[ 掲示板に戻る ]

過去ログ閲覧モード

パラメータ曲線の接線について / 涼流
受験生です。いつもお世話になっております。
今回はパラメータ曲線の接線に関して質問があります。

# 問
x = t^2/2 + 1/t …… #1
y = t - t^4/4 …… #2
の概形を描け.

# 質問
dx/dt = t - 1/t^2
dy/dt = 1 - t^3
だから
dy/dx = (dy/dt)/(dx/dt)
= (1 - t^3)(t - 1/t^2)
= -t^2(t^3 - 1)/(t^3 - 1)
よりt≠1のとき
dy/dx = -t^2
でt = 1では(yはxで)微分可能ではないですよね?

ということはここでの接線は持たないという認識でよろしいでしょうか?

ところが、解答にはt=1のとき成立しないはずの-t^2に1を代入して傾きを-1としています。
これは正しいのでしょうか?

だとしたら、一般に導関数の値が存在しない場合の接線の傾きはその極限を取っても構わないのでしょうか……?

よろしければどうかご教授願います。

No.13109 - 2011/02/15(Tue) 01:10:59

Re: パラメータ曲線の接線について / rtz
解答にどのように書いてあるのか分かりませんが、
t=1では接線は持ちません。

またlim[t→1+0]dy/dx=-1、lim[t→1-0]dy/dx=-1は両者正しいですが、
t=1での傾きがそのまま書いてあるのはよくないと思います。

ただ、増減表などを書く場合、
定義域外であっても、導関数の値が計算できるケースもありますよね。
そういう場合、括弧つきで値を記しているような解答も見かけます。
今回はそういう扱いでいいと思いますが、
さすがに数値をそのまま書くだけなのは
個人的にあまりおすすめできないです。

No.13114 - 2011/02/15(Tue) 02:11:38

Re: パラメータ曲線の接線について / 涼流
ご回答有難うございます。

失礼しました。問題の解答部分をスキャン致しました :
「ハイレベル理系数学 50テーマ・150題」p117 〔2003/4/8 初版第6刷〕 # 古本で買った旧課程の物ですが……

そうですよね……接線なんてありませんよね……。
ただ、いろいろと調べている内に次のような定理を発見しました :
> f(x) が x = a の付近で連続で、x = a を除いては微分可能であり、
> lim[x→a] f'(x) = A
> という有限な極限が存在するとき、f(x) は x = a でも微分可能で f'(a)=A となる。

( 外部リンク : http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/math/lecture/basic1/conti1/node4.html )

ただ、この場合はx < 3/2では連続ではないのでこれは使えないですよね……。

ただ、グラフをかくときに便宜的な接線として描けばいいですよね。

No.13120 - 2011/02/15(Tue) 20:24:13

Re: パラメータ曲線の接線について / angel
補足ですが、「t=1の時に dx/dt=0 だから t=1に対応するxのところで接線がない」というわけではありません。
どちらかと言えば、t=1の付近で取るxの値がx≧3/2だから、つまり t=1 に対応する x=3/2 がちょうど曲線の折り返し点になっているからという要因の方が大きいでしょう。

今回のケースでは確かに接線がありませんが、場合によっては接線ができることもあります。
例えば
 x=-t^2+3t+1/t
 y=1/4・t^4-3/2・t^2+2t
は、同じように t=1 のところで dx/dt=0 となりますが、t=1に対応する点 (3,3/4) で接線 y=-x+15/4 を持ちます。
実は t=1 の時、dx/dt=d^2x/dt^2=0, dy/dt=d^2y/dt^2=0 と、1次・2次の微分係数が共に0であり、dy/dx=(d^3y/dt^3)/(d^3x/dt^3) と3次の微分係数同士の分数で傾きが計算できるのです。
※普通に (dy/dt)/(dx/dt) の極限で考えても同じですが。

この話は高校の範囲を超えるものだと思いますので、深く気にする必要はありませんが、ケースバイケースということです。

No.13135 - 2011/02/16(Wed) 00:44:53

Re: パラメータ曲線の接線について / 涼流
> t=1の時に dx/dt=0 だから t=1に対応するxのところで接線がない
考えてみれば円の場合 :
x = cosθ
y = sinθ
もdx/dθ = -sinθでθ=0のとき0ですよね……。(でも一応接線がある……)
などもありますよね。
勘違いをしていました。

パラメータの時の微分可能についてよく学んでいないので受験が終わったら数学をもっと深く勉強したいと思います。

> 実は t=1 の時、dx/dt=d^2x/dt^2=0, dy/dt=d^2y/dt^2=0 と、1次・2次の微分係数が共に0であり、dy/dx=(d^3y/dt^3)/(d^3x/dt^3) と3次の微分係数同士の分数で傾きが計算できるのです。
ロピタルの定理みたいですね。

