0830332

ヨッシーの八方掲示板(小中高の算数・数学 質問掲示板)

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旧数学掲示板のログ

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質問される方は学年(質問する問題の対象学年)を書いて下さいね。
「答えはわかっているんですが・・・」という場合は、その答えを書いてもらえると、回答しやすいです。


過去の記事のいくつかをこちらに保管してあります。

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(No Subject) / やり直しメン
5番についてです。

算数です。

式の立て方について疑問を抱きました。

なぜ(5/4*5/4*3):240というふうに書けるのですか?

No.88578 - 2024/08/12(Mon) 15:51:35

Re: / やり直しメン
体積が同じなので(5/4*5/4*3)=240ではないのでしょうか
No.88579 - 2024/08/12(Mon) 16:00:45

Re: / ヨッシー
辺の比3:5の3とか5は、3cm とか 5cm とかいう
具体的な長さではありませんので、
 5/4×5/4×3 が 240 になるわけではありません。
ただし、Bを組み立てた四角柱の体積を
 3/4×3/4×5
と計算したとき、
 5/4×5/4×3 と 240 の比と
 3/4×3/4×5 と □ の比は
同じになります。(□はBを組み立てたときの体積)
同時に
 5/4×5/4×3 と 3/4×3/4×5 の比と
 240 と □ の比は
同じになります。

つまり、 
 5/4×5/4×3=75/16
 3/4×3/4×5=45/16
から、Aの四角柱の体積を 45/75=3/5(倍)したのが
Bの四角柱の体積ということが言えて、
 240×3/5=144(cm^2)
となります。

No.88582 - 2024/08/12(Mon) 17:45:02

Re: / やり直しメン
返信ありがとうございます。

aとbの体積が同じについてはわかりましたが
なぜ5/4×5/4×3:240 という式にできるのですか?

No.88586 - 2024/08/12(Mon) 21:09:15
複素数平面第18日目九州大学 / Higasino
九州大学の過去問複素数です。何卒よろしくお願いいたします。
以下問題

No.88562 - 2024/08/10(Sat) 06:09:44

Re: 複素数平面第18日目九州大学 / X
方針を。
zの共役複素数を\zと表すことにすると、条件から
x=(z+\z)/2 (A)
y=(z-\z)/(2i) (B)
(A)(B)を問題のx,yの式に代入して、ひたすら
ガリガリ計算します。

No.88568 - 2024/08/10(Sat) 16:49:51

Re: 複素数平面第18日目九州大学 / IT
(2)はz^2 の実部、(4)はz^3 の実部であることを利用して計算すると少し楽かも
(その問題集の解答はそうなっているのでは?)

No.88569 - 2024/08/10(Sat) 17:34:54

Re: 複素数平面第18日目九州大学 / Higasino
he返信が遅くなり申し訳ございませんでした。直接大入することなく、どうにかできるものかと試行錯誤を繰り返しておりました。
以下、私の答案ができましたので、ご指導アドバイスをよろしくお願いいたします

No.88587 - 2024/08/13(Tue) 09:00:31
複素数問題改め / Higasino
前回の質問を取り消し以下の質問もさせていただきます
IT先生申し訳ございませんでした
88546 - 2024/08/07(Wed) 11:05

 なにとぞよろしくお願いいたします。以下問題

No.88558 - 2024/08/09(Fri) 09:31:11

Re: 複素数問題改め / IT
(1)は、取り消された問題と同様ですね。
(2)は、z/(1+z^2) の実部=0かつz≠0なる条件と同値で、(1)と同じように出来ると思います。
z=a+bi としてあるのでa,bの条件で表すのでしょうね。

No.88559 - 2024/08/09(Fri) 09:56:37

Re: 複素数問題改め / Higasino
こんばんは。私の回答ができましたのでアップさせていただきます。ご意見ご指導のほど何卒よろしくお願いいたします。
以下答案

No.88560 - 2024/08/09(Fri) 19:50:23

Re: 複素数問題改め / Higasino
IT先生こんばんは
いただいた回答で理解できないところがあるので教えてください。質問は以下になります。
> 複素数zの虚部の2倍=z-z~を使う方法
なにとぞよろしくお願いいたします

No.88561 - 2024/08/09(Fri) 19:53:49

Re: 複素数問題改め / IT
書き忘れましたが、z~はzの共役複素数を表しています。
Higasinoさんも(1)の途中で同様の方法を使っておられますよね。

No.88566 - 2024/08/10(Sat) 12:58:24
整数問題 / よもぎ餅
男子高校生です。下にある問題は文化祭用に適当に作ってみた整数問題ですが、色々やってもうまくいかず困っています。

a^2+b^2+c^2=3abc+1 を満たす整数a,b,cの組を全て求めよ。

考えたことの中で一番進んだものを書いておきます。
mod3で考えるとa,b,cのうち丁度2つが3の倍数なので、対称性よりここではa=3A, b=3B(A,Bは整数)とおいて整理すると(c+1)(c-1)=9(3ABc-(A^2+B^2)となります。右辺が9の倍数なので、c≡±1(mod9)です。

=====ここからは実験=====
c=1の時、A^2-3AB+B^2=0 ⇔ A=(3B±√5|B|)/2となり、√5は無理数なのでAが整数であるためにはB=0が必要でその時A=0。これは元の式を満たす。(対称性より一つに絞られているが、実際はこれを並び替えたものが3組できる)

