロコロ取り替えてしまえる「前提」とは、何の意味もないものなのか? といわれると、確かに「命題としての変形の妥当性」という観点では無意味かもしれません。
しかしながら、決して無意味というわけではないのです。なぜなら、「(その文章を書いた人が)どのように考えを組み立てているか」を、日本語上の表現から読み取り、自分の考えの組み立てにも役立てる、という側面があるからです。

どういうことかというと、「あるPを満たすxは、Qを満たす」という文章を見たときに、こう感じるわけです。
この文章を書いた人は、まずPを満たすモノだけの世界に限定して ( つまり前提 )、そのなかでQを満たすかどうかを考えているのだな、と。
そうすると、それを否定してみせろと言われれば、同じ考え方に立ってPを前提として考えて、Qを満たすかどうかの部分を否定していく…、その結果できあがる否定形の文章が「任意のPを満たすxは、Qを満たさない」となります。
これが、私としては自然な考え方(日本語として自然だと思っている考え方)なのです。

ということで。改めて「前提」というのを見直してみると、実は命題の論理とは離れた所にあるものだと気付かされてなかなか興味深いお話でした。
まあ、私のこういう考え方が一般的なのかどうかは保証できませんが、参考にして頂ければと思います。

No.14039 - 2011/06/20(Mon) 00:13:21

Re: 対偶 / angel
ああそうだ。一応元の問題で「前提」を引っ繰り返した形を書いておきましょう。
つまり、「ある正数x,yに対してax+by>0」の否定形ですが、
 ・任意の正数x,yに対してax+by≦0
 ・任意のax+by>0を満たす実数x,yに対して、x≦0またはy≦0
の両方が書けるのです。もちろん真偽は同じです。上で書いたP,Qを使った変形で確かめてみてください。

まあ、後者を回答したら、採点者に怪訝な目で見られるかも知れませんが。

No.14042 - 2011/06/20(Mon) 00:32:43
(No Subject) / s2sakuras3
a,bを定数とする。xの関数f(x)=3/2x^3-9/2x^2+4,g(x)=-2x^2-ax+bについて考える。

曲線 y=f(x)上で,f(x)が極大となる点をA,極小となる点をBとする。
線分ABの中点MとするとMの座標は(「ア」,「イ」)であり、
点<は曲線 y=f(x)上にある。
点Mにおける曲線 y=f(x)の接戦をlとすると、lの方程式は
 y=「ウエ」/「オ」x+「カキ」/「ク」である。
曲線 y=g(x)と直線lが点Mで接するとき 
a=「ケ」/「コ」、b=「サ」/「シ」である。
以下、a=「ケ」/「コ」、b=「サ」/「シ」とする。

直線lとy軸の交点をPとする。点Pを通り,曲線y=g(x)に接する直線のうち,lと異なるものをmとすると,mの方程式は
 y=「ス」/「セ」x+「ソタ」/「チ」である。
このとき,2直線l,mおよび曲線 y=g(x)で囲まれた部分の面積は「ツ」/「テ」である。

この問題が全然わかりません。
解答をおねがいします!

No.14017 - 2011/06/18(Sat) 22:10:43

Re: / ヨッシー
f(x) の表記は

に、沿って理解して良いですか?

No.14019 - 2011/06/18(Sat) 23:29:09

Re: / s2sakuras3
f(x)=3/2x^3-9/2x^2+4

→f(x)=(3/2)x^3-(9/3)x^2+4
です!
すみませんでした。

No.14021 - 2011/06/19(Sun) 02:08:50

Re: / ヨッシー
f(x) の 9/3 は 9/2 だと思いますので、それを前提に考えます。
f(x) をxで微分すると
 f'(x)=(9/2)x^2−9x=(9x/2)(x-2)
より f(x) は x=0 で極大、x=2 で極小となり、
 A:(0, 4)、B:(2, -2)
となり、M:(1, 1) となります。・・・答アイ
f'(x)=(9/2)x^2−9x に x=1 を代入すると、
 f'(1)=-9/2
であるので、Mにおける接線は、(1,1) を通り、傾き -9/2 の直線であり、その式は、
 y-1=(-9/2)(x-1)
 y=(-9/2)x+11/2 ・・・答ウ〜ク
となります。

y=g(x) が(1,1) を通り、かつ、その点での接線の傾きが -9/2 であるので、
 g(1)=-2-a+b=1
 g'(1)=-4-a=-9/2
これらより、
 a=1/2、b=7/2 ・・・答ケ〜シ
を得ます。

点Pは(0, 11/2) であり、この点を通る直線は、傾きをkとして、
 y=kx+11/2
と表せます。これと、y=g(x)=-2x^2−x/2+7/2 を連立させて、
 -2x^2−x/2+7/2=kx+11/2
移項して、
 -2x^2−(k+1/2)x−2=0 ・・・(i)
判別式をとって、
 (k+1/2)^2−16=0
これを解いて、k=7/2, -9/2
k=-9/2 は、直線lの傾きなので、もう一方のk=7/2 がmの傾きとなります。
よって、mの式は
 y=(7/2)x+11/2 ・・・答ス〜チ

このとき、mとy=g(x) の交点は、(i) に k=7/2 を代入して、
 -2(x+1)^2=0
より
 x=-1 (重根:接点のx座標)
となるので、求める面積は、
 ∫-10{(7x/2+11/2)−g(x)}dx+∫01{(-9x/2+11/2)−g(x)}dx
  =2∫-10(x+1)^2dx+2∫01(x-1)^2dx
  =(2/3)[(x+1)^3]-10+(2/3)[(x-1)^3]01
  =4/3 ・・・答ツテ

以上です。

No.14023 - 2011/06/19(Sun) 06:08:16

Re: / s2sakuras3
9/2でした!
ありがとうございます!