* * *

今回はどうもありがとうございました。
少しだけすっきりしました。

No.13162 - 2011/02/17(Thu) 00:52:56
数3 / あたる
横浜市立大の問題です

a>0とする。以下の問いに答えよ。
(1)0≦x≦aを満たすxに対して1+x≦e^x≦1+(e^a-1)x/aを示せ。

(2)(1)を用いて1+a+a^2/2<e^a<1+a(e^a+1)/2を示せ。

(3)(2)を用いて2.46<e<2.78を示せ。

お願いします

No.13106 - 2011/02/14(Mon) 23:38:44

Re: 数3 / ばる
数?V不等式の問題はまずは
左辺[右辺]ー右辺[左辺]≧0で出来ないかやってみてください。

最右辺ー中辺≧0、中辺ー最左辺≧0を目標に。
具体的には、最右辺ー中辺=f(x)の最小値が0以上示すか、はさみうちの原理を使うか、平均値の定理を使うかです。

No.13115 - 2011/02/15(Tue) 02:13:53
領域 / ぬこ
またまた領域の問題です

連立不等式x^2+y^2≦25と(y-2x-10)(y+x+5)≦0の表す領域をDとする。

(1)領域を図示せよ。

(2)点(x,y)がこの領域Dを動くとき、x+2yの最大値Mと最小値mを求めよ。また、M、mに与えるDの点を求めよ。

(3)aを実数とする。点(x,y)が領域を動くとき、ax+yが
点(3,-4)で最大値をとるようなaの範囲を求めよ。

これも過去問です
よろしくお願いします

No.13105 - 2011/02/14(Mon) 23:32:48

Re: 領域 / ばる
(1)はx^2+y^2=25とy-2x-10=0、y+x+5=0のグラフを描いてください。交点も調べないといけないので少し面倒です。

(2)は線形計画法で求めます。x+2y=kとおいて(1)で描いたグラフを元にkを変化させてみてください。kが最大となるのはy=(k-x)/2のy切片が最大のとき、kが最小となるのはy切片が最小となるときです。

No.13116 - 2011/02/15(Tue) 02:18:49
2B / ぬこ
a,bを正の実数とする。放物線C1:y=x^2-aと
放物線C2:y=-b(x-2)^2は、ともに、点P(x0,y0)において直線Lに接しているとする。S1を直線x=0と放物線C1と接線Lで囲まれた領域の面積とし、S2を直線x=2と放物線C2と接線Lで囲まれた領域の面積とするとき、次の問題に答えよ。

(1)a,x0,y0をbで表せ。

(2)面積の比S1:S2をbで表せ。

よろしくお願いします

ちなみに過去問です

No.13104 - 2011/02/14(Mon) 23:27:00

Re: 2B / ばる
(1)f(x)=x^2-a,g(x)y=-b(x-2)^2とすると
これらがPで接する
⇔f(x0)=g(x0)かつf'(x0)=g'(x0)
この式を立てればa,x0,y0をbで表せるはずです。

(2)はa,b>0に注意してグラフを描いて
面積を求めます。面積は積分を使って求めます。

No.13117 - 2011/02/15(Tue) 02:25:13
高1 数学 / すぶや
2個のさいころA,Bを同時に振って、出た目をそれぞれ a,bとする

a<b となる場合は ?B通り、a<b または a+b=6 となる場合は ?C通りである



3個のさいころA,B,Cを同時に振って、出た目をそれぞれ a,b,c とする

a,b,c がいずれも2以下で a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが3となる場合は ?D通りある

a,b,c のうち1つだけが3以上で a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが3となる場合は ?E通りある

したがって、a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが3となる確率は ?Fである


a+b, b+c, c+a, がすべて6となる確率は ?Gであり

a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが6となる確率は ?Hである

?Bと?Cは書き出せば解けたのですがもう少し利口なやり方を知りたいです。
以降の問題はさっぱりわかりません。
誰か分かる方教えてください。お願いします。

答えは?@2
?A5
?B15
?C18
?D6
?E6
?F1/18
?G1/216
?H19/54です。

No.13103 - 2011/02/14(Mon) 22:37:39

Re: 高1 数学 / ヨッシー
?@?Aは問題がないので、サクッと通過して、
?B
a=1 のとき、bは、2~6 の5通り。
a=2 のとき、bは、3~6 の4通り。
以下、3通り、2通り、1通り、0通り で、合計15通り です。
?C
?Bの15通り以外に、a≧b で、a+b=6 となるのは、
 (a,b)=(3,3),(4,2),(5,1)
の3通りあるので、計18通り。

?D
a,b,c がすべて1か2になるのは、2×2×2=8(通り)
このうち、どの2つも和が3にならないのは、
 (a,b,c)=(1,1,1),(2,2,2)
の2通りなので、これを除いて、6通り

?E
a=3,4,5,6 に対して、(b,c)=(1,2),(2,1) の2通りがあるので、
「aが3以上の場合」は、4×2=8(通り)
「bが3以上の場合」「cが3以上の場合」についてもそれぞれ8通りで、
合計 8×3=24  (6ではありません)

?F
目の出方は全部で6×6×6=216(通り)
a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが3となるのは、
?Dの場合と?Eの場合で、両者に重複はないので、
全部で30通り
確率は、30/216=5/36 (1/18 ではありません)