C=8の時、A^2-24AB+B^2+7=0 となり、Aの2次方程式と見ると、実数解Aを持つ条件は判別式より-√137≦B≦√137 なので、Bは-11以上11以下。同様にBの2次方程式と見ると、Aも-11以上11以下。ここで、AB<0の時左辺は正なので与式は不成立。両方0、どちらかが0の場合も不成立なので、残るはA,Bが同符号の場合だけ。表計算ソフトで調べ上げて、条件を満たすA,Bは存在しないとわかりました。

c=10の時、A^2-30AB+B^2+11=0 となります。同様に判別式を使うとA,Bはどちらも-√214以上√214以下、すなわち-14以上14以下になるはずです。
===============
以降もc=8のときと同様に絞り込み+調べ上げで証明はできますが、任意のcに対して有効な証明を考えたい...といった感じです。

ダラダラと書きましたが、数学掲示板なら全く違ったアプローチをする発想も得られるのではないかと思い質問しました。どなたかお力を貸してください…解くのは難しいのであれば、その理由まで教えて頂きたいです。

No.88555 - 2024/08/09(Fri) 00:11:17

Re: 整数問題 / らすかる
判別式の計算を間違えていませんか?
例えばc=8のときのA^2-24AB+B^2+7=0の判別式は
D/4=(12B)^2-(B^2+7)=143B^2-7≧0からB≧√(7/143)
のようになるのではないでしょうか。
実際、B=29とするとA=348+8√1879≒694.78という解を持ち、
「Bは-11以上11以下」を満たしませんが解が存在しています。

No.88557 - 2024/08/09(Fri) 05:31:17

Re: 整数問題 / IT
やってみられたかもしれませんが、絶対値5000までだと
(±1,0,0) の型しかないようですね。

もちろん、だからといって、これだけと言える訳ではないです。

No.88563 - 2024/08/10(Sat) 06:22:15

Re: 整数問題 / らすかる
1億まででその形しかないことは確認しました。
0<a≦b≦cとするとa<{(√5-1)/2}√cという必要条件が
導けますので、これを使うと総当たりがかなり減ります。
# abc≠0として、a,b,cのうち1個または3個が負だと明らかに不適、
# そして2個が負の解があった場合その2個の符号を反転して
# 全部正にしても成り立ちますので、0<a≦b≦cの解が
# 存在しないことが示せれば十分ですね(示せていませんが)。

No.88564 - 2024/08/10(Sat) 09:23:14

Re: 整数問題 / IT
らすかる さん
>1億まででその形しかないことは確認しました。
かなりな大きさですね。私は5000までを1万にすると結構な時間(30秒)掛かりました。(プログラミング言語やCPUによると思いますが)
なお、0<a≦b≦cとしてb≦c/2, ab≦cという必要条件で総当たりを減らしました。

No.88565 - 2024/08/10(Sat) 10:56:34

Re: 整数問題 / らすかる
あ、私も総当たりと書いてしまいましたが、実際は少し違って
(1) cのループ(1〜10億)
(2) その中でaのループ(1〜√c)
(3) bをb={3ac±√(9a^2c^2-4a^2-4c^2+4)}/2で計算(整数に丸める)
(4) 元の式を満たすか確認
という方法(bはループしない)で、実際は√(9a^2c^2-4a^2-4c^2+4)を整数に丸めて
2乗したところで√の中身に一致するものがなかった(つまりac≠0で9a^2c^2-4a^2-4c^2+4が
平方数になるものが見つからない)という結果でした。
# プログラムは10億までですが、1億までで2〜3時間かかっていたので1億すぎで止めました。

No.88567 - 2024/08/10(Sat) 14:58:58

Re: 整数問題 / IT
a^2+b^2+c^2=3abc は、「マルコフのディオファントス方程式」と呼ばれる方程式で、
a^2+b^2+c^2=3abc+1は、さらに一般化した式の一つになりますね。 

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022314X15000190

No.88571 - 2024/08/11(Sun) 08:07:37

Re: 整数問題 / IT
上記論文では、a^2+b^2+c^2=3abc + 1 を下記方程式に変形しています。(x=3a,y=3b,z=3c)
x^2+y^2+z^2=xyz + 9

x^2+y^2+z^2=xyz+A の解について議論しているようですが、読み切ってはいません。
(整数解についての直接の結論は書いてないようです。)

No.88572 - 2024/08/11(Sun) 08:50:43

Re: 整数問題 / IT
下記に本問の解答を含む論文のようです。(英文なので完全には理解していません)

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019357701800367

No.88575 - 2024/08/11(Sun) 20:08:51

Re: 整数問題 / IT
上記を本問用に説明すると。

自然数dについて
L={(x,y,z)∈N^3|x^2+y^2+z^2=1+dxyz}と定義します。※Nは自然数全体からなる集合を表します。

s(x,y,z)=(dyz-x,y,z),t(x,y,z)=(x,dxz-y,z),u(x,y,z)=(x,y,dxy-z)とおくと

(x,y,z)∈Lについて,s(x,y,z)∈L ,t(x,y,z)∈L ,u(x,y,z)∈L です。(計算して確認してください)
これらを(x,y,z)の「隣接解」と呼ぶ。

(定理)Lが空集合でないとき、下記の条件を満たす元がただ一つ存在する(証明は見つけていません)
これを「基本解」と呼ぶ。

1≦2x≦dyz,1≦2y≦dxz,1≦2z≦dxy

Lの任意の元は、「基本解」にs,t,uを何回か作用させて到達することができる。

この(定理)を使うと,d=3のときLが空集合であることが示せます。

したがって、a^2+b^2+c^2=3abc+1 を満たす整数a,b,cの組は、(±1,0,0) の型しかないことが言えるようです。

No.88576 - 2024/08/11(Sun) 22:09:39

Re: 整数問題 / IT
論文の関係個所を理解し、証明が整理できたので書き込みます。

自然数dについて
L={(x,y,z)∈N^3|x^2+y^2+z^2=1+dxyz}と定義します。※Nは自然数全体からなる集合を表します。


(x,y,z)∈Lについて,(dyz-x,y,z)∈L,(x,dxz-y,z)∈L,(x,y,dxy-z)∈Lです。
(計算して確認してください。1≦dyz-xなども要確認です。)