No.14027 - 2011/06/19(Sun) 08:19:04
教えてください?ォ / 受験生
p,qを正の実数とする。xの方程式log[10](px)×log[10](qx)+1=0が1より大きい解をもつとき,点(log[10]p,log[10]q)の存在する範囲を座標平面上に図示せよ。

一応自分で解いた答えはlog[10]p<−(1/log[10]q)となったんですが?ャ

No.14015 - 2011/06/18(Sat) 21:49:28

Re: 教えてください?ォ / ヨッシー
底の10は省略します。
X=logx,P=logp,Q=logq とすると、
 log(px)×log(qx)+1=0
は、
 (P+X)(Q+X)+1=0
と掛けます。xが1より大きいということは、Xが正だということなので、
 X^2+(P+Q)X+PQ+1=0
が、X>0 となる解を1つ以上持てばいいことになります。
f(X)=X^2+(P+Q)X+PQ+1 とおくと、
(1) f(0)<0 の時
 常にX>0 の解を持ちます。
 よって、PQ+1<0
(2) f(0)≧0 の時
 判別式:(P+Q)^2−4(PQ+1)≧0
 軸:−(P+Q)/2>0
 f(0)=PQ+1≧0
 これらより、
 (P−Q)≧4
 P+Q<0
 PQ≧−1
よって、グラフは図のようになります。

No.14018 - 2011/06/18(Sat) 23:12:25
高3 / ウツボ
a1,a2,・・・,an,bを整数とするとき、方程式
a1x1+a2x2+・・・+anxn=bが整数解を持つための必要十分条件は(a1,a2,・・・,an)lb
である理由が分かりません。よろしく御願いします。

No.14011 - 2011/06/18(Sat) 16:29:29

Re: 高3 / シャロン
a[1],a[2],...,a[n]がすべて0、ではないとしてよい。

a[1]x[1]+a[2]x[2]+...+a[n]x[n]の形で表される整数全体からなる集合をAとする。

A≠{0}から、Aの元である正の整数には最小値が存在する。(∵z∈A→-z∈A)

この正整数をdとすると、d=(a[1],a[2],...,a[n])[☆]であり、A={zd|zは整数}である。[★]

★の証明
Aの元の倍数はあきらかにAの元であるので、{zd|zは整数}⊆A。
また、z(≠0)∈Aとすると、z=qd+r、0≦r<dとなる整数q、rが存在し、仮定から、z∈A。また、qd∈A。
∴r=z-qd∈A。
いま、0≦r<dかつdがAの正の最小元であるから、r=0。
したがって、A⊆{zd|zは整数}
以上より、A={zd|zは整数}
[★証明終わり]

☆の証明
任意のa[k]について、a[k]=a[k]・1+Σ_{i≠k、1≦i≦n}^{n}(a[i]・0)から、すべてのkについて、a[k]∈Aであり、d|a[k]。よって、dはa[1],a[2],...,a[n]すべての公約数である。
また、d∈Aより、d=a[1]x[1]+a[2]x[2]+...+a[n]x[n]と表せることから、a[1],a[2],...,a[n]すべての公約数はdの約数である。
以上よりd=(a[1],a[2],...,a[n])
[☆証明終わり]

ここで、a[1]x[1]+a[2]x[2]+...+a[n]x[n]=bが整数解を持つ条件はb∈Aであり、Aはdの(負まで含めた)倍数全体の集合であるから、(a[1],a[2],...,a[n])|bが解を持つ条件である。

QED

No.14013 - 2011/06/18(Sat) 18:35:39

Re: 高3 / ウツボ
元とは何ですか?zとは何ですか?またzdとは何ですか?最小限とは最小の元ということですか?Σ_{i≠k、1≦i≦n}^{n}(a[i]・0)はどういう意味ですか?

