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(No Subject) / ヒキニート
三角形ABCの辺AB上(端点を含まない)に相異なる点Q、Rがあり、辺BC上に相異なる点S、Tがあり、辺CA上に相異なる点U、Pがあり、BC//PQ、CA//RS、AB//TUを満たしている。
(1)6点P、Q、R、S、T、Uが同一円周上にあることと、(BC-PQ):(CA-RS):(AB-TU)=BC^3:CA^3:AB^3は同値であることを示せ。
(2)P、Q、R、S、T、Uが同一円周上にあるとき、その円の中心は(P、Q、R、S、T、Uの取り方によらず)三角形ABCのみによって決まる直線上にあることを示せ。

No.24658 - 2014/03/01(Sat) 15:52:00
デルタ関数 / ぴーちく
δ(x-1/n)はデルタ関数とする。
Σ_{n=1}^∞(1/2^n)δ(x-1/n)が[0,1]で一様収束することを示すにはどうすればよろしいでしょうか?

No.24655 - 2014/03/01(Sat) 07:35:48

Re: デルタ関数 / ペンギン
δ関数だとすると、δ(0)の値が定義されないので、
クロネッカーデルタのような意味あいでしょうか?

つまりδ(0)=1となるような関数です。

もし、そのような意味だとすると、あるε>0に対し、
1/2^N <εとなるNを選びます。

f(x)=Σ_{n=1〜∞}(1/2^n)δ(x-1/n)
f_n(x)=Σ_{n=1〜n}(1/2^n)δ(x-1/n)とすると、

n>Nなるnに対し、
g_n(x)≡|f_n(x)-f(x)|は
0≦x≦1/2^nで、f_n(x)=0なので、g_n(x)=|f(x)|≦1/2^n<ε
1/2^n<x≦1でf(x)=f_n(x)なので、g_n(x)=0<ε

となり、一様収束することが示せました。

No.24657 - 2014/03/01(Sat) 15:28:47
(No Subject) / ヒキニート
X君とY君が16回じゃんけんをする。
X君はグーを5回、チョキを5回、パーを6回、
Y君はグーを5回、チョキを6回、パーを5回出すことにする。
2人の勝ちの数が等しくなることはあり得ないことを証明せよ。

No.24652 - 2014/03/01(Sat) 01:33:27

Re: / IT
(略解)
X君はグー5回、チョキ5回、パー6回の順
Y君はグー5回、チョキ6回、パー5回の順
…(「元の順番」と呼ぶ)に 出すと、X君の0勝、Y君の1勝、(15分け)となる。

Y君の出す手のある2箇所を互いに入換えることを「互換」と呼ぶ。

Y君の出す手の順番のすべては「元の順番」にいくつかの適当な「互換」を施すことによって作ることが出来る。

任意の「互換」による勝ち数の差の増減(=Y君の勝ちの数の増減-X君の勝ちの数の増減)=0、±3となることを示す。

Y君の手を入替える2箇所を<(X君の手1,Y君の手1),(X君の手2,Y君の手2)>で表わす。
 X君の手1,2が同じか、Y君の手1,2が同じ場合は、Y君の手を入替えても勝ち数の差の増減=0
 <(グー,グー),(チョキ,チョキ)>⇔<(○グー,チョキ),(チョキ,○グー)>の互換パターンだと、増減=±0
 <(グー,グー),(○チョキ,パー)>⇔<(グー,○パー),(チョキ,○グー)>の互換パターンだと、増減=±3
 <(○グー,チョキ),(○チョキ,パー)>⇔<(グー,○パー),(チョキ,チョキ)>の互換パターンだと、増減=±3

よって、y君の勝ちの数-X君の勝ちの数=1+3k(kは整数)となり、y君の勝ちの数-X君の勝ちの数=0となることはない。

No.24653 - 2014/03/01(Sat) 02:38:09

Re: / IT
任意の置換が互換の積で表せることは、証明が必要です。
もっとすっきりした証明があるかも知れません。

No.24654 - 2014/03/01(Sat) 02:53:54

Re: / らすかる
グーを0、チョキを1、パーを2としてmod3で考えます。
X君が勝ったとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡1です。
Y君が勝ったとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡-1です。
あいこのとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡0です。
よって勝ちの数が等しいとき
(Y君が出した手の値の合計)−(X君が出した手の値の合計)≡0
ですが、
(X君の手の値の合計)=0×5+1×5+2×6=17≡2
(Y君の手の値の合計)=0×5+1×6+2×5=16≡1
ですから、16回終わった後は
(Y君が出した手の値の合計)−(X君が出した手の値の合計)≡-1
となり、勝ちが同数となることはありません。

No.24659 - 2014/03/01(Sat) 16:52:23

Re: / ヒキニート
お二方ともありがとうございます!
図形の問題もあるのでよかったら解いてみてください!