?G
(a,b,c)=(3,3,3) の場合だけなので、確率は、1/216

?H
まず、「a+b だけが6」の場合を考えます。
a+b=6 となるのは、5通り
a=b=3 のとき、cの取れる数は3以外の5通り。
それ以外の4通りについて、cの取れる数はaでもbでもない4通りで、計16通り
以上より、「a+b だけが6」になるのは 21通り
「b+c だけが6」「c+a だけが6」もそれぞれ21通り。
次に「a+b と b+c だけが6」を考えると
a=b=3 の場合はc=3 となり、c+a も6になるので、不適。
それ以外の4通りについて、cはaと同じであればいいので、1通り
よって、「a+b と b+c だけが6」となるのは4通り。
「b+c と c+a だけが6」「c+a と a+b だけが6」もそれぞれ4通りで、合計12通り。

以上より、a+b, b+c, c+a, の少なくとも1つが6となるのは、
 21×3+4×3+1=76
求める確率は、
 76/216=19/54

No.13107 - 2011/02/15(Tue) 00:03:21

Re: 高1 数学 / シャロン
横から失礼します。

○3は、

全体が6*6とおり、a=bとなるのが1~6の6とおりで、対称性からa<bとなる場合とa>bとなる場合が同じだけあるので、(6*6-6)/2=15とおりと求めることもできますね。

No.13108 - 2011/02/15(Tue) 00:56:30
数列 / あおい
最後はきれてしまっていますが
nを用いて表せです

お願いします

No.13097 - 2011/02/13(Sun) 23:06:19

Re: 数列 / ヨッシー
(1)
1=Asinθ/(1+sinθ)
2=(A-2a1)sinθ/(1+sinθ)
より、
2/a1=(A-2a1)sinθ/Asinθ
 =(A-2a1)/A
 =1-2a1/A
 =1-2Asinθ/A(1+sinθ)
 =(1-sinθ)/(1+sinθ)

(2)
n={A-2(a1+・・・an-2)-2an-1}sinθ/(1+sinθ)
  =an-1-2an-1sinθ/(1+sinθ)
  =an-1(1-sinθ)/(1+sinθ)

(3)
(2) の結果より an は、公比(1-sinθ)/(1+sinθ)の等比数列。
 (1-sinθ)/(1+sinθ)=r
とおくと、
 Sn=a1(1+r+r2+・・・rn-1)
  =a1(rn-1)/(r-1)
あとは、a1=Asinθ/(1+sinθ) と、rを(1-sinθ)/(1+sinθ)
に戻せば出来上がりです。

No.13098 - 2011/02/13(Sun) 23:46:43
ファクシミリの原理?らしいです 対象学年は2年か3年生だと思います。 / バルト3国
座標平面上のP(a,a)Q(-1+a,1-a)を結ぶ線分をPQとする。

aが0≦a≦1の範囲を動くとき、線分PQと直線x=1/2との交点の軌跡を求めよ。答え)線分x=1/2、1/2≦y≦5/8
また、
aが0≦a≦1の範囲を動くとき、線分PQの通る領域の面積Sをもとめよ。答え)1/3

解答を見たのですが、不等式の羅列にしか見えず、意味が分かりませんでした。どなたかわかりやすく教えて(解説して)もらえませんか?

No.13092 - 2011/02/13(Sun) 16:44:34

Re: ファクシミリの原理?らしいです 対象学年は2年か3年生だと思います。 / ヨッシー
(1)
まず、PQが色々動くと、図のようになります。

この領域と、x=1/2 との交点は、当然 x=1/2 上にあるのですが、
その中の、点Aと点Bで区切られた部分が答えとなります。
点Aは、P(1,1), Q(0,0) の時ですが、点Bは、すぐには求まりません。
まず、PQを通る直線の式を求めると、傾きは 2a-1 なので、
 y-a=(2a-1)(x-a)
 y=(2a-1)x-2a^2+2a
これと、x=1/2 との交点のy座標は、
 -2a^2+3a-1/2=-2(a-3/4)^2+5/8
より、a=3/4 のとき、最大値 5/8
よって、点Bの座標は(1/2,5/8) で、点A(1/2,1/2) と合わせて、
 x=1/2 , 1/2≦y≦5/8
となります。

(2)
面積は、対象性から、x≧0 の部分(第1象限)だけを、計算して、
2倍することにします。
(1) では、x=1/2 について考えましたが、一般の x=t (0≦t≦1) について
考えます。
点Aに当たる座標は(t,t) です。
次に、点Bに当たる点の座標は、
 y=(2a-1)x-2a^2+2a
において、x=t とすると、y座標は
 y=(2a-1)t-2a^2+2a
  =-2a^2+(2+2t)a-t
  =-2{a-(1+t)/2}^2+(t^2+1)/2
よって、a=(1+t)/2 のとき、最大値 (t^2+1)/2 となります。


PQが通る領域を、x=t で切ったときの切り口の長さは、
 (t^2+1)/2-t=(t^2-2t+1)/2
これを、t=0からt=1まで積分して2倍します。
 S=2∫0~1(t^2-2t+1)/2dt
  =[t^3/3-t^2+t]0~1
  =1/3

