問題)1,2,・・・10の10枚のカードから同時に3枚のカードを選び、選んだ3数に書かれている数の積が10の倍数となる確率を求めよ。
私が作った解答)
10枚同時に、とあるので確率の分母は10C3=120
1)10を含むとき
残り9枚から2枚を選べばよいので、 確率の分子は9C2=36 よって36/120
2)10を含まないとき
まず、5は必ず含まれていないといけないので、 残り2枚の組み合わせを考えればよい。 その残り2枚のうち、少なくとも1枚は偶数(10以外の2,4,6,8)なので4通り。残り1枚は 「5」、「10」、「2,4,6,8で選ばれた一枚」 以外の7枚から選ぶので7通り よって確率の分子は1・4・7=28
よって確率は28/120
1)、2)の事象は互いに独立なので 36/120+28/120=8/15
となったのですが、実際の答えは29/60なのです。 どこが悪いのでしょうか。教えてください。
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No.11386 - 2010/09/01(Wed) 02:33:34
| ☆ Re: / らすかる | | | 10を含まないとき、 (5) と 偶数(2) と 残りのうち(4) と選ぶのと (5) と 偶数(4) と 残りのうち(2) と選ぶのが重複しています。 つまり5以外の2枚が偶数である場合が2倍数えられています。 5以外が2枚とも偶数の場合と 偶数奇数1枚ずつの場合は 別々に計算しましょう。
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No.11387 - 2010/09/01(Wed) 02:50:57 |
| ☆ 別解 / angel | | | 逆 ( 余事象 ) を考えるのも良いですね。 「10の倍数にならない」だと、 ・10,5を含まない → 8種類中3種類、8C3=56通り ・5を含むが、偶数を含まない → 5および、1,3,7,9の奇数4種類中2種類、4C2=6通り
「10の倍数にならない」確率は、(56+6)/120 = 31/60 と計算できます。答はその余事象の確率で、1-31/60=29/60 2通り以上の方法で計算するクセをつけておくと、自然に答のチェックができますし、良いですよ。
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No.11391 - 2010/09/01(Wed) 23:02:37 |
| ☆ Re: / らすかる | | | 他には、場合分けしなくて済む方法として (全体)=10C3通り (2の倍数でない組合せ)=5C3通り (奇数) (5の倍数でない組合せ)=8C3通り (5の倍数以外) (2の倍数でも5の倍数でもない組合せ)=4C3通り (1,3,7,9) ∴(2の倍数かつ5の倍数である組合せ)=10C3-5C3-8C3+4C3=58通り という計算方法もあります。
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No.11392 - 2010/09/02(Thu) 00:03:43 |
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