No.24660 - 2014/03/01(Sat) 17:01:22
高1数A / ちよ
答えの数字は分かってるのですが、解説がなくて困ってます。
どなたか解説をお願いしますm(__)m

<問>
15で割っても、18で割っても余りが11となるような正の整数をすべて求めよ。

<解答>
90n+11
(n=0、1、2…)

No.24649 - 2014/02/28(Fri) 22:04:47

Re: 高1数A / X
求める正の整数を15,18で割ったときの商をl,mとすると
15l+11=18m+11
これより
5l=6m
5と6は互いに素ですので
m=5k(k=0,1,2,…)
と置くことができます。
よって求める正の整数は
18m+11=18・5k+11
=90k+11(k=0,1,2,…)
となります。

No.24650 - 2014/02/28(Fri) 22:39:59

Re: 高1数A / ちよ
こんなに早くに回答してくださり、本当にありがとうございます!!
とてもスッキリしました

本当にありがとうございましたm(_ _)m

No.24651 - 2014/02/28(Fri) 23:04:33
(No Subject) / ヒロキ
今年の京大理系数学の大問2の確率に関して質問なのですが、僕は初項をn=1の時と考えて計算したのですが、予備校の解答速報ではn=0の時が初項になってました。僕の解答は誤っているのでしょうか?ちなみに、n = 1が初項としたときの解答としては計算ミスはなく正しい結果が出ています。
No.24642 - 2014/02/28(Fri) 08:48:59

Re: / らすかる
「今年の京大理系数学の大問2」の内容を知っている人しか回答できませんが、それでいいですか?
(私は知りませんので回答できません)

No.24643 - 2014/02/28(Fri) 10:23:31

Re: / ヒロキ
申し訳ありません。この問題です。

2つの粒子が時刻0において、△ABCの頂点Aに位置している。これらの粒子は独立に運動し、それぞれ1秒ごとに隣の頂点に等確率で移動するとする。例えば、ある時刻で点Cにいる粒子はその1秒後には、点Aまたは点Bにそれぞれ1/2の確率で移動する。この2つの粒子が時刻0のn秒後に同じ点にいる確率P(n)を求めよ。

No.24644 - 2014/02/28(Fri) 10:49:33

Re: / らすかる
この問題でしたら、初項をn=1としたら減点される可能性があります。
「2つの粒子は時刻0の0秒後に同じ点にいる確率P(0)=1」
と考えられるからです。

No.24645 - 2014/02/28(Fri) 10:53:44

Re: / ヒロキ
回答してくださってありがとうございます。
やはり大幅に減点されるのでしょうか。。。

No.24646 - 2014/02/28(Fri) 11:22:08

Re: / らすかる
いや、「大幅に」減点するような内容ではありませんので、
減点されてもわずかだと思います。

No.24647 - 2014/02/28(Fri) 12:42:27

Re: / ヒロキ
少し安心しました。
ありがとうございました。

No.24648 - 2014/02/28(Fri) 13:13:43
(No Subject) / ヒキニート
初等幾何の問題です。どなたかお願いします。
No.24640 - 2014/02/27(Thu) 19:38:02
今週不在がちです。 / ヨッシー
今週は、海外出張中のため、回答が十分にできないと思われます。
ご了承ください。

よろしくお願いします>>常連の方々

No.24636 - 2014/02/26(Wed) 09:03:25

Re: 今週不在がちです。 / よう
はい。
お疲れ様です。
帰ったら、宜しくお願いします。

No.24637 - 2014/02/26(Wed) 15:08:33
(No Subject) / ヒキニート
この問題の解答誰かお願いします。
No.24629 - 2014/02/25(Tue) 19:18:32

解答速報(東大前期理科系) / 黄桃
代ゼミが解答速報を出していますよ。ほかも全部出てます。
あってるかどうかは確認してませんが、信用していいと思います。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/sokuho/recent/tokyo/zenki/index.html