(補題)
Lが空集合でないとき、
 (x,y,z)∈L(1≦2x≦dyz,1≦2y≦dxz,1≦2z≦dxy)が存在する。
 
(証明)
 (x,y,z)∈Lについて、H(x,y,z)=x+y+zと定義する。 
 3≦H(x,y,z)なのでH(x,y,z)には最小値が存在する。
 H(x,y,z)が最小とする。
 このとき、(dyz-x,y,z),(x,dxz-y,z),(x,y,dxy-z)∈Lなので
 H(x,y,z)の最小性から x≦dyz-x,y≦dxz-y,z≦dxy-z
 ∴2x≦dyz,2y≦dxz,2z≦dxy (QED)
 
Lが空集合でないと仮定すると
(補題)から (x,y,z)∈L(1≦2x≦dyz,1≦2y≦dxz,1≦2z≦dxy)がとれる。
対称性から1≦x≦y≦zとする。

x^2+y^2+z^2=dxyz+1 をzについて解くと
 z={dxy±√((dxy)^2-4x^2-4y^2+4)}/2
2z≦dxyなので、
 z={dxy-√((dxy)^2-4x^2-4y^2+4)}/2
y≦zなので、
 √((dxy)^2-4x^2-4y^2+4)≦dxy-2y
平方して
 (dxy)^2-4x^2-4y^2+4≦(dxy)^2-4dxy^2+4y^2
移項して整理し4で割ると
 dxy^2≦x^2+2y^2-1≦3y^2-1<3y^2
 ∴dx<3∴d<3
 
したがってd≧3のときはLは空集合である。

よって、a^2+b^2+c^2=3abc+1 を満たす整数a,b,cの組は、(±1,0,0) の型しかない。

計算ミス・タイプミスがあるかも知れませんので、確認し補正してください。また行間は埋めてください。
 

No.88577 - 2024/08/12(Mon) 11:44:06
(No Subject) / 有栖川
実数x, y, 定数a, b, c , d, e ,f について
x^2 + ax + by + cxy + y^2 = 1
を満たしながらx, y が動くとき,
x^2 + dx + ey + fxy + y^2 の最大値、最小値を求めよ。

といった形の問題の、一般的な解き方はありますか?
存在条件で処理するのが定石なのでしょうか。


x^2 + 3xy - y + 2x + y^2 = 1
を満たしながらx, y が動くとき
x^2 + y - 5x + y^2の最大値、最小値を求めよ。

などの、特に対称性なども失われた形の場合です。

No.88550 - 2024/08/08(Thu) 00:01:33

Re: / ast
問題意識の観点がよくわかりませんが, ラグランジュの未定乗数法あたりを持ち出すのがふつうなのではないですか?
No.88551 - 2024/08/08(Thu) 00:39:00

Re: / 有栖川
ありがとうございます!こんなものがあるんですね。とても便利です。高校数学でも利用できますか?
No.88552 - 2024/08/08(Thu) 00:56:04

Re: / ast
> 高校数学でも利用できますか?
そういう話か……. 未定乗数法は偏微分が出てきている時点でふつうに大学の教養レベルの話だから, 無理ですね. まあ高校範囲でも個人の趣味の範疇でやることならば勝手にすればいい話なので誰もとやかく言わないでしょうが, 少なくとも定期テストや大学入試のような公的な場であれば (そもそも高校数学の道具で済まないような問題が出題されること自体があり得ない話ではあるが) 高校数学の道具で処理すべきです.

そういう話であるならば, そもそもの問題に於いて
> x^2 + ax + by + cxy + y^2 = 1
のような制約条件式 F(x,y)=0 および
> x^2 + dx + ey + fxy + y^2
のような対象の式 G(x,y) がとりうる値として定数 k が与えられたときの式 G(x,y)=k が xy-平面に於いて描く図形が既知のもので (あり, かつ, k の値の大小が G(x,y)=k における特徴的な量として直観的にわかるもので) あるような場合しか出題されないのではないですか.
# 式の対称性はこのような観点からは特に意味はないと思います.
# 実際, 例に出されているような x,y の二次式が相手である限りはすべて円錐曲線として処理できます
## (実際, x^2 + y - 5x + y^2 = k は円 (k は半径に現れる) であるし
## x^2 + 3xy - y + 2x + y^2 = 1 は (適当な一次変換を施す必要はあるが) 双曲線です)
# ので, 円錐曲線の標準化の話が既知かどうかで式が整っていると見なすか否かが変わると思います.

No.88553 - 2024/08/08(Thu) 01:21:28

Re: / 有栖川
ありがとうございます。つまり、どんな形であっても円錐曲線に帰着する訳だから、グラフを描いて線形計画法のようなものでkを変化を追うといった感じでしょうか?
媒介変数で置いてkをθの関数にして最大最小を考えるっていうことですかね。

No.88554 - 2024/08/08(Thu) 10:56:37
複素数 / Higasino
複素数からの出題です。なにとぞよろしくお願いいたします。
No.88546 - 2024/08/07(Wed) 11:05:01

Re: 複素数 / IT
いくつか解法があると思いますが、直ぐに思いついたのは
・分母・分子に分母の共役複素数を掛けて分母を実数化する方法
・複素数zの虚部の2倍=z-z~を使う方法

No.88548 - 2024/08/07(Wed) 13:50:47
過去の質問に対して / Higasino
参考書の答えと私の答えが異なり、少し不安です。理由を教えていただけると幸いです。
No.88544 - 2024/08/07(Wed) 09:13:08