よろしく御願いします。

No.14022 - 2011/06/19(Sun) 04:13:40

Re: 高3 / シャロン
元...要素ともいいます。集合に含まれる個々のモノです。z∈Aなら、zは集合Aの元です。

z...任意の元です。ただここでは、Aとの関係を論じていますから、整数とみなしてかまいません。特に「z∈A→-z∈A」とは、「ある元zがAの元なら、-zもAの元である」という命題ですから、Aの要素であるものについて考えればいいです。(たとえばπなどはAの要素でないので、zとして考える意味がありませんね)

zd...整数zをつかってzdの形に表される数、つまりdの(負の数まで含む)倍数を表します。

最小元...単に最小元でなく、「正の」最小元である点に注意を。負の数まで考えれば、Aにはいくらでも小さい要素が存在します。

Σ_{i≠k、1≦i≦n}^{n}(a[i]・0)...技巧的に書きすぎました(反省)。1以上n以下かつkはでないi(「_{i≠k、1≦i≦n}」の部分)についての、a[i]・0の総和、という意味で書きました。(^{n}は不要でした。)
要は、a[k]=a[1]・0+a[2]・0+...+a[k]・1+...+a[n]・0と、各a[k]はa[1]x[1]+a[2]x[2]+...+a[n]x[n]の形で表される、という命題です。

No.14024 - 2011/06/19(Sun) 06:23:44

別解 / angel
こういう別解もあります。シャロンさんのとは別のアプローチで。
必要条件は自明なのでおいとくとして、十分条件「(a[1],…,a[n])|bならば、方程式a[1]x[1]+…+a[n]x[n]=bが整数解を持つ」の方をいきます。これをnに関する帰納法で説明します。
つまり、方程式の左辺の項数が増えても同様に成立しますよ、という方針でいくわけです。

n=1の時成立するのもやっぱり自明なので、n=kの時⇒n=k+1の時の推移について。
このとき、次の事実を利用します。
 ☆p,qが互いに素ならば、s,tの方程式 ps+qt=1 は整数解を持つ
 ※なぜかはまた後で触れます

後はちょっくら場合わけ。
(i) a[k+1]=0 の場合、帰納法の仮定より、明らかに方程式は解を持つ
(ii) a[k+1]≠0 の場合
 g=(a[1],…,a[k],a[k+1]) と置くと、(a[1],…,a[k]), a[k+1] はともにgの倍数。
 よって、あるp,qに対して、
 (a[1],…,a[k])=gp, a[k+1]=gq
 かつ、p,qは互いに素
 ※もし互いに素でないとすると、gが最大公約数であることに矛盾する

 p,qが互いに素であるため、ps+qt=1 なる整数s,tが存在する
 ここで、方程式を次のように変形する
  a[1]x[1]+…+a[k]x[k]+a[k+1]x[k+1]=b
  ⇔ (a[1]x[1]+…+a[k]x[k]-bps)+(a[k+1]x[k+1]-bqt)=0
  ⇔ (a[1]x[1]+…+a[k]x[k]-gp・sb/g)+(gqx[k+1]-gq・tb/g)=0
 (a[1],…,a[k])=gpかつb/gが整数のため、帰納法の仮定により方程式 a[1]x[1]+…+a[k]x[k]=gp・sb/gは整数解を持つ
 よって、その解にx[k+1]=tb/gという条件を付け加えたものは、元の方程式の整数解になっており、n=k+1の時も解を持つことを示す

大体こんな感じで。
なお、
 ☆p,qが互いに素ならば、s,tの方程式 ps+qt=1 は整数解を持つ
については、このように変形して考えます。
 ★0≦t≦p-1 を満たすある t に関して、qtをpで割った余りが1に等しいものが存在する
なぜかというと、

 もし余りが1に等しいものが存在しないとなると、0≦t≦p-1 の p通りに対して、qt の中で p で割った余りが等しいものが存在する。( pで割った余りも最大でp通りだから )
 その等しくなるときの t を t1,t2 (t1>t2) とおくと、qt1-qt2 は p の倍数、つまりあるmに対して、qt1-qt2=pm と表せる。
 しかし、q(t1-t2)=pm となり、1≦t1-t2≦p-1 であるため、p,q が互いに素であることに矛盾

となるからですね。
後は、qt=pm+1 となる t,m があるわけなので、そのような t に対して s=-m とすれば ps+qt=1 となり、整数解の存在が示せたことになります。

No.14050 - 2011/06/21(Tue) 00:59:19
(No Subject) / 軌跡
軌跡の問題で次のXとYの関係式を出したいのですが、計算方法がよく分かりません。
X=(a+1)/(a^2+1)
Y=(a-1)/(a^2+1)
よろしくおねがいします。

No.14007 - 2011/06/18(Sat) 00:35:01

Re: / 森の水だより
まず、X≠0のときを考える。
第一式より
(a^2+1)=(a+1)/X だからこれを第二式に代入して
Y=(a-1)/(a+1) これをaについて解けば、
a=(X+Y)/(X-Y)
これを第一式に代入すればXとYとの関係式が出てくる。

No.14008 - 2011/06/18(Sat) 01:20:57

Re: / シャロン
to 森の水だより さん

> (a^2+1)=(a+1)/X だからこれを第二式に代入して
> Y=(a-1)/(a+1)


「Y=(a-1)X/(a+1)」の書き誤りではないでしょうか?