No.13094 - 2011/02/13(Sun) 18:59:27

Re: ファクシミリの原理?らしいです 対象学年は2年か3年生だと思います。 / バルト3国
まず一番最初の、グラフの書き方が分からないです・・・。
No.13101 - 2011/02/14(Mon) 12:18:10

Re: ファクシミリの原理?らしいです 対象学年は2年か3年生だと思います。 / ヨッシー
P(a,a)Q(-1+a,1-a) なので、a を0≦a≦1の範囲で色々変えて
P(0,0) - Q(-1,1)
P(0.1,0.1) - Q(-0.9,0.9)
P(0.2,0.2) - Q(-0.8,0.8)
 ・・・・・
P(0.9,0.9) - Q(-0.1,0.1)
P(1,1) - Q(0,0)
などを引くと、上のような領域が表せます。

No.13102 - 2011/02/14(Mon) 17:59:26
数2…? / 威
1辺の長さが1の正二十面体Wのすべての頂点が球Sの表面上にあるとき、次の問いに答えよ。なお、正二十面体は、すべての面が合同な正三角形であり、各頂点は5つの正三角形に共有されている。

(1)正二十面体の頂点の総数を求めよ
(2)正二十面体Wの1つの頂点をA、頂点Aからの距離が1である5つの頂点をB,C,D,E,Fとする。
sin36°={√(10-2√5)}/4を用いて、正五角形BCDEFの外接円の半径Rと対角線BEの長さを求めよ
(3)2つの頂点D,Eからの距離が1である2つの頂点のうち、頂点AでないほうをGとする。球Sの直径BGの長さを求めよ
(4)球Sの中心をOとする。△DEGを底面とする三角錐ODEGの体積を求めよ

長々すみません
よろしくおねがいします

No.13087 - 2011/02/13(Sun) 12:23:29

Re: 数2…? / ヨッシー
(1)
正三角形を全部バラバラにすると、三角が20個出来るので、
頂点は60個です。これを組み立てると、5つの頂点が集まって、
1つの頂点になるので、
 60÷5=12(個)
です。
(2) 以降に入る前に
こちらや、こちらを、見て正二十面体のイメージを
つかんで下さい。

No.13089 - 2011/02/13(Sun) 12:44:13

Re: 数2…? / ヨッシー
(2)
まず、sin36°={√(10-2√5)}/4 より
cos36°=(√5+1)/4 を求めておきます。

BCの中点をMとします。
△BMOにおいて ∠BOM=36°であるので、
 sin36°=BM/BO
より
 BO=BM/36°=(1/2)4/√(10-2√5)=2/√(10-2√5)
  ={√(50+10√5)}/10

BEとOFの交点をNとします。
△BFNにおいて、∠FBN=36°であるので、
 BN=BFcos36°=(√5+1)/4
よって、BE=2BN=(√5+1)/2

No.13095 - 2011/02/13(Sun) 20:33:42

Re: 数2…? / ヨッシー
(3)
BGは、球の直径であるので、△BEGは∠BEG=90°の
直角三角形。
よって、
 BG^2=BE^2+EG^2
   =(3+√5)/2+1=(5+√5)/2
 BG={√(10+2√5)}/2

(4)
OD=OE=OG=BG/2={√(10+2√5)}/4
△EGDの重心をPとすると、△OPEは直角三角形であり、
 OE={√(10+2√5)}/4
 EP=√3/3
より
 OP^2=OE^2+EP^2
   =(23+3√5)/24
 OP=(3√5+1)/4√3=(3√15+√3)/12
これが高さとなり、底面△DEGの面積は、√3/4 であるので、
求める体積は、
 (1/3)(√3/4)(3√15+√3)/12
 =(3√5+1)/48

No.13096 - 2011/02/13(Sun) 21:01:11
積分 / ちかこ
同じく過去問です

実数aが1/2≦a≦3/2を動くとき、S(a)=∫|(3x-4)(x-4)|dx
(範囲はaからa+1)を最小にするaの値を求めよ

No.13085 - 2011/02/13(Sun) 12:09:24

Re: 積分 / シャロン
解いていくと数値が複雑になりますが、与式は正しいでしょうか?

確認してください。

No.13090 - 2011/02/13(Sun) 15:49:34

Re: 積分 / ヨッシー

面積の変化状況は、上のようになります。

ある状態を拡大すると、上の図のようになりますが、
この状態から、a が dx だけ右に行くと、面積は、mdx 減って、ndx 増えますので、
変化率は、n-m となります。
最初は、n-m<0 で、面積は、減りますが、やがて n=m となり、
n-m>0 となり、面積は増えていきます。
この、n=m となる位置を調べます。
 f(x)=(3x-4)(x-4)=3x^2-16x+16  ※絶対値を取っています。
を考えると、f(a)=-f(a+1) となります。
 f(a)+f(a+1)=3{a^2+(a+1)^2}-16{a+(a+1)}+16+16
  =6a^2-26a+19=0
これを 1/2≦a≦3/2 の範囲で解いて、
 a=(13-√55)/6