#出典くらい書くべきでしょうね。

No.24634 - 2014/02/26(Wed) 00:36:42
(No Subject) / ヒキニート
今年の東大の問題です。
No.24628 - 2014/02/25(Tue) 19:17:57
(No Subject) / ヒキニート
この問題の解答解説お願いします。
No.24627 - 2014/02/25(Tue) 19:16:03

Re: / IT
(1)P[1]=1/(a+3),P[2]=(a+2)/{(a+3)(a+1)}
(2)r=1/(a+1)とおく
n回目に赤玉が出るのはn-1回目が白玉のときだけで
P[n]=r(1-P[n-1])
この漸化式を解くと
P[n]-r/(r+1)=(-r){P[n-1]-r/(r+1)}
P[n]={(-r)^(n-2)}{P[2]-r/(r+1)}+r/(r+1)
={(-r)^(n-2)}{(a+2)/{(a+3)(a+1)}-r/(r+1)}+r/(r+1)
={(-1/(a+1))^(n-2)}{(a+2)/{(a+3)(a+1)}-1/(a+2)}+1/(a+2)
検算整理は自分でどうぞ。

(3)lim(1/mΣ等比数列部分)=0なので ※厳密には和を求める
lim(1/m)Σ[n=1..m]P[n]=lim(1/m)Σ[n=3..m]{1/(a+2)}=1/(a+2)

No.24633 - 2014/02/25(Tue) 23:54:19
(No Subject) / ヒキニート
この問題の解答解説お願いします
No.24626 - 2014/02/25(Tue) 19:15:08

Re: / IT
(1)の方針 ∠ROP=θとおき ベクトルの内積からθを求める

OP↑・OR↑=(1,0,tanα)・(0,1,tanβ)=√(1+(tanα)^2)√(1+(tanβ)^2)cosθ
tanαtanβ=√(1+(tanα)^2)√(1+(tanβ)^2)cosθ
cosθ=tanαtanβ/{√(1+(tanα)^2)√(1+(tanβ)^2)}
(sinθ)^2=1-(cosθ)^2=1-(tanαtanβ)^2/{(1+(tanα)^2)(1+(tanβ)^2)}
={1+(tanα)^2+(tanβ)^2)}/{(1+(tanα)^2)(1+(tanβ)^2)}
sinθ=√{1+(tanα)^2+(tanβ)^2)}/√{(1+(tanα)^2)(1+(tanβ)^2)}…(ア)

四角柱の向かい合う側面は平行なので、□OPQRは平行四辺形で
S=sinθ√(1+(tanα)^2)√(1+(tanβ)^2)
(ア)を代入
=√{1+(tanα)^2+(tanβ)^2)}

No.24630 - 2014/02/25(Tue) 20:49:11

Re: / IT
(2)
tanα+tanβ=xとおく
加法定理により
tan(α+β)=(tanα+tanβ)/(1-tanαtanβ)=1
よってtanαtanβ=1-x
S^2=1+(tanα)^2+(tanβ)^2=(7/6)^2
(tanα+tanβ)^2-2tanαtanβ+1-(7/6)^2=0
x^2-2(1-x)+1-49/36=0
x^2+2x-85/36=0
36x^2+72x-85=0
(6x-5)(6x+17)=0
x≧0なのでx=tanα+tanβ=5/6
tanαtanβ=1-x=1/6
よってtanα,tanβはt^2-(5/6)t+(1/6)=0の2つの実数解
(t-1/2)(t-1/3)=0
0≦α≦β<π/2 なので 0≦tanα≦tanβ
よってtanα=1/3

No.24632 - 2014/02/25(Tue) 22:11:40

Re: / IT
これは今年の東大入試で解答速報が各予備校から出てるんですね。
私の答案は√(1+(tanα)^2)、√(1+(tanβ)^2)を入れるのが早すぎて記述が煩雑になってますが、そのまま残しておきます。

No.24639 - 2014/02/27(Thu) 19:23:20

Re: / ヒキニート
ITさんありがとうございました!
No.24641 - 2014/02/27(Thu) 19:40:24
(No Subject) / よう
せんせい。
教えて下さい。http://imgur.com/z3q3IJS