#それ以後の計算は戻っていますが。

No.14010 - 2011/06/18(Sat) 15:49:20

Re: (No Subject) / 森の水だより
>シャロンさん
仰る通りです。
ご指摘ありがとうございました。

No.14012 - 2011/06/18(Sat) 18:35:30

Re: / 軌跡
丁寧な解説ありがとうございました
No.14016 - 2011/06/18(Sat) 21:58:06
(No Subject) / cksumisu
7の倍数の見極め方を教えて下さい。例えば665など。
No.14004 - 2011/06/17(Fri) 19:35:26

Re: / らすかる
↓ここらへんにありますが、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/number/multiple.htm
665だったら普通に割れば良い気がします。

No.14005 - 2011/06/17(Fri) 21:46:37

Re: / ヨッシー
こちらもどうぞ。

665 を1の位とそれ以外に分ける → 66 と 5
1の位を2倍してそれ以外との差をとる → 66−10=56
56 を1の位とそれ以外に分ける → 5 と 6
1の位を2倍してそれ以外との差をとる → 12−5=7 ・・・割り切れる

56の時点ですでに割り切れるのはわかってますが。

こういうことを書いています。

No.14006 - 2011/06/17(Fri) 22:37:59
(No Subject) / s2sakuras3
AB=2,BC=3,cos∡ABC=1/4である△ABCがある。
(1)AC=√アイ,sin∡ABC=√ウエ/オであるから,△ABCの外接円の半径はカ√キ/クである。

また△ABCの面積はケ√コサ/シであり、△ABCの内接円の半径は√ス(√セ-√ソ)/タである。

(2)点Aを通り辺BCに平行な直線と△ABCの外接円との交点のうち,A以外の点をDとするとAD=チとなる。

また,四角形ABCDの面積はツ√テト/ナとなる。

ア〜オまでは答えは出たのですがそれからがわかりません。
よろしくおねがいします!!

No.13999 - 2011/06/17(Fri) 15:41:31

Re: / シャロン
(1)

>△ABCの外接円の半径はカ√キ/クである。

正弦定理:外接円の半径をRとすると、

sinA/BC = sinB/AC = sinC/AB = 2R


>△ABCの面積はケ√コサ/シであり、

ABを底辺と見れば、(sinB)(BC)は△ABCの高さなので、...


>△ABCの内接円の半径は√ス(√セ-√ソ)/タである。

内接円の中心をIとすると、
△ABC=△ABI+△ACI+△BCI
内接円の半径r=DI=EI=FI。

また、内接円と辺AB,BC,CAとの接点をそれぞれ、L,M,Nとおくと、LI⊥AB、MI⊥BC、NI⊥CAなので、△ABCの各辺をそれぞれ、その両端とIでできる三角形の底辺と見れば、LI,MI,NIはそれぞれの高さなので、
△ABC=(AB)r/2+(AC)r/2+(BC)r/2=(AB+BC+CA)r/2
から、...

No.14000 - 2011/06/17(Fri) 16:05:14

Re: / シャロン
(2)
>点Aを通り辺BCに平行な直線と△ABCの外接円との交点のうち,A以外の点をDとするとAD=チとなる。

∠BDC=∠BAC (∵同じ弧BCに対する円周角)
∠ADB=∠ACB (∵同じ弧ABに対する円周角)
=∠DAC (∵AD//BC、錯角)
∴∠ADC=∠ADB+∠BDC=∠BAC+∠DAC=∠BAD
∴AB=CD
た、∠ADC+∠ABC=2直角なので、ADがもとまり、...
>
> また,四角形ABCDの面積はツ√テト/ナとなる。

ABCDは台形ですから、...

No.14001 - 2011/06/17(Fri) 16:27:54

Re: / s2sakuras3
あとは解けました♪
ありがとうございます!!

No.14002 - 2011/06/17(Fri) 17:02:20
高2 指数・対数関数 / れいひゃー
次の数の大小を比較せよ
(1)log4(3)、log3(4)、0.5

(2)log4(9)、log9(25)、1.5


答えは
(1)0.5<log4(3)<log3(4)
(2)log9(25)<1.5<log4(9)
です


先生にヒントをもらうと、
底をそろえればわかる
とのことなので、両方とも底を4でそろえたのですが
さらにわからなくなってしまいました。
適当に底をそろえるのではいけないのでしょうか?
教えて下さいお願いします!

No.13994 - 2011/06/16(Thu) 20:45:10

Re: 高2 指数・対数関数 / X
(1)
底を4に揃えると
log[4]3,1/log[4]3,log[4]2
ここで
log[4]1<log[4]3<log[4]4
∴0<log[4]3<1
ですので
1<1/log[4]3
よって
log[4]2<log[4]3<1/log[4]3
つまり
0.5<log[4]3<log[3]4
となります。
注)
特に底を変換しなくてもlog[4]3とlog[3]4については
log[4]3<log[4]4=1=log[3]3<log[3]4
というような比較もできます。

(2)
これは一度に3つの値を比較せずに
2つの値を比較することを考えましょう。
まずlog[4]9と1.5について。
1.5=log[4]4^1.5=log[4]8
∴1.5<log[4]9
次にlog[9]25と1.5について。
1.5=log[9]9^1.5=log[9]27
∴log[9]25<1.5
以上から
log[9]25<1.5<log[4]9
となります。

No.13997 - 2011/06/16(Thu) 22:08:41

Re: 高2 指数・対数関数 / れいひゃー
分かりやすい説明ありがとうございます!

質問ですが、
>1.5=log[4]4^1.5=log[4]8

>1.5=log[9]9^1.5=log[9]27
についてなのですけど、
1.5乗なんてどうやって計算しているのですか?