No.13091 - 2011/02/13(Sun) 15:56:18

Re: 積分 / シャロン
aを求める問題でしたね、必死にS(a)を出そうとしてました。失礼しました。
No.13093 - 2011/02/13(Sun) 17:29:19
指数対数 / ちかこ
過去問題です

f(x)=9^x-2•3^(x+1)-7

(1)f(x)≦0となる実数xの範囲を求めよ。

(2)(x^2-4)f(x)≦0となる実数xの範囲を求めよ。

よろしくお願いします

No.13084 - 2011/02/13(Sun) 12:00:53

Re: 指数対数 / ヨッシー
X=3^x とおきます。ただし、X>0。
(1) 9^x=(3^x)^2=X^2、3^(x+1)=3・3^x=3X より
 f(x)=X^2-6X-7
   =(X-7)(X+1)≦0
これを解いて、
 0<X≦7
 0<3^x≦7
より x≦log3
(2)
 f(x)≧0 となるのは、
 x≧log3
であることを踏まえて、
(i) x^2-4≦0 かつ f(x)≧0 のとき
 -2≦x≦2 かつ x≧log3
より log37≦x≦2
(ii) x^2-4≧0 かつ f(x)≦0 のとき
 (x≦-2 または x≧2) かつ x≦log3
より x≦-2
以上より
 x≦-2 または log37≦x≦2

No.13088 - 2011/02/13(Sun) 12:32:34
三角関数で / preface
次の不等式を解け(但し0<=x<=4pi)

cos^2x<1/2

おねがいします

No.13081 - 2011/02/13(Sun) 10:03:26

Re: 三角関数で / シャロン
半角の公式から
(cos x)^2 = (1+cos(2x))/2です。

No.13082 - 2011/02/13(Sun) 10:20:40

Re: 三角関数で / preface
よくわからないです

答えは

pi/4<x<3pi/4

5pi/4<x<7pi/4

9pi/4<x<11pi/4

13pi/4<x<15pi/4

です

No.13083 - 2011/02/13(Sun) 10:56:33

Re: 三角関数で / ヨッシー
まずは、シャロンさんの方法から。
 cos^2x=(1+cos(2x))/2<1/2
より
 1+cos(2x)<1
 cos(2x)<0

これを、0≦x≦4π つまり 0≦2x≦8π について考えると、
 π/2<2x<3π/2
 5π/2<2x<7π/2
 9π/2<2x<11π/2
 13π/2<2x<15π/2
それぞれ、2で割って、
 π/4<x<3π/4
 5π/4<x<7π/4
 9π/4<x<11π/4
 13π/4<x<15π/4
を得ます。

次に別解ですが、
 cos^2x<1/2
より
 -√2/2<cosx<√2/2
これを、0≦x≦4π について解くと
 π/4<x<3π/4
 5π/4<x<7π/4
 9π/4<x<11π/4
 13π/4<x<15π/4
を得ます。

No.13086 - 2011/02/13(Sun) 12:16:56
光速 / agon
地球から太陽までの距離は1.5x10^8kmである。
太陽からの光が地球に到達するまでに約何秒かかるか?
光の進む速さは毎秒3.0x10^8mである。

単位が異なっているため、単位をなおさなければならないと思うのですが。

回答お願いいたします。

No.13076 - 2011/02/13(Sun) 02:02:00

Re: 光速 / 七
毎秒3.0x10^8mは毎秒3.0x10^5kmですから
(1.5x10^8)/(3.0x10^5)=5.0x10^2
5.0x10^2秒(約500秒)ですね。

No.13077 - 2011/02/13(Sun) 05:52:49

Re: 光速 / agon
できました。 ありがとうございます。
No.13100 - 2011/02/14(Mon) 01:01:27
三角関数において / jk
次の等式を満す角xを求めよ。 ただし、0°≦x≦180°と
する。

(1)sinx=1/2

(2)cosx=1/2

(3)cosx=√3/2

(4)sinx=1/√2

(5)cosx=1/√2

 三角関数なのですが、よろしくお願いします。

No.13075 - 2011/02/13(Sun) 01:03:22

Re: 三角関数において / 七
>ただし、0°≦x≦180°
> (1)sinx=1/2

x=30°,150°
> (2)cosx=1/2
x=60°
> (3)cosx=√3/2
x=30°
> (4)sinx=1/√2
x=45°,135°
> (5)cosx=1/√2
x=45°

No.13078 - 2011/02/13(Sun) 05:55:50

Re: 三角関数において / ヨッシー
No.13055 の記事と合わせて、三角関数の基本の部分が、理解されていないようですので、
角度から三角関数の値を求める。
三角関数の値から角度を求める。
ということは、しっかり理解されることをお勧めします。

こちらにも、同様のことが載っていますが、ここに改めて書いておきます。

まず、座標上で角度を表す方法です。

x軸方向を0°とし、原点中心に反時計回りに進んだ角度を
座標軸上での角度とします。
これの延長で、360°を超える角度(500°など)や、マイナスの
角度も、決めることが出来ます。