No.24624 - 2014/02/25(Tue) 15:14:01

Re: / ヨッシー
y=2ax+1, y=3bx+3 において、
 両直線が直交する⇔傾きの積が−1
より、6ab=-1 よって、 ab=-1/6

また、x=-1 を代入した時の両直線のy座標が同じであるので、
 -2a+1=-3b+3
a=3b/2−1 をab=-1/6 に代入して、
 b(3b/2−1)=-1/6
これを解いて、
 9b^2−6b+1=0
 (3b-1)^2=0
 b=1/3, a= -1/2

(3)
はグラフを描いて確認してみて下さい。

No.24638 - 2014/02/26(Wed) 18:27:09
恒等式の割り算の問題 / さかなくん
写真の青○で囲んだ二箇所がなぜそのように現してよいのかが、まかりません。

私は下記の別解の方で回答しようとしましたが、青○で囲んだ箇所がなぜそのように書いてよいのかがわかりません。

ご指導よろしくお願いします。

No.24618 - 2014/02/25(Tue) 01:59:44

Re: 恒等式の割り算の問題 / angel
1つ目:
2段階で考えてみましょうか。
先に注意ですが、その前にある「余りをax^2+bx+cとする」は、今回使わないし邪魔なだけなので無視してください。

まず、F(x)を(x+1)^2で割った商をP(x)としましょう。余りは2x+1と与えられているので、F(x)=(x+1)^2・P(x)+2x+1 です。
では次に、このP(x)をx-1で割った時の商をQ(x)、余り ( 定数になる ) をaと置いてみましょう。
すなわち、P(x)=(x-1)Q(x)+a です。
で、さっきの式に代入してみると
 F(x)=(x+1)^2・{ (x-1)Q(x)+a } +2x+1
ということで、青囲みの式が出てきます。慣れてくれば、この2段階の処理を一気に扱うことができます。

No.24619 - 2014/02/25(Tue) 07:41:48

Re: 恒等式の割り算の問題 / angel
2つ目:
先ほどもちょっとありましたが、x-1 等の1次式で割った余りは定数 ( 0次式と言った方が分かり易い? ) になります。
今回、A, C に対して x-1 で割った余りを k と置いてみると、
 A(x)=(x-1)C(x)+k
です。
この関係式は恒等式なので、xがどんな値でも成り立つもの。
で、一例として x=1 の時を考えると A(1)=k となります。
※Cの中身に関係なく成立することに注意。とてもラッキーで都合が良いですね!!
この情報を利用して k を置き換えれば、
 A(x)=(x-1)C(x)+A(1)
となります。この式のA(1)を更に実際の値に置き換えたのが青囲みの式です。
これは良く使うので、まあ、やはり慣れですね。

No.24620 - 2014/02/25(Tue) 07:57:12

Re: 恒等式の割り算の問題 / さかなくん
一つ目はわかりましたが、二つ目の A(x)=(x-1)C(x)+A(1)
A(x)=(x-1)C(x)+1なのですが。なぜこれを作るかが
りかいできないんですが。

単純に今回はF(x)を(x+1)^2(x-1)で割った時の余りのを求めるという問題なので、・・・?@に代入して(x+1)^2(x-1)で割った式F(x)を導くために逆算してA(x)=(x-1)C(x)+1が必要だから、作ったっていう事でよいのでしょうか?

また、解答と別解二つありますがどちらを使ったほうが
良いとかありましたらお聞かせください。

よろしくお願いします。

No.24623 - 2014/02/25(Tue) 13:36:34

Re: 恒等式の割り算の問題 / angel
> 二つ目の …。なぜこれを作るかがりかいできないんですが。
青囲みの次の行を観てください。
 F(x)=(x+1)^2・{ (x-1)C(x)+1 } +2x+1
私が1つ目の説明で書いた
 F(x)=(x+1)^2・{ (x-1)Q(x)+a } +2x+1
とソックリだと思いませんか。
違いはa=1が既に分かっているかどうかだけですね。
ということで、実は別解と言いつつ、やっていることに大きな違いは無いのです。aを先に計算するか、後から計算するかの違いだけ。
> また、解答と別解二つありますがどちらを使ったほうが良いとかありましたらお聞かせください。
どちらでも良いです。というか同じです。
どちらかと言えば、「同じ」と見抜けるようになることの方が大事でしょうか。

No.24631 - 2014/02/25(Tue) 22:05:36

Re: 恒等式の割り算の問題 / さかなくん
最後まで解説ありがとうございました(TдT)
No.24674 - 2014/03/02(Sun) 23:41:11
因数分解 / さかなくん
a^5-a^2b^2(a-b)-b^5を因数分解する問題なんですが。
与式=(a^2-b^2)a^3+(a^2-b^2)b^3
  =(a+b)(a-b)(a^3+b^3)まで解きました。


解答を見ると、まだ(a^3+b^3)の部分ができるみたいで
(a+b)^2(a-b)(a^2-ab+b^2)となっていました。


(a+b)(a-b)(a^3+b^3)が答えでわいけないんでしょうか?
ダメなのでしたら、(a^3+b^3)=(a+b)(a^2-ab+b^2)の
公式?も覚えて因数分解できないといけないのでしょうか?