No.14009 - 2011/06/18(Sat) 11:20:59

Re: 高2 指数・対数関数 / X
1.5=1+1/2
ですので指数法則を使うと…。

No.14014 - 2011/06/18(Sat) 19:52:26

Re: 高2 指数・対数関数 / れいひゃー
出来ました!
ありがとうございます!^^

No.14029 - 2011/06/19(Sun) 09:06:53
不等式 / 高校生
|x−5/2|>3/2      …?@
r(x−r^2+6r-12)>2x−8  …?A


(1) 不等式?@の解はx<1、4<x
(2) 不等式?Aを満たすすべてのxが不等式?@を満たすようなrの範囲を求めよ。

不等式?Aを書き直すと
 (r−2)x>(r−2)^3
となる。したがって求めるrの値の範囲は?

答えは4≦r、1≦r≦2
となりますが、どうしても理解できません。どのように考え、求めればよいでしょうか

No.13991 - 2011/06/16(Thu) 15:25:41

Re: 不等式 / ヨッシー
 (r−2)x>(r−2)^3
を普通に解くと、
r>2 のとき
 x>(r−2)^2 ・・・(i)
r<2 のとき
 x<(r−2)^2 ・・・(ii)
(i) が x<1 または 4<x を満たすには、
(r−2)^2≧4 これより
 r−2≦−2 または r−2≧2
 r≦0 または r≧4
ただし、r>2 であるので、r≧4
(ii) が x<1 または 4<x を満たすには、
(r−2)^2≦1 これより
 −1≦r−2≦1
 1≦r≦3
ただし、r<2 であるので、1≦r<2

となります。

x>a が x<1 または x>4 を満たすには?
と聞かれたら、a≧4 であれば、
 x>4 も x>5 も x>10 も
全部、 x<1 または x>4 に含まれますね。
(網羅するというのとは違います)

No.13992 - 2011/06/16(Thu) 16:05:30
不等式 / 高校生
次の式を満たすaの値の範囲を知りたいです。
(1)a^2-2a-8<0
(2)3a>0
(3)10a^2-2a-8>0

それぞれ答えを求めました。
-2a>0
a<-4/5、1<a

さて、これを数直線に示したところまでいきましたが、
なぜ答えが1<a<4になるのでしょうか。
教えてください。

No.13986 - 2011/06/15(Wed) 21:15:04

Re: 不等式 / X
(1)より
(a+2)(a-4)<0
∴-2<a<4 (1)'
(2)より
0<a (2)'
(3)より
5a^2-a-4>0
(5a+4)(a-1)>0
∴a<-4/5,1<a (3)'
(1)'(2)'(3)'を数直線に図示してみましょう。

No.13988 - 2011/06/15(Wed) 21:53:56

Re: 不等式 / シャロン
> -2> a>0
> a<-4/5、1<a
>
> さて、これを数直線に示したところまでいきましたが、
> なぜ答えが1> 教えてください。


これら3つの条件をすべて満たすaの範囲を考えましょう。

特に、「a<-4/5、1<a」とは、「a<-4/5または1<a」の意味ということに留意しましょう。

No.13989 - 2011/06/15(Wed) 21:55:03
よろしくお願いします! / ZEPROCKMAME
始めまして、私は高校3年です。学校から出された問いがどうしても解けずに困っています。よろしくお願いします!

平面上に定点A,Bがあり、線分ABの長さABは2(√3+1)である。
この平面上を動く3点P,Q,Rがあって、常にAP=PQ=2 、 QR=RB=√2なる長さを保ちながら動いている。
このとき点Qが動きうる範囲を図示しその面積を求めよ。

※√3+1は「プラス1」はルートの中ではなく外です。「ルート3」と「プラス1」です。

No.13983 - 2011/06/15(Wed) 17:14:46

Re: よろしくお願いします! / X
AP=PQ=2 (A)
により点PはAを中心とした半径2の円周上の点であり
点Qはその円周上の点を中心とした半径2の円周上の点
となります。
従ってP,Qが動点であることに注意すると、点Qが作る円が
点Pが作る円に沿って中心が動くイメージを考えることにより
結局点Qは
点Aを中心とする半径AP+PQ=4の円の周囲および内部 (A)
に存在することが分かります。
同様に
QR=RB=√2
により点Qは
点Aを中心とする半径BR+QR=2√2の円の周囲および内部 (B)
に存在することが分かります。
以上から点Qの存在範囲は(A)(B)の共通部分ですから
図示すると…。

No.13984 - 2011/06/15(Wed) 18:24:34

Re: よろしくお願いします! / ZEPROCKMAME
ありがとうございます。

点Aを中心とする半径BR+QR=2√2の円の周囲および内部 (B)

点Bを中心ではないですか????