No.88545 - 2024/08/07(Wed) 09:16:34
複素数 / Higasino
複素数からの出題です。何卒よろしくお願いいたします。以下問題
No.88538 - 2024/08/05(Mon) 19:45:29

Re: 複素数 / X
x^3+ax^2+bx+1=0 (A)
とします。
条件からα、α^2は複素共役(証明は省略します)ゆえ
|α|=|α^2| (B)
α・α^2=|α|^2 (C)
(A)より
|α|(|α|-1)=0
ここで(A)はx=0を解に持たないので
|α|=1
これを(C)に代入して、
α^3=1 (C)'
∴(α-1)(α^2+α+1)=0
αは虚数ゆえ
α^2+α+1=0 (D)
(D)にα^2をかけて(C)'を使うと
(α^2)^2+α^2+1=0 (E)
(D)(E)よりα、α^2はxの二次方程式
x^2+x+1=0
の解となるので、(A)の実数解をrとすると
x^3+ax^2+bx+1=(x-r)(x^2+x+1)
はxの恒等式。
これより
x^3+ax^2+bx+1=x^3+(1-r)x^2+(1-r)x-r
∴係数比較により
a=1-r (P)
b=1-r (Q)
1=-r (R)
(P)(Q)(R)をa,b,rについての連立方程式として解き
(a,b)=(2,2)

No.88541 - 2024/08/05(Mon) 20:52:03

Re: 複素数 / IT
αは虚数ゆえ
α^2+α+1=0 (D)の後は、(A)の解と係数の関係を使うと少しスッキリ出来ると思います。
----------------------------------------------
x^3+ax^2+bx+1=0 (A)
(A)の実数解をrとする。

条件からα、α^2は複素共役ゆえ
|α|=|α^2| (B)またαα^2=αα~=|α|^2
|α|≠0なので|α|=1
よってα^3=1…(1)∴(α-1)(α^2+α+1)=0 
αは虚数ゆえα^2+α+1=0 (D)
※この辺まではXさんと同じです。

(A)の解と係数の関係
r+α+α^2=-a…(2)
rα^3=-1…(3)
(1)(3)からr=-1 
これを(2)に代入
-1+α+α^2=-a
これと(D)からa=2
-1が(A)の解なので-1+2-b+1=0∴b=2

No.88542 - 2024/08/05(Mon) 21:24:06

Re: 複素数 / Higasino
答案が出来上がりました。時間を書かせてしまい申し訳ございません。答案に対してご指導いただけると幸いです。
No.88543 - 2024/08/07(Wed) 08:58:40

Re: 複素数 / X
略解ということであれば、問題ないと思います。
No.88549 - 2024/08/07(Wed) 19:09:52
確率変数 / カタ
こんにちは。数研出版4プロセス数学2Bの157ページ121番の問題について質問させて頂きます。お時間がおありの方がおられたらおつきあいお願いします。

解答に1本ずつ引くくじ引きにおいて、当たりくじを引く確率、およびはずれくじを引く確率はくじを引く順番に関係なく一定であるから、P(Xi=1)=20/50=2/5, P(Xi=0)3/5と書かれています。

この問題は取り出したくじはもとに戻さないので、それまでに引かれたくじの当たりの本数、はずれの本数によって、次に当たりくじを引く確率は変わってくるのではないかと思ってしまいます。

質問の仕方が下手で申し訳ありません。
よろしくお願いします。

No.88527 - 2024/08/04(Sun) 12:56:02

Re: 確率変数 / カタ
問題集の解答はこのように書かれています。
No.88528 - 2024/08/04(Sun) 13:02:25

Re: 確率変数 / カタ
解答のここの部分が理解できません。当たりくじを引く確率、はずれくじを引く確率は一定でないのではないでしょうか?
No.88529 - 2024/08/04(Sun) 13:04:33

Re: 確率変数 / IT
> この問題は取り出したくじはもとに戻さないので、それまでに引かれたくじの当たりの本数、はずれの本数によって、次に当たりくじを引く確率は変わってくるのではないかと思ってしまいます。

そうですね。
10本全部だと面倒なので、
1本目2本目3本目の当たる確率をカタさんの考え方で計算してみてください。

10本順に引くが、結果は一斉に見ると考えるとどうですか?

No.88530 - 2024/08/04(Sun) 13:23:13

Re: 確率変数 / IT
50本のくじに番号を付けて1から50とします。
1から20を当たり、残りを外れとします。
50本のくじ(1から50)を並び替えて左から順に置きます。

このうち左から10本を引くと考えるとどうですか?

No.88531 - 2024/08/04(Sun) 13:40:04

Re: 確率変数 / カタ
ITさん回答ありがとうございます。
50本のくじから3本引くことを考えます。
1本目が当たる確率は、20/50=2/5
2本目が当たる確率は、1本目が当たりで2本目も当たる場合と、1本目がはずれで2本目が当たりの場合があるから、(20/50)×(19/49)+(30/50)×(20/49)=2/5
3本目が当たる確率は、
1本目当たり、2本目当たり、3本目当たり
1本目当たり、2本目はずれ、3本目当たり
1本目はずれ、2本目当たり、3本目当たり
1本目はずれ、2本目はずれ、3本目当たり
の4つの場合があるから
(20/50)×(19/49)×(18/48)+
(20/50)×(30/49)×(19/48)+
(30/50)×(20/49)×(19/48)+
(30/50)×(29/49)×(20/48)=2/5

1本目が当たる確率も、2本目が当たる確率も、3本目が当たる確率も2/5になりますね!?
なんでだろう…
少し考える時間を下さい

No.88532 - 2024/08/04(Sun) 14:00:59

Re: 確率変数 / IT
同じような質疑回答が下記にありますので、参考にしてください

https://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=yosshy&mode=pickup&no=85172