覚えるのでしたら(a^3+b^3)=(a+b)(a^2-ab+b^2)の簡単な
覚え方?なぜこのように分解してよいのかなどがありましたら、教えてください。


ちなみに(a+b)^3は覚えました。

No.24612 - 2014/02/24(Mon) 12:35:26

Re: 因数分解 / らすかる
(a+b)(a-b)(a^3+b^3) が答えではダメです。
因数分解はできる限り分解しなければなりません。
a^3+b^3 のような基本的なものは覚えましょう。
一般の奇数乗のパターンを眺めると覚えやすいと思います。
まず
a^3-1 = (a-1)(a^2+a+1)
a^5-1 = (a-1)(a^4+a^3+a^2+a+1)
a^7-1 = (a-1)(a^6+a^5+a^4+a^3+a^2+a+1)
これは右辺を展開してみればなぜこうなるのかがわかると思います。
そして左辺の-が+の場合は
a^3+1 = (a+1)(a^2-a+1)
a^5+1 = (a+1)(a^4-a^3+a^2-a+1)
a^7+1 = (a+1)(a^6-a^5+a^4-a^3+a^2-a+1)
のように、右辺の(a-1)が(a+1)になって、右側のカッコ内は+-が交互になります。
左辺の1がb^nの場合は
a^3-b^3 = (a-b)(a^2+ab+b^2)
a^5-b^5 = (a-b)(a^4+a^3b+a^2b^2+ab^3+b^4)
a^7-b^7 = (a-b)(a^6+a^5b+a^4b^2+a^3b^3+a^2b^4+ab^5+b^6)
つまりaの次数が減った分、bの次数が増え、カッコ内の各項の次数が同じになります。
左辺の-が+の時は上と同じように符号が変わります。
a^3+b^3 = (a+b)(a^2-ab+b^2)
a^5+b^5 = (a+b)(a^4-a^3b+a^2b^2-ab^3+b^4)
a^7+b^7 = (a+b)(a^6-a^5b+a^4b^2-a^3b^3+a^2b^4-ab^5+b^6)
左辺がa^n-b^nのように引き算の場合は、偶数乗にも適用できます。
a^n+b^nでnが偶数の場合は、上のようには出来ません。
ただし、nが3以上の奇数で割り切れる場合は、例えばn=6ならば
a^6+b^6=(a^2)^3+(b^2)^3のように考えてa^3+b^3の公式が使えます。

No.24613 - 2014/02/24(Mon) 14:39:32

Re: 因数分解 / IT
nが奇数のときは
a^3+b^3 = a^3-(-b)^3 ={a-(-b)}{a^2+a(-b)+(-b)^2}
などと考えることもできます。

No.24615 - 2014/02/24(Mon) 19:32:40

Re: 因数分解 / さかなくん
例を使ってご説明ありがとうございました。
法則が決まっている事が分かりましたので、
覚えきれない所はその法則に従い導き出そうと思います。
また,符合が忘れてしまった時は、符号を変えたりして
計算して適したものを導きだして確認してから
使用するようにしたいと思います。