No.13985 - 2011/06/15(Wed) 18:51:58

Re: よろしくお願いします! / X
ああ、ごめんなさい。その通りです。点Bが中心ですね。
No.13987 - 2011/06/15(Wed) 21:49:23

Re: よろしくお願いします! / ZEPROCKMAME
納得できました。

また助けてください。

No.13990 - 2011/06/15(Wed) 21:59:03
(No Subject) / bt
【問い】C,Dはそれぞれ下に凸である二次関数のグラフで点Uで接している。CとDの相似の中心を求めよ。

感覚的な説明でもよいので御願いします。

No.13979 - 2011/06/15(Wed) 07:53:16

Re: / ヨッシー
ひとつの放物線は、y=x^2 としても一般性を失いません。
これに、y=ax^2 (a>0,a≠1) を平行移動したものが、
点(t, t^2) で接しているとします。
この点における接線の傾き(以下、傾きといいます)は、2t ですが、
y=ax^2 上において、傾きが 2t になるのは、
 (t/a, t^2/a)
です。この点が、(t, t^2) まで移動しているので、
もう一方の放物線は、
 y=a{x−t(1-1/a)}^2+t^2(1-1/a)
となります。

y=x^2 ・・・(i)
y=a{x−t(1-1/a)}^2+t^2(1-1/a) ・・・(ii)
において、(i)上の点 (a, a^2) における傾きは
2a であり、これと同じ傾きを持つ(ii)上の点は、
(1+t(1-1/a), a+t^2(1-1/a)) となります。

(i) の頂点(0,0) と (ii) の頂点(t(1-1/a), t^2(1-1/a))、
点(a, a^2)と点(1+t(1-1/a), a+t^2(1-1/a))
を結んだ直線の交点が、
相似の中心となります。求めると、点(t, t^2) となり
接点そのものが、相似の中心となります。

No.13980 - 2011/06/15(Wed) 09:27:32

Re: / ヨッシー
感覚的に言うと、

図は、2つの相似な放物線と、相似の中心を表したもので、
相似の中心から延びた直線で結ばれる2つの点は、傾きが等しくなります。(相似なので)
その2点がたまたま同一点に来たのが、今回の問題の場合で、
そこが相似の中心になります。

No.13982 - 2011/06/15(Wed) 09:44:41
媒介変数での表示 / Tommy
下記のグラフを0≦t≦1を媒介変数としてz(t)=x(t)+iy(t)で表したいのですが
どのように書けますでしょうか?

No.13970 - 2011/06/14(Tue) 01:48:03

Re: 媒介変数での表示 / らすかる
0<t<1で良ければ
t<1/12 のとき
x(t)=1/t-12+√3/2
y(t)=1/2
1/12≦t≦11/12のとき
x(t)=cos(2tπ)
y(t)=sin(2tπ)
t>11/12 のとき
x(t)=1/(1-t)-12+√3/2
y(t)=-1/2

No.13975 - 2011/06/14(Tue) 10:42:36

Re: 媒介変数での表示 / Tommy
どうも有難うございました。お蔭様で解決できました。
No.13981 - 2011/06/15(Wed) 09:33:06
空間座標 / スキンセーフ
aを実数の定数とし、座標空間内で、2点A(0,2,1)、B(1,1,a+1)を通る直線をlとする。
(1)lがx軸と交わる時、aの値とその交点の座標を求めよ。
(2)aの値が(1)で求めた値と異なるとする。l上の点P(x,y,z)からx軸に下ろした垂線の足をQとするとき、線分PQの長さをxで表せ。
(3)(2)のとき、Pがl上を動く時の線分PQの長さの最小値を求めよ。

(1)l:x=2-y=(z-1)/a
x軸と交わるときy=z=0よりx=2=-1/a
よってa=-1/2、交点は(2,0,0)・・(答え?)
(2)↑OQ=(s,0,0),↑AB=(1,-1,a)より↑OP=(t,2-t,1-at)
∴↑QP=(-s+t,2-t,1+at)
↑OQ⊥↑QPより↑OQ・↑QP=0⇔s=0、t=s
∴↑QP=(0,2-s,1+as)
↑QPのx成分が0よりQ,Pのx座標は等しいので
∴↑QP=(0,2-x,1+ax)と書ける。
∴QP=√{(2-x)^2+(1+ax)^2}=√{(a^2+1)x^2+(2a-4)x+5}・・・(答?)

(3)↑QP⊥↑AB⇔(0,2-s,1+as)・(1,-1,a)=0
⇔x=(2-a)/(1+a^2)
これを(2)の結果に代入して
QP^2=(略)=(2a+1)^2/(a^2+1)=f(a)
(f'(a)を計算して)f'(a)の符号は-2(a-2)(2a+1)と等しい。しかしaにa≠-1/2以外に範囲はないので最小値は-∞。よって最小値 なし・・(答え?)