次に、原点を中心とし、半径1の円(単位円といいます)を描いて、
その円周上に角度θを決めたら、その点のx座標がcosθ、y座標がsinθとなります。

図は、θ=30°の場合ですが、sinθ(y座標)は1/2、cosθ(x座標)は、√3/2 となります。
もちろん、30°、60°、90°の直角三角形の辺の比は、1:2:√3
直角二等辺三角形の辺の比は、1:1:√2 であることを駆使して、
x座標、y座標を求める努力をする必要はあります。

次に、三角関数の値から角度を求める場合ですが、
例えば、sinx=1/2 の場合、図のように、y座標に1/2 を取ります。

この座標に対応する単位円上の点は、A,Bの2つあります。
点Aを示す角度は、30°、390°、750°や、-330°-690°などありますが、
0°≦x≦180°の範囲では、30°だけです。
点Bについても同様に、150°が得られます。

理系にしろ、文系にしろ、三角関数はもう少し深い所まで
習いますので、ここの所は、自力で求められるように練習してください。

No.13080 - 2011/02/13(Sun) 09:34:37

Re: 三角関数において / jk
図つきでの解説、ありがとうございました。
しっかりと覚えて行きたいと思います。

No.13099 - 2011/02/14(Mon) 01:00:20
関数の取りうる値について / はら
関数f(x)={a^x+a^(-x)}/{a^x-a^(-x)}について
ただし、aは定数で、a>0かつa≠1とする。
(1)関数f(x)の取りうる値の範囲を求めよ。
(2)方程式f(x)-bx=0の解が存在するための定数a,bの満たすべき条件を求めよ。

ヒントでもいいのでよろしくお願いします。

No.13070 - 2011/02/12(Sat) 21:53:20

Re: 関数の取りうる値について / シャロン
(1)ヒント
f(x)がx≠0で狭義単調増加を確かめる。
x→-∞、-0、+0、+∞のf(x)の極限を調べる。

No.13071 - 2011/02/12(Sat) 22:18:54

Re: 関数の取りうる値について / シャロン
訂正:狭義単調増加でなく、狭義単調です。
失礼しました。

No.13072 - 2011/02/12(Sat) 22:21:55

Re: 関数の取りうる値について / はら
x≠0のとき、
f'(x)=[[(a^x)ln(a)-{a^(-x)}ln(a)]{a^x-a^(-x)}-{a^x+a^(-x)}[(a^x)ln(a)+{a^(-x)}ln(a)]]/{a^x-a^(-x)}^2
=[{-4ln(a)}/{a^2-a^(-x)}^2]<0 より
f(x)は単調減少
またlim_[x→+0]f(x)=lim_[x→-0]f(x)=0
lim_[x→+∞]f(x)=1
lim_[x→-∞]f(x)=-1

でしょうか・・・
f'(x)の符号と極限が違ってきてるのでどこかで間違ってると思うのですが・・・。

No.13073 - 2011/02/12(Sat) 23:36:47

Re: 関数の取りうる値について / angel
aの値によって、単調増加か単調減少かは変わります。a>1なら単調減少です。

私なら、t=a^x ( a^(-x)=1/t ) とでも置いて、tの関数として考える方法の方が好みでしょうか。
つまり、g(t)=f(x)=(a^x+a^(-x))/(a^x-a^(-x))=(t+1/t)/(t-1/t) としてgの振る舞いを調べるわけです。
tの取りうる値は、t>0かつt≠1となります。

No.13074 - 2011/02/13(Sun) 00:24:47
極限 / 軋轢
C:y=logx上に2点A(a,loga),B(b,logb) (0<a<b)をとり線分ABおよび曲線Cで囲まれる部分の面積をSとする。
(1)Sをa,bを用いて表せ。(2)A,BがS=1を満たして動くときlim[a→∞]b/aを求めよ。
(3)(2)のときlim[a→∞](b-a)は発散することを示せ。

(1)はS=(1/2)log(b/a)(a+b)-(b-a)となりました。
(2)以降について教えて下さい。


No.13066 - 2011/02/12(Sat) 11:32:15

Re: 極限 / のぼりん

こんばんは。

(1) S=(a+b)log(b/a)/2+a-b は既知とします。

(2) S=1 だから、x=b/a(x≧0) とおけば、
   1/a=(1+x)log x/2+1-x
です。 右辺を f(x) とおくと、
   f’(x)=(1/x+log x-1)/2
   f”(x)=(x-1)/(2x
です。 グラフの概形を描き、f(x) は単調増加で、f(1)=0 であることを示します。 よって、y=f(x) と y=1/a の交点の x 座標は、a→∞ のとき 1 に収束します。

(3) S=1 で、今度は、x=b-a(x≧0) とおけば、前問より、x/a→0(a→∞) です。
   1+x=(x/2+a)log(x/a+1)
   =(x/2+a){x/a-1/2(x/a)+1/3(x/a)-…}
   =x+x/(12a)+…
だから、
   1=x/(12a)+…
です。 a→∞ として、x→∞ です。