No.24621 - 2014/02/25(Tue) 12:04:32
(No Subject) / ぼるしち
解答解説お願いします


直線l:y=2xの法線ベクトルを→n=(a,b)として、点(x,y)と直線lとの距離をhと
する。ただし,|n→|=1でa>0とする
以下の問いに答えよ

(1)→nの成分(a,b)を求めよ

(2)原点をOとして,→0でない→OPに対し
→OPと→nのなす角Θを用いて表せ。また、hをx,yを用いて表せ

(3)曲線Cの方程式(x、yの関係式)を求めよ

(4)曲線Cと直線y=t(tは定数)との共有点の個数を求めよ

(5)曲線Cと直線y=tが2個共有点Q,Rを持つとき、線分QRの長さをtを用いて表せ

(6)曲線Cと直線y=0とで囲まれる面積Sを求めよ

No.24609 - 2014/02/23(Sun) 23:41:41

Re: / ぼるしち
問題に不備がありました 
すみません

直線l:y=2xの法線ベクトルを→n=(a,b)として、点(x,y)と直線lとの距離をhと
する。ただし,|→n|=1でa>0とする
以下の問いに答えよ

(1)→nの成分(a,b)を求めよ

(2)原点をOとして,→0でない→OPに対し
→OPと→nのなす角Θとする。この時、hを|→OP|とΘを用いて表せ。また、hをx,yを用いて表せ

以下では、曲線Cを点A(1,0)と直線lからの距離が等しい点P(x,y)の軌跡とする

(3)曲線Cの方程式(x、yの関係式)を求めよ

(4)曲線Cと直線y=t(tは定数)との共有点の個数を求めよ

(5)曲線Cと直線y=tが2個共有点Q,Rを持つとき、線分QRの長さをtを用いて表せ

(6)曲線Cと直線y=0とで囲まれる面積Sを求めよ

No.24611 - 2014/02/24(Mon) 12:28:13

Re: / sp@rk
(1)直線l:2x-y=0の法線ベクトルの一つは(2,-1)なので,条件を満たす法線ベクトルは,
 →n=(2/√5,-1/√5)
※直線ax+by+c=0の法線ベクトルの一つは(a,b)

(2)点Pから直線lに下ろした垂線との交点をHとすると,なす角θは0≦θ≦π/2としてよい.よって,
 h=|→PH|=|→OP|sinθ (※△OPHが直角三角形になることに注意)
また,点と直線の距離から, h=|2x-y|/√5
※点(p,q)と直線ax+by+c=0との距離dは, d=|ap+bq+c|/√(a^2+b^2)

(3)条件から,点PはAP=h,即ち,AP^2=h^2を満たす.
AP=√{(x-1)^2+y^2},(2)からh=|2x-y|/√5なので,
 (x-1)^2+y^2=(2x-y)^2/5
整理して, x^2+4y^2+4xy-10x+5=0
※この曲線Cは,焦点(1,0),準線l:y=2xの放物線である.

(4)曲線Cと直線y=tとの共有点のx座標は連立して,
 x^2+2(2t-5)x+4t^2+5=0
判別式をDとすると,D/4=(2t-5)^2-(4t^2+5)=-20(t-1)
よって,
・t<1のとき,共有点2個 ・t=1のとき,共有点1個 ・t>1のとき,共有点0個

(5)Q(α,t),R(β,t)(α<β)とする.(4)より,t<1であり,QR=β-α
α,βは2次方程式x^2+2(2t-5)x+4t^2+5=0の解なので,解と係数の関係から,
 α+β=-4t+10,αβ=4t^2+5
∴QR^2=(β-α)^2=(α+β)^2-4αβ=(-4t+10)^2-4(4t^2+5)=80(1-t)
よって,QR=4√{5(1-t)}
※2次方程式x^2+2(2t-5)x+4t^2+5=0の解を実際に求めて,QRを計算してもよい.

(6)S=∫_0^1 xdyであり,y=tと置換すると,(5)より,x=QR=4√{5(1-t)}なので,
S=∫_0^1 QR・(dy/dt)dt=∫_0^1 4√{5(1-t)}dt=(8√5)/3
※x^2+4y^2+4xy-10x+5=0,y≧0より,
y=(-x+√{5(2x-1)})/2なので,これを5-2√5から5+2√5まで積分して求めてもよい.

No.24625 - 2014/02/25(Tue) 19:01:55
因数分解 / さかなくん(代筆)
(a^2-1)(b^2-1)-4ab 因数分解せよ
こちらが解けませんよろしくお願いします。

全体を展開したあと、a^2でくくってb^2-1の共通因数が出てきたので
そちらでまたくくり(b^2-1)(a^2-1)-4ab=(b+1)(b-1)(a+1)(a-1)-4abまで
考えたのですが、回答と違いました。
ご解説お願いします。

メールを頂いたのを、ヨッシーが代筆しました。

No.24606 - 2014/02/23(Sun) 16:39:39

Re: 因数分解 / ヨッシー
展開すると
 a^2b^2−a^2−b^2−4ab+1
=(b^2−1)a^2−4ba−b^2+1
=(b+1)(b-1)a^2−4ba−(b+1)(b-1)
これをたすき掛けにかけると