No.88533 - 2024/08/04(Sun) 14:11:49

Re: 確率変数 / IT
これもどうぞ

https://www.chart.co.jp/subject/sugaku/suken_tsushin/82/82-2.pdf

No.88534 - 2024/08/04(Sun) 14:50:07

Re: 確率変数 / カタ
ITさん、ありがとうございます。
50本のくじのうち1〜20をあたり、21〜50をはずれとし、50本のくじを並び替えて左から順に取っていくと考えても今の問題と同じ状況ですね。
この場合、1本目が当たる確率は(20×49!)/50!=2/5
2本目が当たる確率も同じ計算で2/5になりますね。

くじを引く順番によって有利になったり不利になったりすることはないということですね。
ありがとうございました。理解しました。こんな確率の原則っぽいことを知りませんでした。

No.88535 - 2024/08/04(Sun) 15:39:14

Re: 確率変数 / IT
「くじ引き公平」などで検索すると、いろいろな説明があります。
正確に分かり易く説明するのは、けっこうたいへんかも知れませんね。

No.88536 - 2024/08/04(Sun) 17:21:18
東京大学3次方程式 / Higasino
東京大学過去問3次方程式からです。何卒よろしくお願いいたします。以下問題
No.88524 - 2024/08/03(Sat) 23:28:37

Re: 東京大学3次方程式 / IT
Higasinoさんができたところまで書き込まれた方が有効な回答が得やすいと思いますが、
私の方針だけ
(1) (2α^2+5α-1)^2 を展開してα^3+3α^2-1で割って余りを求める
(2)α以外の2つの解をβ、γとし
(x-α)(x-β)(x-γ)=x^3+3x^2-1
β+γ,βγをαの式で表す。(注 αβγ=1は使わない)
二次方程式の解の公式を使ってβ、γをαの式で表す。
(1)がうまく使えて題意に合うように式が変形できる?

No.88525 - 2024/08/04(Sun) 07:44:14

Re: 東京大学3次方程式 / Higasino
(1の誘導はあえて使わず考えてみました。ご意見ご指導のほどよろしくお願いいたします。
No.88537 - 2024/08/05(Mon) 03:58:35

Re: 東京大学3次方程式 / Higasino
これは参考書の解説ですが、私の答えと異なっているので、理由が知りたいです。どなたか教えていただけると幸いです。
No.88544 - 2024/08/07(Wed) 09:13:08

Re: 東京大学3次方程式 / らすかる
間違っているのは参考書の解説の
・2行目の左辺の(2α^2+5α+1)^2 → 正しくは (2α^2+5α-1)^2
・4行目の左辺の(2α^2+5α+1)^2 → 正しくは (2α^2+5α-1)^2
・下から3行目の=(2α^2+5α+1)^2 → 正しくは =(2α^2+5α-1)^2
これの影響でその下2行も誤答になっています。
正解は α^2+2α-2 と -α^2-3α-1 です。

No.88547 - 2024/08/07(Wed) 13:03:30

Re: 東京大学3次方程式 / Higasino
ラスカル様、ご丁寧な説明ありがとうございました。解決しました。これからもよろしくお願いいたします。
No.88556 - 2024/08/09(Fri) 05:25:33
整数問題 / Nishida
お願いします。
No.88519 - 2024/08/02(Fri) 16:16:51

Re: 整数問題 / ヨッシー
(1)
Nをabcde、2Nを edcba とします。
a が3以上だと、2Nの桁が6桁となるので、a は 1 か 2
2Nは偶数なので、a は 2, e は 1 か 4 ですが、a<e より e は 4。
(2)
c は2倍されて、下の位からの繰り上がりを考慮すると、
c は 5 とわかります。
2b5d4 × 2 = 4d5b2
において、b は2倍しても繰り上がっていないことから
b は 0, 1, 2 のいずれか。
Nの1の位の4が2倍された繰り上がりと、dを2倍したものを足したもの(の1の位)
がbなので、bは奇数。よって、 b は 1。
215d4 × 2 = 4d512
が成り立つようにdを決めると、d は 3。よって、
 N=21534(6)

No.88520 - 2024/08/02(Fri) 16:37:27

Re: 整数問題 / Nishida
ヨッシー様ありがとうございます。
(2)でなぜc=5と求まったのかがまだ分かりません。
どなたでもよいので教えてください🙇

No.88521 - 2024/08/02(Fri) 17:30:17

Re: 整数問題 / IT
ヨッシーさんはもっとスッキリした説明をされるかも知れませんが、
N =2bcd4
2N=4dcb2
(主に)
2桁目をみて:b=2d+1または b=2d+1-6…(1) なのでbは1以上の奇数
5桁目をみて:bは2倍しても繰り上がらないので,b=1
4桁目をみて:d≧2b∴d>b,これと(1)からd=3
3桁目をみて:c=2c+1-6∴c=5

これだとcが分かるのは最後になりましたね。

No.88523 - 2024/08/02(Fri) 21:44:23

Re: 整数問題 / 黄桃
>(2)でなぜc=5と求まったのかがまだ分かりません。

2倍しているだけなのでどの桁も繰り上がりはあるとしても1。
だから、2桁目の繰り上がりをrとすれば(r=0 or 1)、3桁目は 2xc+rの下1桁がc (xは掛け算記号;以下同様)。
つまり、2xc+r=c または 2xc+r=c+6 なので、c=-rまたは c=6-r。r=0or1だから、c=0 (繰り上がりなし)または c=5 (繰り上がり1)。
c=0 ということは6進表現で de x 2=ba かつ ab x 2=ed すなわち、 d4 x 2=b2, 2b x 2=4dだから、
2xd+1=b, bx2=d でなければならないが、これは不可能。
だから、c=5でなければならない。