答えがないので全て自力でやりました。途中の指摘や答えの指摘など解説を交えて教授していただけたらと思い投稿しました。もっといい解き方がある、などの指摘も歓迎します。どうかよろしく御願いします。

No.13969 - 2011/06/14(Tue) 01:12:55

Re: 空間座標 / ヨッシー
考え方のヒントとして、グラフで考えるとこんな感じです。
(1)z軸方向からxy平面を見ると(左の図)
ABの位置関係から、Lがx軸と交わるならば、それは(2,0,0)であると
わかります。また、同じく位置関係から、ACの中点がBとわかります。
(2)x軸方向からyz平面を見ると(右の図)
点Pが座標で表せたら、そのy、z座標に対して
√(y^2+z^2) がPとx軸との距離になります。

(1)(2) の解答は、これらのことを頭に置いておくと、なお
イメージしやすいでしょう。

さて、上の解答ですが、(1)(2) は大筋では良いと思います。
もう少し、日本語を増やした方が良いでしょう。
lを式で表すと・・・など
また、
↑OP=↑OA+t↑AB=・・・
のように、途中を略さないなど。

(3) ですが、
aがa=-1/2 以外のある決まった値をとるとき、
PQの最小値をaを使って表しなさい。
と書き直せば、問題の趣旨がわかるでしょう。
Pは動かしますが、aは動かさないのです。

No.13972 - 2011/06/14(Tue) 07:21:38

Re: 空間座標 / ヨッシー
ちなみに、0に限りなく近い値と、−∞とは違います。
−∞は負の数で絶対値が無限に大きい数です。

No.13973 - 2011/06/14(Tue) 07:23:23

Re: 空間座標 / スキンセーフ
(2)x軸方向からyz平面を見ると(右の図)
点Pが座標で表せたら、そのy、z座標に対して
√(y^2+z^2) がPとx軸との距離になります。とありますが、)↑OQ=(s,0,0),↑AB=(1,-1,a)より↑OP=(t,2-t,1-at)
∴↑QP=(-s+t,2-t,1+at)
↑OQ⊥↑QPより↑OQ・↑QP=0⇔s=0、t=s
∴↑QP=(0,2-s,1+as)
の計算をしなくてもこれが分かる理由を詳しく御願いします。

No.13977 - 2011/06/15(Wed) 06:04:23

Re: 空間座標 / ヨッシー
Pの座標を(k,m,n) とします。
Pを通って、x軸に垂直な平面を考えると、その式は、
x=k となります。
この平面とx軸との交点がQなので、Qの座標は(k,0,0) となり、
PQ=√(m^2+n^2) で表せます。

No.13978 - 2011/06/15(Wed) 06:16:06
よろしくお願いします?ォ / 受験生
aを正の実数とし、空間内の2つの円板
A={(x,y,z)|x^2+y^2≦1z=a}
B={(x,y,z)|x^2+y^2≦1z=−a}
を考える。Aをy軸の周りに180゚回転してBに重ねる。ただし回転はZ軸の正の部分をX軸の正の方向に傾ける向きとする。この回転の間にAが通る部分をEとする。Eの体積をV(a)とし、Eと{(x,y,z)|x≧0}との共通部分の体積をW(a)とする。
(1)W(a)を求めよ。
(2)lim[a→∞]V(a)を求めよ。

No.13965 - 2011/06/13(Mon) 21:59:50

Re: よろしくお願いします / ヨッシー
y座標tの位置での断面は、図のようになります。
No.13966 - 2011/06/13(Mon) 23:00:17

Re: よろしくお願いします?ォ / 受験生
(1)2/3π
(2)0
となったんですがどうですか?

No.13974 - 2011/06/14(Tue) 09:06:53

Re: よろしくお願いします / ヨッシー
(1) は良いでしょう。
(2) は、0ということはないですね。
(1) で、W(a) は a に限らず一定ということは、
a が十分大きくても、2π/3 であるということです。
一方、V(a) の断面は、上の図のように、半円ドーナツ(x≧0の部分)より
少しはみ出た形になるので、W(a) より、少し大きいはずです。

No.13976 - 2011/06/14(Tue) 21:42:00
極座標での円? / い
極方程式 (rcosθ-dcosα)^2+(rsinθ-dsinα)^2=R^2 は点(r,d)が中心で半径がRの円を表すと考え、GRAPESでそのグラフを描きました。
するとグラフとxy平面でいうy軸とが共有点を持つときに、共有点のうちy座標の絶対値の大きい方の点と原点とを結ぶ線分も含まれることがわかりました。
これはなぜですか?方程式にrcosθ=0(このときsinθ=±1)を代入したときに何か言えれば良いと思い試してみたのですがよくわからなくなりました。

No.13960 - 2011/06/13(Mon) 01:09:16

Re: 極座標での円? / X
>>極方程式〜の円を表すと考え、
中心の座標を間違っています。
中心の座標は極座標表示だと
(d,α)
xy座標表示だと
(dcosα,dsinα)
です。

>>するとグラフとxy平面〜含まれることがわかりました。
d,R,αにどのような値を設定したのかは不明ですが
一般にはこのようなことは成立しません。
((反例)d=2,R=1,α=0のとき)
d,R,αにどのような値を設定されましたか?。

No.13962 - 2011/06/13(Mon) 08:46:38

Re: 極座標での円? / い
見にくいですが画像アップ
No.13964 - 2011/06/13(Mon) 21:24:03

Re: 極座標での円? / X
ごめんなさい。円の内部の領域に線分が含まれるものと
質問内容を読み違えていました。

それで回答ですが、描画ソフトのバグということはないでしょうか?。
少し計算すれば分かりますが、問題の円の方程式で
取ることのできるθの値の範囲は
π/4≦θ≦3π/4
となります。
これ以外のθの値に対応する、本来存在しない点が
ソフトのバグで線分として表示されてしまっている
可能性が考えられます。