よって、
(与式)={(b-1)a-b-1}{(b+1)a+b-1}

でもって、結果を知ってからの話ですが、
 a^2b^2−a^2−b^2−4ab+1
=a^2b^2−2ab+1−a^2−b^2−2ab
=(ab−1)^2−(a+b)^2
で、二乗−二乗の形に出来ました。

No.24607 - 2014/02/23(Sun) 16:59:34

Re: 因数分解 / さかなくん
度々、すいませんたすき掛けのしたあとの
よってからがなぜ与式=〜にしていいのかがわかりません
御手数ですが、今一度解説をお願いします。

No.24610 - 2014/02/24(Mon) 11:55:13

Re: 因数分解 / ヨッシー
まず、たすき掛けの画像は見えていますか?

たすき掛けの左上のb-1がxの係数、その右の-b-1が定数項。
2行目のb+1がxの係数、その右のb-1が定数項になります。

No.24614 - 2014/02/24(Mon) 15:12:08

Re: 因数分解 / さかなくん
お手数をお掛けしました。

たすき掛けを使った因数分解は上記のような方法を使っているにはいるんですが、ざっくりと係数と定数項の値を合わせて、後は符号を合わせてオシマイといった感じでしっかり
上記のように全体まで書いて使ったことがなかったため、初めはわかりませんでした。

下記アドレスを参照にして
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/kou3/tasuki1.htm
そうなっているんだと理解して、この問題にあてはめ
やっと理解できました。

(ab−1)^2−(a+b)^2の回答でも正解なんですね
こちらのが綺麗な答えにみえますね。

巻末の解答は{(b-1)a-b-1}{(b+1)a+b-1}が記載して
ありました。

ご丁寧にありがとうございました。

No.24617 - 2014/02/25(Tue) 01:31:35
大学入試の問題 / みほ
12人を2つのグループに分ける方法は何通りあるか計算しなさい。

答えは2047通りです。
解き方教えてください。

No.24602 - 2014/02/23(Sun) 15:30:37

Re: 大学入試の問題 / IT
だれが1人をAさんとします。
Aさん以外の11人はAさんと同じグループになるか違うグループになるかの2通りなので、全部で 2^11=2048通りです

このうち全員がAさんと同じグループになる1通りを引きます。

なお2^10=1024 は分かりやすいので覚えておいて損はないでしょう。

No.24604 - 2014/02/23(Sun) 16:06:19

Re: 大学入試の問題 / ヨッシー
「分ける」というからには、全員同じグループというのは
ないことにします。
メンバーをA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L とし、まず、
A は固定し、B 以降の11人のメンバーについて、A と同じグループか
別のグループかで2通りの分け方が出来ます。
 よって、2^11=2048
このうち、全員がA と同じグループというのが1通り含まれるので、
それを除いて、 2048−1=2047(通り)

A を固定するのに抵抗があれば、グループをX,Y として、
A〜L の12人について、Xに入る、Yに入るの2通りがあり、
2^12=4096。このうち、すべてX, すべてY を除いて、
4094 通り。
X と Y を入れ換えれば、同じ分け方になるのが、2組ずつあるので、
 4094÷2=2047(通り)
という考え方もあります。

No.24605 - 2014/02/23(Sun) 16:07:36
(No Subject) / クスコ
x>0において関数

   f(x)=sin(logx)
を考える。
方程式f(x)=0の0<x≦1における解を大きい方から順にならべて

1=α_1>α_2>α_3>・・・・・・・・・・>α_n>α_(n+1)>・・・・

とする。以下の問いに答えよ。ただし,log(x)はeを底とする自然対数とする。
なお不定積分の計算においては積分定数を省略してもよい

(?@) 不定積分I(x),J(x)をそれぞれ

      I(x)=∫e^xsinx dx,J(x)=∫e^xcosx dx
とおくとき、I(x)+J(x),I(x)−J(x)を求めよ

(?A)不定積分∫f(x)dxを求めよ

(?B)a_n(n=1,2,3・・・)を求めよ

(?C)区間α_(n+1)≦x≦α_n において,曲線y=f(x)とx軸とで囲まれる部分の
面積をS_n(n=1,2,3・・・・)とする。S_nを求めよ

(?D)無限級数Σn=1からn=∞の和S_nを求めよ


解答解説お願いします

No.24601 - 2014/02/23(Sun) 15:03:18

Re: / ヨッシー
(iii) の a_n はα_1 のことですね?