#ここでは分かりやすい説明にするために細かく書きましたが、
#こうした問題に慣れれば上記のようなことは式をかかずにすぐわかります。
#慣れてなければ、6進数だから各桁0から5の6種類しか
#可能性がなく、文字数も5種類なので、いろいろ考えるより
#順に数を入れて調べた方が早いこともあります
#(c=0,5はcに0から5を順に代入して試すとした方が簡単か)。

##本問でも(1)でeを決めればaが決まり、最上位の具合を調べ
##a,eの可能性を絞る、としています。
##(2)でもdを決めればbが決まるので、b,cの組み合わせ
##36通りを調べれば確実に答がでますが、
##想定解は、(1)の考え方を生かして
##dを決めた後上2桁の様子を調べて解を絞る
##というものでしょう。

No.88526 - 2024/08/04(Sun) 07:47:46
期待値 高2 / アルファ
赤玉5個と白玉2個が入った袋から元に戻さないで1個ずつ続けて3回玉を取り出す時、赤玉の出る個数をXとする。確率変数Xの期待値を求めよ。答え15/7なのですが解き方がわかりません。教えてください
No.88517 - 2024/08/01(Thu) 21:51:38

Re: 期待値 高2 / らすかる
赤玉1個の確率は5C1×2C2/7C3
赤玉2個の確率は5C2×2C1/7C3
赤玉3個の確率は5C3×2C0/7C3
なので求める期待値は
(5C1×2C2/7C3)×1+(5C2×2C1/7C3)×2+(5C3×2C0/7C3)×3=15/7

別解
何個目でも赤玉である確率は5/7つまりn個目の赤玉の期待値は5/7個なので
3回取り出せば5/7×3=15/7

No.88518 - 2024/08/01(Thu) 23:16:19
数学の問題 / たろす
【至急】数学の問題

重回帰分析において独立変数間の仮定が完全に満たされた場合の最小二乗推定値を説明しなさい

わかる方解いていただきたいです

No.88503 - 2024/07/31(Wed) 13:45:06
複素数 / Higasino
複素数からの出題です。何卒よろしくお願いいたします。以下問題
No.88500 - 2024/07/31(Wed) 08:25:05

Re: 複素数 / ヨッシー
ω=(-1+√3i)/2
ω^2=(-1−√3i)/2
ω^3=1
であることから、
 ω^5=ω^2
 ω^4=ω
 1/ω=ω^2
これより
 (左辺)=ω^2+2ω+1+ω^2−3ω+2+ω^2
  =3ω^2−ω+3
さらに、ω^2=−ω−1 より
 (左辺)=3ω^2−ω+3=3(−ω−1)−ω+3=−4ω
よって、a=−4, b=0

No.88501 - 2024/07/31(Wed) 09:32:36

Re: 複素数 / Higasino
^_^
ご回答ありがとうございます。ご返信が遅くなり大変申し訳ありませんでした。ご意見いただけると幸いです。

No.88504 - 2024/07/31(Wed) 18:06:25

Re: 複素数 / ヨッシー
補1をどこまで自明な性質として認めるかというところはありますが、
筋道は良いと思います。

あと、b=0 ですね。

No.88511 - 2024/08/01(Thu) 08:50:38

Re: 複素数 / Higasino
ご意見ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
No.88515 - 2024/08/01(Thu) 10:47:52
追伸 / Higasino
^_^ご返信が遅くなり申し訳ございませんでした
No.88498 - 2024/07/31(Wed) 08:21:05
以上よろしくお願いいたします

No.88499 - 2024/07/31(Wed) 08:23:26
和積の公式 / アルファ
0≦x<2πの時cos5x+cosx=0を解け 和積の公式で2cos3θcos2θに変形した続きがわかりません 教えてください
 
1つ前の質問の三角関数の合成の問題条件忘れてました0≦x<2πです

No.88492 - 2024/07/29(Mon) 22:55:59

Re: 和積の公式 / ヨッシー
2cos3θcos2θ=0 であるなら、
 cos3θ=0 または cos2θ=0
より、
 3θ=π/2, 3π/2, 5π/2, 7π/2, 9π/2, 11π/2
 2θ=π/2, 3π/2, 5π/2, 7π/2
これらより
 θ=π/6, π/2, 5π/6, 7π/6, 3π/2, 11π/6
 θ=π/4, 3π/4, 5π/4, 7π/4
これらが答えとなります。

No.88494 - 2024/07/30(Tue) 08:18:20
sin,cosの合成 / アルファ
√2(sinx + cosx)>1 を解け 答え0≦x<(7/12)π、(23/12)π
計算はやってみたんですけどこの答えになりません。
解き方教えてください

No.88490 - 2024/07/29(Mon) 22:40:07

Re: sin,cosの合成 / アルファ
すみません答え2つ目(23/12)π<x<2πです
No.88491 - 2024/07/29(Mon) 22:42:08

Re: sin,cosの合成 / ヨッシー
0≦x<2π の範囲で解け、という問題だとします。

変形すると
 sin(x+π/4)>1/2
になると思いますが、
 π/4≦x+π/4<9π/4
の範囲で解くと、
 π/4≦x+π/4<5π/6
 13π/6<x+π/4<9π/4
それぞれの辺からπ/4 を引いて
 0<x≦7π/12
 23π/12<x<2π
となります。

No.88493 - 2024/07/30(Tue) 08:09:57
大学2年複素関数 / kawarisa
度々質問すみません、、、
手がつけられなくて困ってます、、、
宜しくお願いいたします。

No.88482 - 2024/07/28(Sun) 17:05:14

Re: 大学2年複素関数 / ast
# これはまったく回答ではないのだけれど.
WolframAlpha に投げてみたところ (直接的な結果はうまく返ってこなかったが), (1) π/(2a^2b), (2) π/(2b) になるような気がする.