試しにそのソフトで、原点が円の内部に含まれるように
d,R,αの値を設定して描画させてみて下さい。
(例えば(d,R,α)=(1,2,π/2)など)
これだと取ることのできるθの値の範囲は
0≦θ≦2π
となりますので、質問にあったような線分は
描画されないと思います。

No.13967 - 2011/06/13(Mon) 23:51:41

Re: 極座標での円? / い
日本語が上手でなくてすみませんでした

調べた円の一般形で試しても同じでした
ソフトの内部的なことはよくわからないですが僕が使い方を間違えているのみということもありえます

ありがとうございました

No.13968 - 2011/06/14(Tue) 00:12:06

Re: 極座標での円? / Kurdt
GRAPESをよく使うので自分も試してみましたが、
これはグラフの描画処理の際のバグでしょうね。

どうもy軸と2つ(以上?)の共有点を持つグラフを
極形式で書いたときにこの問題が起きるようです。

y=1 → rsinθ=1 のようなケースは大丈夫ですが、
y^2=x+1 → (rsinθ)^2=rcosθ+1 とすると同じ現象が起きました。
どうもy軸上に2つ以上の点を持つときの
その共有点に関する描画処理に何らかのバグがあるのでしょう。

No.13971 - 2011/06/14(Tue) 02:19:31
arc / 里佳子
4arctan(1/5)-arctan(1/239)
の解き方をお願いします。
答えはπ/4なのですが。

No.13959 - 2011/06/12(Sun) 23:28:30

Re: arc / ヨッシー
tanα=1/5、tanβ=1/239 のときに、
tan(4α−β) がいくつになるか調べます。

sinα=1/√26、cosα=5/√26 より
sin2α=5/13、cos2α=12/13
sin4α=120/169, cos4α=119/169
これより tan4α=120/119
加法定理より
 tan(4α−β)={tan4α−tanβ}/(1+tan4αtanβ)
  =1
となり、もとの角の大きさから判断して、
 4α−β=π/4
と言えます。

No.13961 - 2011/06/13(Mon) 06:38:03
高2 指数・対数関数 / れいひゃー
(3)log10(2)=a、log10(3)=b とおくとき、log18(8/9)の値をa、bで表せ

(4)log2(3)=a、log3(7)=b とおくとき、log14(56)をa、bで表せ


答えは
(3)(3a-2b)/(a+2b)
(4)(ab+3)/(ab+1)
です

(3)は底を10でそろえてみたのですが、そこからどうすればいいのか分かりません
(4)は手がつけられません;
どうか説明お願いします!

No.13957 - 2011/06/12(Sun) 20:09:34

Re: 高2 指数・対数関数 / シャロン
(3)
底の変換に
log[x](y)={log[z](x)}/{log[z](y)}
を、さらに、
log[z](xy)=log[z](x)+log[z](y)
log[z](x/y)=log[z](x)-log[z](y)
log[z](x^y)=ylog[z](x)
をつかう。

log[18](8/9) = {log[10](8/9)}/{log[10](18)}
= {log[10](8)-log[10](9)}/{log[10](2)+log[10](9)}
= {3log[10](2)-2log[10](3)}/{log[10](2)+2log[10](3)}
= (3a-2b)/(a+2b)

(4)
底の変換公式より特に
log[z](x)={log[x](x)}/{log[x](z)}
=1/log[x](z)
より、
log[3](2)=1/a

log[14](56) = log[14](4)+log[14](14)
= 2log[14](2)+1
= 2{1/log[2](14)}+1
= 2/{1+log[2](7)}+1
= 2/{1+{log[3](7)/log[3](2)}}+1
= {2/{1+{log[3](7)/log[3](2)}}+1
= {2/(1+ab)}+1
= (2+1+ab)/(1+ab)
= (ab+3)/(ab+1)

No.13958 - 2011/06/12(Sun) 21:11:51

Re: 高2 指数・対数関数 / れいひゃー
ありがとうございます!
No.13993 - 2011/06/16(Thu) 20:32:06
(No Subject) / fun
鋭角三角形ABCにおいて辺BC上にP.辺AB上にQ、辺CR上にRをとります。P,Q,Rを動かすとき、PQ+QR+RPが最小になるとき、三角形PQRが各頂点からおろした垂線の足を結んでできる三角形になる理由が分かりません。
No.13955 - 2011/06/12(Sun) 16:19:35

Re: / DANDY U
各辺上に適当に点P,Q,Rをとり、AB,ACに関してPと対称な点をそれぞれ P',P''とします。
すると PQ+QR+RP=P’Q+QR+RP’’、AP’=AP’’=AP
P’Q+QR+RP’’が最小となるのは、P’,Q,R,P’’が一直線上にあるとき。
さらに、∠P’AP’’=2∠BAC=一定  より
APが最小値をとるとき、すなわち AP⊥BCのときであり、Q,Rについても同じことがいえるので、「各頂点からおろした垂線の足を結んでできる三角形」(垂足三角形)のときに最小値をとります。

No.13963 - 2011/06/13(Mon) 11:35:13
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