No.13069 - 2011/02/12(Sat) 17:48:17
数的推理 / みほ
いくつかの品物とそれを入れる箱が何個かあります。1箱に15個ずつ入れるとちょうど5箱分の品物が余ります。また、1箱に18個ずつ入れると、空の箱が3箱でき、最後の箱の中の品物の数は5個以下になります。この品物は何個あるでしょうか。

解答(途中まで)
品物はの数をx個、箱の数をy箱とします。
1箱に15個ずつ入れるとちょうど5箱分の品物が余るので
x=15y+75
1箱に18個ずつ入れると、空の箱が3箱でき、最後の箱の中の品物の数は5個以下になることから
1≦x-18(y-4)≦5


私はこのx-18(y-4)
の部分が理解できません。なぜこのような式になっているのでしょうか。
解説お願いします。

No.13062 - 2011/02/12(Sat) 10:22:58

Re: 数的推理 / シャロン
空の箱が3コあり、最後の箱に5コ以下の品物があるのですから、18コ品物が入っていない箱の数は4、18コ品物が入っている箱の数はy-4です。

つまり、18コ品物が入っている箱に入っている品物の合計は18(y-4)コです。

xコの品物のうち、「18コ品物が入っている箱に入っている品物の合計」以外が半端な「最後の箱の中の品物」ですから、半端は、x-18(y-4)コです。

この半端が1コ以上5コ以下ですから、1≦x-18(y-4)≦5という不等式が立てられます。

No.13064 - 2011/02/12(Sat) 10:49:31
三角関数 / na
次の三角関数の値を求めよ

sin0°

sin30°

sin45°

sin90°

sin120°


cos0°

cos45°

cos60°

cos90°

cos120°

高2の数?Aです

よろしくお願い致します。

No.13055 - 2011/02/12(Sat) 06:28:11

Re: 三角関数 / のぼりん
こんにちは。
   sin0°=0
   sin30°=1/2
   sin45°=1/√2
   sin90°=1
   sin120°=(√3)/2
   cos0°=1
   cos45°=1/√2
   cos60°=1/2
   cos90°=0
   cos120°=-1/2
です。

No.13057 - 2011/02/12(Sat) 07:47:49
|1/n^z|はどうすれば求めれる? / kuyg
nが自然数,zが複素数の時,
|1/n^z|の値はどうすれば求めれるのでしょうか?

No.13053 - 2011/02/12(Sat) 04:27:03

Re: |1/n^z|はどうすれば求めれる? / のぼりん
こんにちは。 z の実部を x とすれば、
   |1/n|=1/n
です。

No.13056 - 2011/02/12(Sat) 07:41:48

Re: |1/n^z|はどうすれば求めれる? / kuyg
えっ!?
どういうトリックを使われたんですか???

No.13058 - 2011/02/12(Sat) 09:14:39

Re: |1/n^z|はどうすれば求めれる? / kuyg
|1/n^z|=|1/n^{Re(z)+iIm(z)}=|1/n^{Re(z)}・1/n^{iIm(z)}|=|1/n^{Re(z)}||1/n^{iIm(z)}|
から先に行けません。

No.13059 - 2011/02/12(Sat) 09:19:29

Re: |1/n^z|はどうすれば求めれる? / ヨッシー
z=x+iy とすると、上の式は、
  |1/nz|=|1/nx||1/niy|
と書けるので、|1/niy|=1 が言えれば良いですね?

オイラーの公式
 eix=cosx+isinx
より、
 1/niy=n-iy=(elogn)-iy
  =e-iylogn
  ={cos(-ylogn)+isin(-ylogn)}
となり、
 |1/niy|2=cos2(-ylogn)+sin2(-ylogn)=1
となります。

No.13060 - 2011/02/12(Sat) 10:00:30

Re: |1/n^z|はどうすれば求めれる? / kuyg
どうも有難うございました。お蔭様で解決できました。
No.13063 - 2011/02/12(Sat) 10:44:27
(No Subject) / ガルラウラウェイ
74かける76が暗算で5624で出来る方法について。一の位を足したら10で十のくらいが同じなら、

  AB
×)AC
A(A+1) B×C

になる理由を教えて下さい

No.13046 - 2011/02/11(Fri) 17:38:04

Re: / ヨッシー
筆算の所に AB、ACと書いてあるのは、それぞれ
 10A+B、10+C
と書け、さらに B+C=10 という条件が付きます。
両者を掛けると、
 (10A+B)(10A+C)=100A^2+10A(B+C)+BC
 =100A^2+100A+BC
 =100A(A+1)+BC
となります。

No.13047 - 2011/02/11(Fri) 18:12:38

Re: / ガルラウラウェイ
分かりました。有難うございます。この他に、
知っておくと得する「お勧めの」暗算テクニックはありますか?