(i)
I(x)=∫(e^x)'sinxdx=e^xsinx−∫e^xcosxdx
 =e^xsinx−e^xcosx−∫e^xsinxdx
 =e^xsinx−e^xcosx−I(x)
より、I(x)=e^x(sinx−cosx)/2
同様に、
J(x)=e^x(sinx+cosx)/2
よって
 I(x)+J(x)=e^xsinx, I(x)−J(x)=-e^xcosx

(ii)
t=logx とおくと dt/dx=1/x より、dx=xdt=e^tdt
 ∫f(x)dx=∫e^tsintdt=I(t)=e^t(sint−cost)/2
  =x{sin(logx)−cos(logx)}/2

(iii)
log(α_n)=-(n-1)π より
 α_n=e^{(1-n)π}

(iv)
f(x)は、α_n ごとに符号が変わるので、
 S_n=|∫[α_(n+1)〜α_n]f(x)dx|
  =|[x{sin(logx)−cos(logx)}/2][α_(n+1)〜α_n]|
 において、
 log(α_n)=(1-n)π, log(α_n+1)=(-n)π
より、
 S_n=|e^{(1-n)π}(-cos((1-n)π)/2+e^(-nπ)cos(-nπ)/2|
-cos((1-n)π) と cos(-nπ) は常に同符号の−1または1であり、
e^{(1-n)π} と e^(-nπ) は正であるので、
 S_n=[e^{(1-n)π}+e^(-nπ)]/2

(v)
S_n は S_1=(1+1/e^π)/2 で、公比 1/e^π の等比数列であるので、
 求める級数は
 S_1/(1−1/e^π)=(1+1/e^π)/{2(1−1/e^π)}

  =
n が奇数の時
 S_n=|−e^{(1-n)π}/2+e^(-nπ)/2|
  =

No.24603 - 2014/02/23(Sun) 16:00:29
フーリエ / くるくる
素朴な質問なのですが

フーリエ展開した時,必ずギプスの現象が起こるのですよね。
そうするとあくまで
f(x)≒a_0/2+Σ_{n=1}∞(a_ncos(nx)+b_nsin(nx))であって,
f(x)=a_0/2+Σ_{n=1}∞(a_ncos(nx)+b_nsin(nx))となることはないのでしょうか?

即ちフーリエ級数とはf(x)の近似式のこと?

No.24600 - 2014/02/23(Sun) 11:52:32

Re: フーリエ / くるくる
少しわかってきました。
不連続な関数のフーリエ級数は近似関数となり,
連続関数の場合はそのフーリエ級数は一致するのですね。

No.24656 - 2014/03/01(Sat) 07:42:23
(No Subject) / 智恵
こちらの(4を教えてください
No.24592 - 2014/02/23(Sun) 00:38:17

Re: / 智恵
このように
tとy
tとxの関係を図示しまして

No.24593 - 2014/02/23(Sun) 00:39:31

Re: / 智恵
答えをこのように出したのですが、k=2√2-2のときが、わかりません。
t=3こで、tが2√2-2のときxは2個共有てんをもつので、2×3の6個となると思ったのですが、5個こが正解らしいです。
なぜそうなりますか?
この三角関数の共有てんを考える問題が苦手だったのを忘れていまして困っています…
普遍的にも教えてくださると嬉しいです
どうぞよろしくお願いいたします。

No.24594 - 2014/02/23(Sun) 00:44:58

Re: / 心
tーxグラフを書けば分かりますが、t=√2となるxは一つしかありません。(tの値1つとxの値一つが対応しています)のこり二つの共有点についてはtの値一つにつきxの値が二つ対応しているので2+2+1=5個が正解です。
No.24596 - 2014/02/23(Sun) 06:25:28

Re: / IT
x-tグラフを描いておられますが、問題の条件でf(x)の定義域は0≦x≦2πですから、定義域外の x<0の部分、2π<x≦(9/4)πの部分は、グラフを描いてはダメです。

あとは、心さんのご指導のとおりです。

No.24597 - 2014/02/23(Sun) 07:06:39

Re: / 智恵
もっと細かく見るのですね
ありがとうございます!

No.24616 - 2014/02/24(Mon) 23:03:04
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