No.88487 - 2024/07/29(Mon) 03:00:44

Re: 大学2年複素関数 / ポテトフライ
f(x)=(x^2-a^2)^2+b^2*x^2=(x^2+A^2)^2+B^2
ただしA=・・・,B=・・・(a,bの式)
と変形できるので
∫1/f(x)dx
=∫1/{(x^2+A^2+iB)(x^2+A^2-iB)}dx
=1/(2iB)∫{1/(x^2+A^2-iB)+1/(x^2+A^2+iB)}dx
=arctanを用いた原始関数(ちょっとごり押し気味

∫x^2/f(x)dxについても同様

とするのが簡単なんじゃないかと思います。
途中の不定積分などは適当な置換をすればいます。



※タイトルから察するに、本当は留数定理を用いて計算してほしいのだと思うが、a,bの大小に関する場合分けなどが煩雑なので、避けた。(途中までやった感じ、積分路もf(x)=0となる点をうまく避けるように指定する必要があるので非常に面倒だと感じた。
※留数定理を用いた計算をしたい場合は、例えば
一松信 函数論入門(1957)
などを参照してみてください。複素関数論の一歩踏み込んだ書籍でないと、複雑な積分路に関する留数解析が載っていません。

No.88488 - 2024/07/29(Mon) 11:21:57

Re: 大学2年複素関数 / X
横から失礼します。
(1)(2)を複素積分を使って計算してみましたので
アップしておきます。

極の複素平面上の配置をa,bの値に対して場合分けして
調べてみましたが、複素平面上の実軸に関して上側
にあるものの値は、変わらないようです。


(1)
f(x)は偶関数ゆえ
∫[x:0→∞]dx/f(x)=(1/2)∫[x:-∞→∞]dx/f(x) (A)
ここでxの方程式
f(x)=0
を解くと
(x^2-ibx-a^2)(x^2+ibx-a^2)=0
∴x=ib±√(4a^2-b^2),-ib±√(4a^2-b^2) (B)
(B)において
(i)4a^2-b^2≧0のとき
複素平面上で実軸に関して上半面にあるのは
x=ib±√(4a^2-b^2)
に対応する点。
(ii)4a^2-b^2<0のとき
√(4a^2-b^2)=i√(b^2-4a^2)
∴複素平面上で実軸に関して上半面にあるのは
やはり
x=ib±√(4a^2-b^2)
に対応する点。

ここで
C'={z|z=t,t:-r→r}
C"={z|z=re^(iθ),θ:0→π}
C=C'∪C"
(但し、rはr>0なる定数)
なる経路C',C",Cに対し
∫[C]dz/f(z)=∫[C']dz/f(z)+∫[C"]dz/f(z)
を考えると、
r→∞のとき
|∫[C"]dz/f(z)|→0(証明は省略します)
∴∫[C"]dz/f(z)→0
∫[C']dz/f(z)→∫[x:-∞→∞]dx/f(x)
又、(i)(ii)より、Cの内部に含まれる1/f(z)の極は
z=ib±√(4a^2-b^2)
になります。

よって、z=uを1/f(z)における極として
z=uにおける留数を
Res[1/f(z)|z=u]
と書くことにすると、(A)と留数定理により
∫[x:0→∞]dx/f(x)
=(1/2)・2πi{Res[1/f(z)|z=ib+√(4a^2-b^2)]+Res[1/f(z)|z=ib-√(4a^2-b^2)]}
=πilim[z→ib+√(4a^2-b^2)]{z-{ib+√(4a^2-b^2)}}/f(z)
+πilim[z→ib-√(4a^2-b^2)]{z-{ib-√(4a^2-b^2)}}/f(z)
=πi/f'(ib+√(4a^2-b^2))+πi/f'(ib-√(4a^2-b^2))

ここで
f'(z)=2(z^2-a^2)・2z+2zb^2
=2z(2z^2-2a^2+b^2)

α=ib+√(4a^2-b^2)
β=ib-√(4a^2-b^2)
と置くと、α、βはxの二次方程式
x^2-ibx-a^2=0 (C)
の解ゆえ、解と係数の関係から
α+β=ib
αβ=-a^2
又(C)より
α^2=ibα+a^2
∴f'(α)=2α(2α^2-2a^2+b^2)
=2α(2ibα+b^2)
=2b(2iα^2+bα)
=2b(-bα+2ia^2)
同様に
f'(β)=2b(-bβ+2ia^2)
以上から
∫[x:0→∞]dx/f(x)=πi/{2b(-bα+2ia^2)}+πi/{2b(-bβ+2ia^2)}
=(πi/2b){-b(α+β)+4ia^2}/{-4a^4-2i(α+β)ba^2+αβb^2}
=(πi/2b){-ib^2+4ia^2}/{-4a^4+2(ab)^2-(ab)^2}
=(π/2b)(b^2-4a^2)/{-4a^4+(ab)^2}
=π/(2ba^2)