No.13049 - 2011/02/11(Fri) 18:24:16

Re: / ヨッシー
(a+b)(a-b)=a^2-b^2 を利用した
 52×48=50^2-2^2=2496
など。あとは、4の倍数に25を掛けると、100の倍数になるのですが、
その前後くらいは使えるのではないでしょうか?つまり、
 36×25=9×4×25=900
ですが、
 36×26=936
 36×27=972
とか、
 37×25=925
などです。

No.13050 - 2011/02/11(Fri) 19:34:16

Re: / ガルラウラウェイ
 36×26=936
 36×27=972
とか、
 37×25=925
はどうやって暗算したのですか?

No.13051 - 2011/02/11(Fri) 20:25:18

Re: / ヨッシー
36×26=36×(25+1)=36×25+36×1=900+36=936
36×27=36×(25+2)=36×25+36×2=900+72=972
37×25=(36+1)×25=36×25+1×25=900+25=925

36×25 の被乗数または乗数に1や2を加えたものです。

No.13052 - 2011/02/11(Fri) 21:16:27
場合の数 / あーる
各面に1~6の数が1つずつかかれた立方体のさいころ(普通のもの)を4回投げるときでための数の和が6の倍数になるのは何通りか。
解)6の倍数なら4回目の目は6
6で割ると1あまるなら4回目の目は5
・・・
より216×1=216通り。

ですが、6の倍数、6で割ると1余る数、・・・のそれぞれが出る確率が同じじゃないと成り立たないですよね。なぜ同じなのでしょうか?出来るだけ詳しくお願いします。

No.13041 - 2011/02/10(Thu) 21:32:40

Re: 場合の数 / シャロン
1回目までの和は、
6で割って1余る...1通り
6で割って2余る...1通り
6で割って3余る...1通り
6で割って4余る...1通り
6で割って5余る...1通り
6で割って6余る...1通り
です。

2回目までの和は、
6で割って1余る...
1回目までの和が6で割って1余るだった場合、2回目が5ならいいので1通り
1回目までの和が6で割って2余るだった場合、2回目が4ならいいので1通り
1回目までの和が6で割って3余るだった場合、2回目が3ならいいので1通り
1回目までの和が6で割って4余るだった場合、2回目が2ならいいので1通り
1回目までの和が6で割って5余るだった場合、2回目が1ならいいので1通り
1回目までの和が6で割って0余るだった場合、2回目が6ならいいので1通り
ーーーーーー
なので、計6通り、
同様に6で割って2余る...計6通り、
6で割って3余る...計6通り、
6で割って4余る...計6通り、
6で割って5余る...計6通り、
6で割って0余る...計6通り、
と、n回目までの和を6で割った余りがどれも等確率で現れるなら、n+1回目までの和を6で割った余りも等確率で現れます。

つまり、1回目が等確率→なので、2回目までも等確率→なので、3回目までも等確率→なので、4回目までも等確率になります。

No.13042 - 2011/02/10(Thu) 22:08:08

Re: 場合の数 / ヨッシー
3回目までの数の和の6で割った余りが、等確率である必要は、
特にありません。

たとえば、3回目までは、目の出方が一様でないサイコロを振っても、
4回目に、正しいサイコロを振れば、和が6の倍数になる確率は、
1/6になります。

No.13061 - 2011/02/12(Sat) 10:07:50

Re: 場合の数 / シャロン
ヨッシーさんのご指摘がありましたので、回答を撤回・訂正。

3回目までの和を6で割った余りがnである確率をp(n)であらわすと、

p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+p(5)+p(0) = 1。

各i (0≦i≦5)について、3回目までの和を6で割った余りがiなら、4回目に6-iが出たとき、その時にかぎり4回目までの和が6で割り切れる。
したがって、3回目までの和を6で割った余りがiで、4回目までの和が6で割り切れる確率はp(i)*(1/6)

よって、4回目までの和が6で割り切れる確率は
p(1)*(1/6)+p(2)*(1/6)+p(3)*(1/6)+p(4)*(1/6)+p(5)*(1/6)+p(0)*(1/6)
= {p(1)+p(2)+p(3)+p(4)+p(5)+p(0)}*(1/6)
= 1*(1/6)
= 1/6

No.13065 - 2011/02/12(Sat) 11:01:49

Re: 場合の数 / シャロン
あ、何通りかで考えなければならないんですね。

というわけで再度訂正。

自然数を6で割った余りは0以上5以下なので、3回目までの和を6で割った余りが0以上5以下となる場合の数は6^3=216

各i (0≦i≦5)について、3回目までの和を6で割った余りがiの場合の数をh(i)とすると、
3回目までの和を6で割った余りがiの場合に、4回目までの和が6の倍数となるのは、4回目の出目が6-iである場合の1通りのみなので、3回目までの和を6で割った余りがiでかつ4回目までの和が6の倍数となる場合の数はh(i)通り。

したがって、4回目までの和が6の倍数となる場合の数は、
h(1)+h(2)+h(3)+h(4)+h(5)+h(0)
であるが、これは3回目までの和を6で割った余りが0以上5以下となる場合の数であり、216にひとしい。

したがって、4回目までの和が6の倍数となるのは216通り。

No.13067 - 2011/02/12(Sat) 11:32:26
全22633件 [ ページ : << 1 ... 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 ... 1132 >> ]