No.88495 - 2024/07/30(Tue) 19:06:21

Re: 大学2年複素関数 / X
(2)
これは(1)の過程を使います。
g(z)=f(z)/z^2={z-(a^2)/z}^2+b^2
と置くと、(1)の過程と同様にして
∫[x:0→∞]{(x^2)/f(x)}dx=πi/g'(α)+πi/g'(β)
ここで
g'(z)=2{z-(a^2)/z}{1+(a^2)/z^2}
=2(z^2-a^2)(z^2+a^2)/z^3
∴(1)と同様にして、次数落としでg'(α),g'(β)を求めると
g'(α)=2(ibα+a^2-a^2)(ibα+a^2+a^2)/{α(ibα+a^2)}
=2ibα(ibα+2a^2)/{α(ibα+a^2)}
=2ib(ibα+2a^2)/(ibα+a^2)
g'(β)=ib(ibβ+2a^2)/(ibβ+a^2)
∴∫[x:0→∞]{(x^2)/f(x)}dx={π/(2b)}{(ibα+a^2)/(ibα+2a^2)+(ibβ+a^2)/(ibβ+2a^2)}
={π/(2b)}{(ibα+a^2)(ibβ+2a^2)+(ibα+2a^2)(ibβ+a^2)}/{(ibα+2a^2)(ibβ+2a^2)}
={π/(2b)}{-2αβb^2+3(α+β)iba^2+4a^4}/{-αβb^2+2(α+β)iba^2+4a^4}
={π/(2b)}{2(ab)^2-3(ab)^2+4a^4}/{(ab)^2-2(ab)^2+4a^4}
={π/(2b)}{-(ab)^2+4a^4}/{-(ab)^2+4a^4}
=π/(2b)

No.88497 - 2024/07/30(Tue) 19:39:37
大変! / ホイホイ子
我が家の新築の豪邸に早速ゴキブリが出ました。ちょうどエクササイズ中だったので、フラフープをぶん投げました。
はなれたところから観察していると、ゴキブリは床に落ちたフラフープの上を激しく反時計回りに等速円運動しています。
ペットがおり殺虫スプレーが使えないので、フラフープめがけゴキブリが嫌がる香りのアロマオイル(高価)を一滴かけようと思います。
はなれたところからアロマオイルを一滴発射するので、狙うことはできません。フラフープの周上の一点に無作為にアロマオイルが付着します。
ゴキブリはアロマオイルの付着した箇所からその箇所におけるフラフープの接線へと進路を変更し、勢いを維持したまま接線上を直進して壁まで到達するものと予想されます。
そこで、あらかじめ壁に粘着テープを貼っておき、逃げてきたゴキブリを捕獲しようと思うのですが、ゴキブリを捕獲する確率を最も高めるには、粘着テープをどこに貼ればよいでしょうか?

なるべく正確に粘着テープを貼る位置を知りたいので、
フラフープをx^2+y^2=1、壁をx=a(≧1)、粘着テープの長さをd(>0)
として回答していただいてもかまいません。

No.88478 - 2024/07/28(Sun) 15:01:12

Re: 大変! / らすかる
アロマオイル点を(cosθ,sinθ) (π<θ<2π)とおくと
その点における接線はxcosθ+ysinθ=1
この接線と壁(x=a)の交点のy座標はy=(1-acosθ)/sinθ
これより
cosθ=2π-{a+y√(a^2+y^2-1)}/(a^2+y^2)
なので
f(t)=arccos({a+t√(a^2+t^2-1)}/(a^2+t^2))
-arccos({a+(t+d)√(a^2+(t+d)^2-1)}/(a^2+(t+d)^2))
とおいてf(t)が最大値をとるtを調べればよいことがわかります。
(t<0の範囲に最大値が存在し、粘着テープの位置は(a,t)から(a,t+d)までとなります)
しかしf(t)の式を微分すると高次でとんでもなく長い式となり解けません。
従って具体的な数値に対して数値的に計算するしかないと思います。

No.88489 - 2024/07/29(Mon) 21:44:33
大学2年複素関数 / kawarisa
コーシーリーマン関係式を使いそうだと思ったのですが、使っていくと式がめちゃくちゃになって詰んでしまいました、、、
宜しくお願いいたします。

No.88477 - 2024/07/28(Sun) 14:40:17

Re: 大学2年複素関数 / ast
F(z)=:U(x,y)+i⋅V(x,y) に関するコーシー・リーマンの式: ∂U/∂x=∂V/∂y かつ ∂U/∂y=-∂V/∂x ……(*) を問題の指示に従って既知であるとして, 一方, F(z)(=z⋅f(z))= (x+iy)(u+iv) = (xu-yv) + i(xv+yu) だから具体的に U=xu-yv および V=xv+yu = (e^(-x)cos(y)). とくに V(x,y) について
 ∂V/∂x = -cos(y)e^(-x) かつ ∂V/∂y = -e^(-x)sin(y),
したがって (*) を適用すれば U(x,y) に関し
 ∂U/∂y = e^(-x)cos(y), ∂U/∂x = -e^(-x)sin(y). ∴U = e^(-x)sin(y).
つまり, F(z) = e^(-x)sin(y)+ie^(-x)cos(y) = i⋅e^(-x)(cos(-y)+isin(-y)) = i⋅e^(-z), ∴f(z)=(i⋅e^(-z))/z.

# コーシー・リーマンの適用で滅茶苦茶になりそうな要素をとくに感じないが, なにがあったのだろう……???
## 強いて言うなら最後 x,y を使わず z の式にまとめられるかあたりはそういう要素はあるかもしれない
## (が, おそらくはべつに x,y を用いた表示のままでもそこまで咎められたりはしなさそうだしな……).

No.88479 - 2024/07/28(Sun) 16:10:02

Re: 大学2年複素関数 / kawarisa
astさん、ありがとうございます!ポカしてしまって間違えていました……
ほんとにありがとうございます!

No.88480 - 2024/07/28(Sun) 16:43:18

Re: 大学2年複素関数 / kawarisa
質問させていただきたいのですが、f(z)は正則関数であるのに、z=0で正則でないのは大丈夫なのでしょうか?
No.88481 - 2024/07/28(Sun) 16:46:47

Re: 大学2年複素関数 / IT
そもそもz=0では
 xv+yu = e^(-x)cos(y) は、成り立たないのでは?

No.88483 - 2024/07/28(Sun) 18:10:36
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